ちょっと大人な横浜観光「ホテルニューグランド」宿泊なしでも楽しむ方法

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ちょっと大人な横浜観光「ホテルニューグランド」宿泊なしでも楽しむ方法

ちょっと大人な横浜観光「ホテルニューグランド」宿泊なしでも楽しむ方法

更新日:2014/06/02 16:01

How to enjoy sightseeing in Yokohama's Hotel New Grand without staying as a hotel guest

横浜観光と言えば、赤レンガ倉庫・山下公園・横浜中華街・ランドマークタワーなどが定番ですが、その中の一つ山下公園から徒歩数秒にある有名なクラシックホテルを御存知ですか?
映画「THE有頂天ホテル」などにも使われ、ナポリタン・プリンアラモードなどの発祥地でもあるこのホテルの名は「ホテルニューグランド」。今回はここに宿泊しない人でも楽しめる、歴史ある建物の内部や発祥グルメをご紹介します。

ホテルニューグランドの注目ポイント

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ホテルニューグランドを横浜観光でおススメしたい理由は3つ。

まず1つ目は、「1927年創業時から残る本館」です。
現在のホテルニューグランドは本館(写真手前)と「タワー」と呼ばれる新館(写真奥)がありますが、本館は、旧服部時計店(東京都中央区)などを設計した近代建築家渡辺仁(わたなべじん)により造られ、戦前に創業・建設されたホテルの総称「クラシックホテル」の代表とも言われています。
1992年に横浜市歴史的建造物に指定、2007年には経済産業省「近代化産業遺産」に認定され、当時の姿を今に残しています。

2つ目は「ここから生まれた料理」
このホテルニューグランドは、皆さんおなじみの「スパゲッティナポリタン」「ドリア」「プリンアラモード」発祥の地なんです!
創業時「最新式設備とフレンチ・スタイルの料理」をキャッチフレーズに、特にレストランに力を入れていたそうで、当時は珍しい海外のコックを採用するなどした結果これらのメニューが誕生。今でもホテル内のカフェで食べることが出来ますよ。

そして最後は「立地」です。
ホテルニューグランドは横浜中華街や山下公園への起点となる地下鉄みなとみらい線元町中華街駅出口から徒歩1分とロケーション抜群!
道路を挟んでお向かいは山下公園。また、違う道路を挟んでお隣さんはここ数年のパンケーキブームの先駆けと言われる「Eggs’n Things(エッグスンシングス)横浜山下公園店」。まさに横浜観光の中心にあるホテルなんです。

本館のシンボル「大階段」

本館のシンボル「大階段」
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本館の正面入口から入ると目の前に飛び込んでくるのが「大階段」です。
ホテルニューグランドの創業当時のコンセプト「ヨーロピアンテイスト」を感じることが出来るこの大階段、使われているタイルは開業当時イタリアから取り寄せたものだとか。
階段の上にあるのはエレベーター。これまたなんとも言えない雰囲気が…。宿泊すると利用できますよ。

宿泊…と言えば、ここホテルニューグランドには多くの著名人が宿泊しています。
例えば、喜劇王「チャーリーチャップリン」、初代アメリカ野球殿堂入りのスーパーメジャーリーガー「ベーブ・ルース」、戦後を代表する小説家「池波正太郎(いけなみしょうたろう)」、昭和のスーパースター「石原裕次郎」、代表作・太陽にほえろ!でも有名な「松田優作」など。日本のみならず海外の著名人も宿泊するほどのホテルだという事がわかります。

そんな名だたる宿泊者の中でも特に有名なのが「元帥(げんすい)マッカーサー」です。
マッカーサーは戦前から新婚旅行などでここを利用していたと言われ、終戦後一番にホテルにやってきた人物だそうです。マッカーサーがハンバーグを食したいと言っても戦後の日本にそんな余裕は無く、満足に料理も提供できなかった様子を見て、数日後ホテルだけではなく横浜市民のために物資を運んできてくれた、というエピソードが残っています。
そんなマッカーサーが執務室として使用していた315号室は「マッカーサースイート」と名付けられ、現在も使用したライティングデスクと椅子が残されているだけではなく、実際に宿泊することが出来ますよ。

