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闘牛文化が残っている地域は、日本国内で8箇所。なかでも、徳之島は“闘牛熱”がアツく、強い牛が育つことで有名です。2019年に行われた、闘牛大会 日本一決定戦(全国闘牛サミット)で優勝したのも、ここ徳之島!2頭の巨大な牛が角を激しくぶつけ合う姿は、今も昔も人々のテンションを上げる熱い伝統文化です。
徳之島では毎年、初場所・春場所・秋場所の年3回、島の名牛が選抜されて島のNo.1を決める全島大会が開催されます。
「あそこの家の闘牛は、強いんだって!」という声は、直接、自分への評価につながるのが、徳之島の特徴。そのため、強いDNAを持つ幼い牛を育てたり、牛舎を建てたり、手塩にかけて闘牛を育て上げる牛主さんが多くみられます。
また、闘牛大会で大きな役割を担うのが、勢子(せこ)と呼ばれる人。牛と一緒に闘牛場に入り、牛の闘争心を掻き立てたり、危険な場合は「ストップ」させたり。目立たないけれど、勢子も必死に戦います。
試合で勝った牛は、スーパースター。この牛に乗ることは、島の子どもたちの大きな憧れでもあります。そんな闘牛に乗れるのが、今回のふれあい体験!他にも、心躍るディープな体験が目白押しです。
写真:安藤 美紀
地図を見る「そうは言っても、闘牛って、なんだか気が荒そうで怖い…」
そんな風に思ってる方も多いでしょう。もちろん、普通に闘牛と力比べをしたら、絶対人間はかないません。でもご安心を。どの牛も一番の急所である鼻にロープを通して、おとなしくさせています。
写真:安藤 美紀
地図を見るそして、表情にも注目!よく闘牛場で見る姿とは全くことなり、目つきがトロンとして優しい顔つき。普段の闘牛は、想像以上に穏やかな性格なんです。他にも、オスの牛の中には、若い人間の女性が近づくとデレデレになったり、照れてしまって急に大人しくなることも。闘牛も人間と同じで、女性のフェロモンに弱い?そんな風に想像してみると、面白いですよね。
写真:安藤 美紀
地図を見るさて、ここからは2020年1月からスタートした、ふれあい体験アクティビティの特徴をご紹介しましょう。闘牛とのふれあいを通じて、“癒やし”や“ワクワク”が味わえる内容になっています。
体験場所は、闘牛連合会に加盟している牛舎(その時々により変わります)。写真の場所は、闘牛連合会の事務局長・中原さんの牛舎です。外から見ると普通の牛舎ですが、中に入ると実際に大会にも出ている体重1トン級の闘牛がずらり!
「モ〜!ゴォ〜!ウォ〜!」いろんな牛たちの声が入り混じり、大迫力です。
写真:安藤 美紀
地図を見るそして、体験内容は主にこちらの4つ。
・ブラシング
・エサやり
・牛舎のお掃除
・闘牛との写真撮影
なかでも、牛たちはブラッシングが大好き。専用のブラシを見せるだけで、牛のほうから「ここ、ブラッシングして〜!」と言わんばかりにスリスリしてきます。その甘えっぷりが、なんともキュート。闘牛のちょっと可愛い一面が垣間見れる瞬間です。
写真:安藤 美紀
地図を見る長いまつ毛とつぶらな瞳。そして、分厚い皮膚の下には、鍛え上げられたカッチカチの筋肉をまとっています。特に筋肉マフラーをまとった首元は、室伏広治さん張りの太さ!
その鍛え上げられた体をダイレクトに感じたいなら、闘牛の上に乗ってみてください。凛々しい闘牛と一つになれた、不思議な一体感を味わえます。
続いておすすめなのが、エサやり。闘牛はサトウキビの葉の部分(先端部)を食べます。徳之島育ちの甘いサトウキビは、人間と同じく牛も大好物!バッキバキと音を立てながら、おいしそうに食べる姿に癒されます。
写真:安藤 美紀
地図を見るリードを持ちながら、サトウキビ畑に囲まれた一本道を闘牛とのんびり歩く姿は、徳之島ならではの日常風景。オプションにはなりますが、「お散歩体験」は癒され度No.1です。
お散歩コースは牛の方が熟知しているので、参加者はリードを持つだけ。なかには、お散歩が苦手でやる気がなさすぎる闘牛もいて、「モ〜、本当にめんどくさいわ〜」と急に立ち止まったり、叫ばれるかも。
いろんなハプニングを含めて、闘牛の息づかいを間近で感じられる、楽しい思い出になるでしょう。
写真:安藤 美紀
地図を見るお散歩の後は、闘牛のトレーニングにトライ!
闘牛にとって、トレーニング=究極のストレス発散。普段、牛舎でじっとしているだけに、トレーニング場に来た瞬間から、嬉しくてピョンピョン飛び跳ねるんです。
他の闘牛の匂いを嗅ぐと、闘志むんむんに!激しく踊っているようなステップを踏んだり、タイヤに向かってタックルしたり。迫力満点のトレーニングは、終始目が離せません。
※体験場所により、トレーニングがない場合もあります。
最後に闘牛へのリスペクトが強すぎる、徳之島のユニークなエピソードもご紹介しましょう。
徳之島の人たちは、ペット感覚で闘牛を可愛がります。だから、お酒を飲むときも牛舎で。実際に、牛舎の一角に冷蔵庫が置かれていることが多く、島の人は牛を愛でながらお酒を飲みます。牛を見ながら、焼酎やビール片手に、うつらうつらするのが徳之島流の極楽。
もし、ふれあい体験中に冷蔵庫を見たら、リアルに牛と人が共存する光景だと思ってくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見る闘牛大会で一喜一憂するのもいいけれど、時にはゆっくりまったり闘牛とふれあうのもオススメ。牛への熱いエネルギーと島の人の明るい幸せな笑顔は、わたしたち旅人の心をゆるませてくれますよ!
料金:基本プラン 大人3,000円/時間、子供料金1,000円(6歳〜12歳)、お散歩オプションは1,000円追加
所要時間:1時間程度
対象年齢:6歳以上から参加可能、12歳までは保護者同伴
準備するもの:汚れても良い格好でお越しください。
問い合わせ先:0997-81-2010(一般社団法人徳之島観光連盟 担当:福本 慶太)
営業時間:8:30〜17:00
定休日:無し
※基本プランの他に、砂浜をお散歩できるオプションもあります。詳細は問い合わせ先までご連絡ください。
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください
取材協力:鹿児島県
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(2022/8/17更新)
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