写真:土庄 雄平
地図を見る行政上は香川県に属しますが、実は岡山に近い「直島」。行き方としてはJRで岡山県宇野まで出て、そこで四国汽船のフェリー/旅客船に乗り換えて上陸するのが一般的です。新幹線を活用すれば遠方から訪れることもでき、宇野港→宮ノ浦(直島)まで就航する船の便数も多いため、離島でありながらとてもアクセスしやすいのが特徴です。
写真:土庄 雄平
地図を見るさて、船の出発時間に余裕をもって宇野港へ到着したら、ぜひお勧めしたいのが宇野港のアート巡り!実は瀬戸内国際芸術祭のアート作品は、各離島のみならず、中国・四国地方の拠点となるターミナルにも設置されているのです。看板作品となる「宇野のチヌ」をはじめとして10作品ほど。時間が足りなければ、直島から帰ってきたときに再び立ち寄りましょう!
<宇野のチヌの基本情報>
作家:淀川テクニック(柴田英昭・松永和也)
住所:岡山県玉野市築港1-1-4
アクセス:JR宇野駅・宇野港から徒歩2〜3分
写真:土庄 雄平
地図を見るそれでは出発時間の10分前に乗船し、約15分の船旅のスタートです!この航路の嬉しいところは、手軽に船旅を楽しめる点でしょう。穏やかな海上を短時間で進むため、船酔いすることもなく、進めば進むほど広がる瀬戸内海の多島美はとても爽快!そして直島到着の直前には、鮮やかな空に浮かび上がる瀬戸大橋が見応え抜群です。
<宮ノ浦港(直島)の基本情報>
住所:香川県香川郡直島町宮ノ浦2249-40
アクセス:四国汽船のフェリー/旅客線にて約15分
写真:土庄 雄平
地図を見る束の間の島旅を終え、島へと上陸したら早速、風景×アート巡りを楽しみましょう!現地の足については、もちろん車でも良いのですが、お勧めしたいのは自転車!なぜなら、島の空気・におい・景色を何のフィルターも通さず五感で味わえるから。
直島港では電動自転車を含めてレンタサイクルが利用可能、なおフェリーへマイ自転車を持ち込んでサイクリングを楽しむこともできます。
写真:土庄 雄平
地図を見るさて、まずは宮ノ浦港周辺を巡りますが、この港には直島にある現代アートの代表作ともいえる草間彌生氏の作品「赤かぼちゃ」が設置されています。テントウムシを彷彿とさせるポップな見た目が可愛らしく、瀬戸内海の青色とのコントラストが鮮やか!またアート作品の中へ入って、丸い窓越しに眺める海も一興です。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた、近づくだけでなく、島を一周する県道256号線まで出れば、静かな漁港と一緒に「赤かぼちゃ」の佇まいを一望することができます。一見ギャップがあるように思えますが、不思議と違和感なく溶け込んでいるのは「直島」ならでは。穏やかな風景とアートのコラボに癒されてみてはいかがでしょうか?
<赤かぼちゃの基本情報>
作家:草間彌生
住所:香川県香川郡直島町宮浦2249-49
アクセス:宮ノ浦港から徒歩2〜3分
写真:土庄 雄平
地図を見る宮之浦港をあとにしたら、自転車で島の西部に位置するもう一つの港・本村港を目指します。距離は1kmで道も平坦なため、楽に移動することが可能です。
本村港周辺は、島の昔ながらの町並みが色濃く残っており、幾つかの古民家が「家プロジェクト」というアート作品として活用されています。人気観光地となった後も、ひっそりとした離島の情緒を残しているところが堪らないですね。
<本村の町並みの基本情報>
住所:香川県香川郡直島町宮ノ浦850
アクセス:宮ノ浦港から自転車で10〜20分
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな本村の町で、ぜひ立ち寄って欲しいのが「空き缶アートよいち座」。小さな看板に従って路地裏を進んでいけば、空き缶で作られた可愛らしい人形たちを鑑賞できます。様々な動作や色を施し、ギタリストやダンサーなど非常に造形も豊かで思わず見入ってしまうはず!
