奥美濃のマッターホルン!岐阜県・孤峰の「冠山」絶景登山

奥美濃のマッターホルン!岐阜県・孤峰の「冠山」絶景登山

更新日:2020/03/30 14:59

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 日本深掘りサイクリスト、樹氷を愛する登山家、B級グルメ探訪家
標高は高くないものの、緑深く秘境感が漂う「越美山地」。岐阜・福井県境にそびえる標高1500m前後の長大な山脈です。日本百名山に選出されている山はなく、基本的にロングコース。そしてその独特の雰囲気からマニアな登山愛好家に好まれる傾向があるのですが、その中で唯一、初心者向けの山として人気なのが「冠山」。酷道を走るためアプローチが大変ですが、その先には絶景の秘境アドベンチャーが待っています。

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されましたが、2020年6月18日(予定)までは一部都道県との間の移動の自粛が求められています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
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マニアな登山愛好家に人気!閉ざされた秘境「越美山地」

マニアな登山愛好家に人気!閉ざされた秘境「越美山地」

写真:土庄 雄平

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「越美山地」と言って分かる人はかなり少ないでしょう。なぜなら登山愛好家の中でも極めてマイナーな山域だから。広義的には、日本三大霊山の一つである「白山(標高2702m)」の山系=両白山地に属しており、具体的には岐阜と福井の南部の県境を区分する標高1500m前後の山脈を指します。

一番有名なのは、新百名山に選出されている「能郷白山」。登山家の深田久弥が、越前の名峰・荒島岳とどちらを百名山に認定するか?最後まで悩んだと言われる名峰です。他には、山上に現れる神秘の池「夜叉ヶ池」もマニアなハイカーに根強い人気を誇り、山麓に展開する徳山ダムは紅葉の名所としてよく知られています。

マニアな登山愛好家に人気!閉ざされた秘境「越美山地」

写真:土庄 雄平

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総じてアクセスがしづらく、とても山が深い山域なので、あまり初心者向きとは言いにくいコースが多いこの「越美山地」ですが、その中で人気を博している山が、今回紹介する「冠山」。

日本屈指の酷道を通らなければならず、アプローチは大変なのですが、登山口の冠山峠から山頂までは往復3時間ほど。そしてそれでいて、断崖の上に広がる圧倒的なパノラマビュー、緑鮮やかな心洗われる登山道が待っています!

秘境感が半端ない!美濃〜越前の最難関ルート「林道冠山線」

秘境感が半端ない!美濃〜越前の最難関ルート「林道冠山線」

写真:土庄 雄平

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バスが通っていない秘境林道を通過するため、冠山へアクセスするためには車が必須。また、山深いエリアへ入っていくため岐阜側は大垣市街から車で2時間半、福井側は越前市街から車で2時間と、距離の割に時間を要するため、早朝に出発しましょう!

岐阜側については徳山ダムを過ぎるまでは道幅も広く、舗装状態が良い道が続きます。本番はその奥!道幅は一気に狭くなり、ヘアピンカーブが続く酷道へと変化するため、細心の注意を払って運転して下さいね!

秘境感が半端ない!美濃〜越前の最難関ルート「林道冠山線」

写真:土庄 雄平

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そして登山口が位置する冠山峠(標高1050m)へ至る林道の後半へ差し掛かると、一気に視野が開け、冠山が作り上げるダイナミックなパノラマが展開します!高々標高1000m程度とは思えない秘境感、日本離れした風景です。

秘境感が半端ない!美濃〜越前の最難関ルート「林道冠山線」

写真:土庄 雄平

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また一方、福井側は驚異的な狭路!ヘアピンカーブが続くにもかかわらずミラーがほとんどないため、クラクションを鳴らしながらゆっくり進むようにしましょう。「よくこんなところに道を通したものだ…!」美濃と越前を結ぶ最難関ルートということを体感できるはず!

