岐阜・奥飛騨の平湯温泉をサクッと巡るプチぶら散策

岐阜・奥飛騨の平湯温泉をサクッと巡るプチぶら散策

更新日:2020/06/17 13:20

ふるかわ かずみのプロフィール写真 ふるかわ かずみ 神社・パワスパ(温泉)巡りスト
岐阜の奥飛騨温泉郷の玄関口にあたる平湯温泉。その温泉のランドマークとなるバスターミナルを拠点に、グルメやカフェ、立ち寄り温泉など、周辺を徒歩でサクッと巡れる、プチぶら散策スポットをご紹介します。

食事、土産、バスターミナルが集う「アルプス街道平湯」

食事、土産、バスターミナルが集う「アルプス街道平湯」

写真:ふるかわ かずみ

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平湯温泉の入口ともなる「アルプス街道平湯」は、新宿や富山、松本などの主要駅や都市からの高速バスが発着するバスターミナルとなります。またここから新穂高温泉や高山駅まで走る路線もあり、奥飛騨温泉を動く際の起点ともなるアクセスに便利な場所です。

敷地内には無料の駐車場もあるので、もちろん車利用もOK!

食事、土産、バスターミナルが集う「アルプス街道平湯」

写真:ふるかわ かずみ

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建物内には、多くのお土産の品が揃う土産店やレストラン、テイクアウトできるお店なども併設されています。

食事ができる館内レストラン「アルプスホルン」では、飛騨グルメの代表「飛騨牛」や「けいちゃん焼き」などの飛騨グルメを中心としたメニューを提供。けいちゃんとは「鶏」のことで、通常は野菜などと炒めたものが定番ですが、ここでは唐揚げで提供されています。身も柔らかくボリュームもたっぷりで食べ応え抜群!

<アルプスホルンの基本情報>
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯
アルプス街道平湯内
営業時間:
【夏季(4/16〜11/15)】 8時30分16時30分(LO16:00)
【冬季(11/16〜4/15)】 10時00分〜15時(LO14:30)
電話番号:0578-89-2611
年中無休
※変更となる場合があるので要確認

観光案内所でパンフや情報をもらおう

観光案内所でパンフや情報をもらおう

写真:ふるかわ かずみ

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初めて行く場合、どこにどんなお店や温泉、観光スポットがあるのか知りたいところ。そこで、道路を挟んだ向かいにあるのが平湯温泉観光案内所です。

パンフレットや地図をはじめ、知りたいことがあればスタッフの方に訪ねると、地元ならではの最新の情報やおすすめスポットなども教えてもらえますよ。

<平湯温泉観光案内所の基本情報>
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1
営業時間:9:00〜17:00
電話番号:0578-89-3030
無休

平湯温泉の発見に導いた白猿を祀る「平湯神社」

平湯温泉の発見に導いた白猿を祀る「平湯神社」

提供元:平湯温泉旅館協同組合

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先ほどの観光案内所から5分も歩かない場所にあるのが「平湯神社」。
かつてこのあたりで武田軍の兵士が傷ついて心身共疲弊した際、白猿が温泉まで導いてくれ鋭気を取り戻したとされ、それが平湯温泉を見つけるきっかけになったとされています。

平湯温泉の発見に導いた白猿を祀る「平湯神社」

提供元:平湯温泉旅館協同組合

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境内にはその白猿を祀る「猿満堂(えんまんどう)」のお堂があります。
石碑には温泉発掘に至る由縁が刻まれ、町の守り主として地元からも篤く信仰されている様子が伺えます。

<平湯神社の基本情報>
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯

無料の足湯や露天風呂の「平湯の湯」でほっこり

無料の足湯や露天風呂の「平湯の湯」でほっこり

写真:ふるかわ かずみ

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神社の道路を挟んで向かいには無料の足湯があります。源泉から直接注がれる茶褐色のお湯はちょうどよい温度。源泉そのままの掛け流しです。
すぐ下には駐車できるスペースもあります(約5台程度)。

無料の足湯や露天風呂の「平湯の湯」でほっこり

提供元:平湯温泉旅館協同組合

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足湯から坂道を少しあがったところにあるのが平湯民族館が管理する、日帰り入浴施設「平湯の湯」です。

ここは男女別の露天風呂のみとなっていますが、無人なので入湯料は寸志(300円程度)を手前に設置された写真の三角屋根の設置箱に入れて入ってくださいね。

無料の足湯や露天風呂の「平湯の湯」でほっこり

提供元:平湯温泉旅館協同組合

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のれんをくぐるとすぐ脱衣場となります。脱衣場を出るとすぐ写真の露天風呂で洗い場はありません。タオル類などもないので持参が必要です。

露天風呂は男女とも、木々に囲まれ静寂に包まれる空間(写真は女湯)。

平湯温泉のお湯は硫黄香る白濁や無色透明が多い中、ここのお湯は硫黄の香り+鉄の香りもあり、お湯もやや緑色を帯びた茶褐色です(泉質は単純温泉)。湯口からは惜しげもなく源泉のお湯がドバドバと溢れ、静寂な中、その音にも癒やされます。
特に冬のシーズンは雪見露天が満喫でき、風情に浸りながら温泉を堪能できますよ。

<平湯の湯の基本情報>
住所:高山市奥飛騨温泉郷平湯29番地
夏/6:00〜21:00
冬/8:00〜19:00 
※10:00〜1時間30分程度、清掃中の場合あり

何度も立ち寄りたくなる「カフェマスタッシュ」

何度も立ち寄りたくなる「カフェマスタッシュ」

写真:ふるかわ かずみ

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温泉でのんびりし、カロリーが少し消費されたところでカフェでひといきいかがですか?

バスターミナルから徒歩3分ほどの三叉路に見える、赤茶色のログハウス風の外観の建物が「カフェマスタッシュ」です。※目の前に車2台分駐車スペースあり。
玄関には泉源から引いたという源泉のお湯を引湯したコーナーもあります。

何度も立ち寄りたくなる「カフェマスタッシュ」

写真:ふるかわ かずみ

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建物に入ると、初めてでもなぜか落ち着く空間。時間がスローに流れるような、そんなおっとりした気持ちにさせてくれます。

メニューはドリンクなどのカフェ類から、モーニングはじめ、カレー、オムライスといった食事類まで充実していて、どれも気になるものばかり。
サイフォンで湧かしたコーヒーの香りで癒しのひとときをどうぞ。


<カフェマスタッシュの基本情報>
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯679
電話番号:0578-89-3037
営業時間:8:00〜20:00
休み:不定休

ほかにも無料足湯や立ち寄り温泉も

平湯温泉だけでも50ケ所以上の源泉を持ち、今回ご紹介した場所以外にも、無料の足湯や立ち寄り温泉もいくつかあります。コンパクトに平湯温泉のお湯や町に触れたい、、という方には、今回は一例ですが短時間でまわれるプチぶら散策してみてはいかがでしょうか。

2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/03/13 訪問

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