ロケでも多数使用される本館2階

ロケでも多数使用される本館2階
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このホテルは宿泊施設であることはもちろん、その歴史や数々のロケに使用されたこともあり、観光地としても人気。是非大階段を登って2階へ行ってみましょう。
登った先にはソファーと机が並ぶ広々とした空間。ここはもともと本館しかなかった時代にロビーとして使われていた場所だそうです。
同じ階に宴会場があり、その待合室としても使われていますがせっかく行ったならそっとソファに腰をおろしてゆっくりするのもいいですね。

どこを見てもいかにも「歴史ある高級ホテル」な雰囲気が漂う本館2階はその貴重さから様々な映画・テレビドラマ・小説の舞台となってきました。
冒頭でも紹介した「THE有頂天ホテル(映画2006年公開)」「華麗なる一族(テレビドラマ2007年公開)」のほか、「ツナグ(映画2012年公開)」「南極大陸(テレビドラマ2011年公開)」「今夜はから騒ぎ(東京事変)プロモーションビデオ」など数知れず。一見の価値ありです!

ホテルニューグランド発祥グルメを食す!

冒頭で少しお話しましたが、ここホテルニューグランドは「スパゲッティナポリタン」「ドリア」「プリンアラモード」発祥の地!
発祥の地で是非食べてみたい!と、これを目的にわざわざ横浜まで来る人もいるというくらいです。
ホテルニューグランドにはいくつかお食事処がありますが、この3つの食事が食べられるのは本館1階の「コーヒーハウス ザ・カフェ」。
普通の喫茶店で食べるより少々お値段は張りますが、食べて損はありません!ちょっとした記念日にお越しになるのもいいですね。

しかし、ここ発祥の料理は、3つもある…。複数人で来るとシェアも可能ですが、1人2人では量のこともあるので3つを制覇するのは難しいかも。
でも全部食べてみたい!という方にお勧めなのが期間・平日・1日20食限定の「グルメづくし」。「スパゲッティナポリタン」「ドリア」「プリンアラモード」全てが一度に食べられるメニューです。ひとつひとつの量は単品に比べて少ないですが、一度に全部食べることが出来るのがうれしいですよね。サラダ・コーヒー付きでコーヒーはカップが空になったらお替わりがいただけます。

「グルメづくし」
期間:2014年4月1日(火)〜9月30日(火)・平日限定20食
除外日:4/26〜5/6、8/9〜8/17
料金:¥3,348(税込価格)+サービス料10%
以前も期間限定で提供されていたので今回の期間が終わってもまた復活する可能性があるかもしれません。が、絶対に食べたいという方は期間内に行ってみてください。

ホテルニューグランド発祥グルメを食す!
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絶品!で有名なドリア

絶品!で有名なドリア
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ここでは3つの料理のうち、ドリアをご紹介したいと思います。

ドリアが日本発祥なんて意外ですよね。フランスやイタリアの料理なのかと勘違いしてしまいますが、正真正銘日本発祥です。
ただ、最初に作ったのは日本人ではなく、スイス人。ここホテルニューグランドの初代総料理長、サリー・ワイル氏です。
ワイル氏はメニュー表に「コック長はメニュー外のいかなる料理にもご用命に応じます」と書き、お客様の要望があればそれに合わせた料理を提供していたそう。そんなある日「体調が良くないので、のど越しの良いものを…」というお客さまに、バターライスに海老のクリーム煮を乗せてチーズをかけオーブンで焼いたものを提供しました。これが「ドリア」の元祖なんです。
好評を得たドリアはその後ホテルニューグランドの看板メニューになり、他のレストランでもつくられるようになっていったとのこと。ここではその「元祖」ドリアがいただけますよ。ごろごろ入っている海老と、くどくないホワイトソース・チーズ、バターライスの相性は抜群!是非一度ご賞味ください。

(他の2つの料理についても詳しく知りたい方は下のメモ欄からご覧ください。)

大人の横浜観光にぜひ

いかがでしたでしょうか。
横浜観光は行ったことあるけどホテルニューグランドは行ったことが無いなあ…という方、これから横浜観光を考えている方、この記事を見て行ってみたい!と思った方、是非足を運んでみてください。一味違った大人の横浜観光が楽しめるはずです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/29 訪問

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