緑が溢れるブナ原生林を進む!非日常アドベンチャーの始まり

緑が溢れるブナ原生林を進む!非日常アドベンチャーの始まり

写真:土庄 雄平

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登山口付近の駐車場へ車を停めたら早速登山へ出発!冠山の山頂標高は1256mなので、登山口から約200mUPです。これは東京スカイツリーの1/3ほど。途中少しだけアップダウンがあるため、実質はもう少し標高差が加わりますが、初心者でも十分に登り切れる難易度です。

登山口から直ぐは少し開けた稜線を進みます!ダイナミックな風景を横目に、緑の深い山へと一歩一歩足を踏み入れていく感覚は、まさに非日常。山の世界の醍醐味を味わえるスタートになるでしょう。

緑が溢れるブナ原生林を進む!非日常アドベンチャーの始まり

写真:土庄 雄平

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そして程なく緑が溢れるような美しい樹林帯へ。所々高山植物も彩りを加えてくれます。進めば進むほど、何と言うことはないのに思わず立ち止まってしまう風景の連続!太陽の光の当たり方で、新緑の輝き方も変わり、角度が変われば木々の印象も違ってきます。自分お気に入りの絵を探しながら歩いてみて下さい!

緑が溢れるブナ原生林を進む!非日常アドベンチャーの始まり

写真:土庄 雄平

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登山開始から1時間程で、山頂直下に広がる「冠平」へ到着。樹林帯から笹原へと変わり、景色が開け、冠山の向こう側の美しい稜線が望めます。この冠山が属する越美山地は、森林限界が低くなっていることが特徴。冠山も標高は1300m弱の高さですが、この冠平より上は木々が少なく絶景のパノラマが待っています。

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急登を越えれば山頂の大絶景!「冠山」が魅せる秘境世界

急登を越えれば山頂の大絶景!「冠山」が魅せる秘境世界

写真:土庄 雄平

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冠平で一息ついたら山頂までラストスパートですが、ここが唯一の難関。少し急な岩場が現れます。最初、思わず尻込みをしてしまうかもしれませんが、岩場に付けられている固定ロープを握り、両手両足で身体を支えながら、確実に登っていけば大丈夫!登り切れば達成感を味わうことができること間違いなし!

急登を越えれば山頂の大絶景!「冠山」が魅せる秘境世界

写真:土庄 雄平

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そして岩場を過ぎれば、ようやく「冠山」の山頂へ。山頂の空間は広いですが、俯瞰すれば断崖絶壁!そして周囲には越美山地の大スケールの山脈が広がります。天候が良ければ、加賀の名峰「白山」が望めることも!まさに頂上に相応しい360度の絶景パノラマを見せてくれます。

急登を越えれば山頂の大絶景!「冠山」が魅せる秘境世界

写真:土庄 雄平

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なお山頂からやや北側へ進んだ地点もオススメ!緑の尾根が途切れ、その先には林道冠山線と、同じく冠山峠から登ることができる金草岳を望むことができます。冠山周囲の秘境感をダイレクトに伝えてくれるポイントです。

初心者でも挑戦可能!奥美濃のマッターホルンへ大冒険

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写真:土庄 雄平

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マイナーな山域・越美山地で随一の人気を誇る「冠山」。その理由は、手軽ながら普段味わうことのできない大冒険が待っているから。登山口から往復3時間にもかかわらず、標高1000m程度とは思えない大展望が広がり、登山道を覆い尽くすように緑美しいブナの原生林が根付いています。アクセスは大変ですが、一度「冠山」登山へ挑戦してみてはいかがでしょうか?

冠山の基本情報

住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町塚
アクセス:冠山峠まで大垣市街から車で2時間半、越前市街から車で2時間、冠山峠から冠山山頂まで往復3時間

※備考
・登山口で登山届の提出を推奨します。
・スニーカーかトレッキングシューズ、動きやすい服装が必須です。
・林道冠山線は狭路のため、運転に自信のある人が運転するようお願いします。(関連MEMO参照)
・林道冠山線の通行可能期間は6月上旬〜12月上旬です。

2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/13−2019/06/08 訪問

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