また、空き缶アートを紹介してくれる奥さんと談笑するのも楽しいひととき。ちなみに作品はお土産として購入することも可能です。
<空き缶アートよいち座の基本情報>
住所:香川県香川郡直島町845-8
営業時間:10時〜17時30分
電話番号:087-892-3630
アクセス:宮ノ浦港から自転車で10〜20分
写真:土庄 雄平
地図を見る他にも町の各所にアートが溶け込んでいます。特にフェリーターミナルの待合所のビジュアルはとてもユニーク!球体が幾つも合体している不思議なビジュアルとなっています。遠目から見れば、何なのか全く分からないのですが、近づくとそのほとんどが駐輪場として使われているのが面白いですね。
<本村港の待合所の基本情報>
作家:SANAA
住所:香川県香川郡直島町宮ノ浦843
アクセス:宮ノ浦港から自転車で10〜20分
写真:土庄 雄平
地図を見る本村港から少し走って島の南部へ。先ほどの宮ノ浦港→本村港に比べてアップダウンがありますが、傾斜がきつくないので安心です。南部へ行く理由は、先程紹介した草間彌生氏のもう一つの作品「南瓜」が設置されているため。
写真:土庄 雄平
地図を見る気持ちの良い道を走ってサイクリングを楽しんだら、美しい砂浜に面して、突如アート作品が現れます。そのロケーションがなんとも絶妙!波の音を聞き、海を一望しながら、アート作品を鑑賞することができます。まさに秘密基地のような面持ちです。
<南瓜の基本情報>
作家:草間彌生
住所:香川県香川郡直島町積浦
アクセス:本村地区から自転車で10〜15分
写真:土庄 雄平
地図を見るアートを見終わったら、来た道を引き返して本村港→宮ノ浦港へ戻ります。この「南瓜」から奥へ、島を時計回りに走ることもできるのですが、この道は直島屈指の酷道!ものすごい傾斜の坂を上がらなければならず、脚力に相当自信がない限り、できれば避けた方が無難です。(笑)
写真:土庄 雄平
地図を見る宮ノ浦港へ戻る頃には、太陽が高くなり、日の光が海を鮮やかに照らし出します。そのため、直島で一番の絶景が見られる場所へ向かうのがオススメ!具体的には宮ノ浦港から自転車で5分程南下した県道256号線の道沿い(横防公園)です。
写真:土庄 雄平
地図を見る辿り着いてガードレールから西側を一望すれば、そこには一面に広がる透き通った海!波が優しく、どこまでも穏やかで心洗われる色彩が待っています。観光地といえども、島ならではの美しい景観をちゃんと残している「直島」。時間があれば、ひたすらに海を眺めながらゆっくりしてみるのがオススメです。
<横防公園の基本情報>
住所:香川県香川郡直島町宮ノ浦3765-5
アクセス:宮ノ浦港から自転車で5分
写真:土庄 雄平
地図を見るまた宮ノ浦港には他にも隠れた魅力がいっぱい!奇抜な「愛ラブ湯」や、島の風景にコントラストを与える「直島パヴィリオン」、他にも食事処やカフェなど、様々なスポットが存在します。何か面白いものはないか?というミクロな視点で、港を心行くまで散策してみると面白いですよ!
<直島パヴィリオンの基本情報>
作家:藤本壮介
住所:香川県香川郡直島町
アクセス:宮ノ浦港から自転車で1〜2分
それほど観光地化されておらず、島の原風景が残っていながら、その所々で斬新なアート作品が登場する「直島」。その醍醐味は、両者が融和しているという点です。
一見相容れない素朴な島の情景と、不思議なアート作品が結びつくことで、現代で忘れがちになっている何気ない風景の価値を再発見させられるよう!ぜひ「直島」へゆるりと旅をしてみてはいかがでしょうか?
2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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