写真:土庄 雄平
地図を見る京都府南部に位置する八幡市は、日本三大八幡宮の一つである石清水八幡宮の門前町として発展した町。古来より皇室や武家、庶民に至るまで幅広い信仰を集め、その栄華は衰えることなく現在に至るまで多くの人が参拝に訪れています。
<石清水八幡宮の基本情報>
住所:京都府八幡市八幡30
時間:8時〜17時
電話番号:075-981-3001
アクセス:京阪電車「石清水八幡宮駅」で乗り換え、石清水八幡宮参道ケーブル下車後徒歩10分
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな八幡の中心・石清水八幡宮で、江戸時代に社僧となり、当代一流の文化人として有名になったのが松花堂昭乗。今回紹介する「松花堂弁当」誕生の原点となった人物です。当時彼が好んで使用していた、内部に十字の仕切りがある箱に着想を得て「𠮷兆」の創始者・湯木貞一氏が茶懐石の弁当を創作したことで「松花堂弁当」が出来上がりました。
古くからお茶をはじめとして日本の伝統文化が根付いている京都において、この松花堂弁当は大いに受け入れられ、今や日本の懐石料理の中で重要な存在になっています。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな歴史があり、多くの人に愛される元祖・松花堂弁当を頂けるのが、今回紹介する「京都𠮷兆 松花堂店」。京野菜をはじめとして、四季折々厳選した食材を使って、見た目も味も素晴らしい絶品料理を頂くことが可能です。
今回紹介する「京都𠮷兆 松花堂店」が位置しているのは、石清水八幡宮より3kmほど南下した場所。お店へのアクセスは、京阪電鉄・石清水八幡宮駅からバスに乗るか、駅に併設した観光案内所でレンタサイクルを利用するのが一般的!なかでもお勧めしたいのは後者です。
なぜならお店に至るまでの道のりは、東高野街道と呼ばれる旧街道。随所に歴史の痕跡が残り、古き良き八幡の風情を味わうことができるから。
写真:土庄 雄平
地図を見るそして自転車で約20分、月夜田の信号を左折すると、目的地へ到着!すると、そこには広い敷地の庭園が現れ、幾つかの建物が点在します。実は、今回紹介する「京都𠮷兆 松花堂店」は、かつて松花堂昭乗が晩年過ごした家を移築した大きな日本庭園「松花堂庭園」に隣接しているのです。
写真:土庄 雄平
地図を見るそのため、京都𠮷兆が作る極上の茶懐石弁当に舌鼓を打ったあと、美しい自然の中、まさに当時の文化人になったような心持ちで、ホッと癒しの時間を過ごすことができます。この点も「京都𠮷兆 松花堂」を訪れる贅沢ポイントの一つ!
写真:土庄 雄平
地図を見るそれでは早速入店しましょう!すると綺麗なガラス越しの席から、池と庭園が広がります。京都南部に特徴的な竹林が美しく、季節によって椿の彩が添えられます。まさに懐石を頂くのに相応しい日本的な癒し空間ですね!
写真:土庄 雄平
地図を見る「京都𠮷兆 松花堂店」が提供する松花堂弁当は主に三種類。通常のもの、期間限定のもの、そしてミニ懐石「雅」です。どれも四季折々、料理長選りすぐりの旬の食材を生かした極上の料理が提供されます。
写真:土庄 雄平
地図を見る味が絶品なのは勿論のこと、見た目が華やかで可愛らしく、食材の彩や器に至るまで、緻密に作り上げられた料理は、まるでアート作品のような美しさ。日本の美意識へつながる茶の湯、その影響を色濃く受けていることを実感することができるでしょう!
写真:土庄 雄平
地図を見る京都𠮷兆の松花堂弁当の構成は、メインとなる十字仕切りのお弁当に加えて、ご飯とお椀、そしてデザートがスタンダード!ミニ懐石「雅」の場合は、お弁当に加えて、華やかな器に入った前菜やお刺身、そして釜炊きのご飯が付きます。
また「雅」は松花堂弁当よりパワーアップしており、中には湯気の演出など、お客さんの食欲を掻き立てる仕掛けも!
写真:土庄 雄平
地図を見るまた、松花堂弁当全体に言えるのが、京野菜をふんだんに使用していること!中でも、春から夏にかけては、この八幡や乙訓一帯で採れる良質なタケノコが加わり、芳しい香りが弁当に添えられます。
写真:土庄 雄平
地図を見るさらに、やはり地元八幡で収穫された釜炊きのご飯が欠かせません!ふっくらモチモチ、香ばしいおこげが堪らなく、繊細なお弁当の品々と相性抜群です。おかわり可能なので、何杯でもいけてしまいます!笑
<京都𠮷兆 松花堂店の基本情報>
住所:京都府八幡市八幡女郎花43
時間:11時〜20時
定休日:月曜日
電話番号:075-971-3311
アクセス:京阪電車「石清水八幡宮」からレンタサイクルで20〜30分、京阪バスで「大芝・松花堂前」バス停下車すぐ
写真:土庄 雄平
地図を見る贅沢な松花堂弁当を味わったら、食後に「松花堂庭園」をお散歩しましょう!このお庭は名前の通り、松花堂弁当の起源となった松花堂昭乗とゆかりのある庭園です。
実は明治初年に発令された神仏分離令により、石清水八幡宮にあった宿坊が撤去されました。その際に宿坊の一部、松花堂昭乗の草庵「松花堂」や小早川秀秋が寄進したと伝わる「泉坊書院」が、灯篭や飛び石とともにこの地に移築されたのです。
この移築に伴い、庭園を整備したことで「松花堂及び書院庭園」という国指定の名勝となりました。今では地元の人々を中心に愛される地域の憩いの場になっています。
写真:土庄 雄平
地図を見る現在形成されている庭園は、総面積2万2千平方メートルと広大!前述した文化財を中心に、露地庭や枯山水、周囲に植えられている花々や竹林が風情ある景観を創り出しています。
風によって竹の葉が擦れれば清々しく、静けさに染み入る水琴窟の音が心地良い。そして梅・桜・青紅葉・紅葉など、一年を通じて鮮やかな四季彩があり、美しい景色へゆったりと没入できる点がポイントです。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた庭園の最後には、椿が咲き乱れる広大な椿園が!いつ訪れても、その季節にしか見られない花が咲き、可愛らしい花々に癒されることができますよ。ピンクや赤、白の鮮やかなカラーリングが特徴的です!
庭園はゆっくり一周すると約30分ほど。食後の散歩には中々歩き応えのある広さです。しかしながら"極上のお弁当を頂いて、美しい庭園に癒される"。まさに贅沢に休日を満喫したと言っても過言ではないでしょう!
<松花堂庭園の基本情報>
住所:京都府八幡市八幡女郎花43-1
営業時間:9時〜17時
定休日:月曜日
電話番号:075-981-0010
アクセス:京阪電車「石清水八幡宮」からレンタサイクルで20〜30分、京阪バスで「大芝・松花堂前」バス停下車すぐ
京都市中心部と比べて、観光のイメージが乏しい南部ですが、実はポテンシャルの高い地域!意外と知られざる歴史の舞台であったり、誰もがよく知る物の発祥であったり。少しニッチかもしれませんが、テーマを持って深掘りすると様々な発見があります。
今回紹介した八幡もその一つ!「松花堂」というテーマで巡れば、歴史から味覚そして景色に至るまで、1日贅沢な休日を過ごすことができます。ちょうど気温が良い季節、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
取材協力:乙訓・八幡広域観光連絡協議会
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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