写真:ふるかわ かずみ
地図を見る華紋(かもん)は創業約100年の老舗うなぎ店。現在のご主人で3代目です。以前は別の場所で営業されていましたが、現在の場所に移転して約20年。地元の人の普段使いはもちろん、法事や慶弔事のほか、最近は噂を聞きつけて遠方から足を運ぶ人の姿も増えています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る華紋のうなぎは、愛知産のうなぎを使用した、直に焼く関西風のスタイル。そのため香ばしく皮もパリっとした、サクサクとした食感を味わえます。
創業当時よりつけたしのタレは醤油がしっかりうなぎに絡み、ごはんが進みます。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る薬味は3種類から選べます。写真はネギを選択したものですが、そのほか三つ葉、シソと用意されています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る華紋では他店で見かけない珍しい器での提供メニューがあります。それが写真の「石焼華まぶし/並2900円+税)」。
石焼の特徴としては、時間がたっても熱々をいただけて、なんといっても石焼ビビンバのように、ごはんがおこげとなるので、香ばしくいただけます。
普通に食べたい方はお重や丼、定食などといったメニューも幅広く用意されているので、お好みでお選びくださいね。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るさらに出汁もついているので、ある程度食べたら味変で出汁をかけて薬味をたっぷりのせて茶漬けでどうぞ!醤油味が出汁をかけることで全体的にまろやかになって、こちらも一気に箸が進みます。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るさて、気になる座敷わらしですが、そもそも座敷わらしって?という方も多いかもしれません。
座敷わらしは座敷や蔵に住む小さい子供(精霊的な存在)で、主に岩手県などの東北地方で昔から伝えられています。たいていの人にはみえないのですが、見た人には幸運が訪れると言われています。
ではなぜうなぎ店で座敷わらし?と不思議ですが、そのきっかけは約7年前。数名の敏感なお客様から、部屋に座敷わらしがいると伝えられ、お菓子を供えたらよいというアドバイスを受けてお供えをしたことが始まり。
実際そのあとに良いことがあり、その噂が広まり、お客様もお菓子をお供えしてお参りすると「子宝に恵まれた」「就職先が見つかった」「宝くじに当たった」などの声も多くあり、現在に至っています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るでは実際に気になる座敷わらしちゃんにご挨拶…といきたいところですが、ここで参拝の際に気をつけたいマナーがあります。
・まずはご挨拶
住所と名前を言って、日ごろの感謝とお願いごと、最後にお見守りくださいと伝える(神社参拝同様)。
・写真を撮る場合はその断りを入れ、2.3枚程度で。
・お菓子をお供えし、願いが叶えばお礼にお菓子をお供えする。
など、上記のようなマナーに気をつけてご挨拶しましょう。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るもともと茶室だった部屋が、今ではわらしちゃんのお部屋に。
ほぼお菓子で埋め尽くされていますが、畳の上には「わらしちゃんノート」と書かれたノートも。お参りした人が記念に書き残すようです。
また、お菓子をお供えしてあいさつした人は、帰りに受付で声をかけると、お菓子の手土産までいただける嬉しい心遣いまで。
実際にわらしちゃんに会えたり感じたりはその人次第かと思われますが、気になる方は一度会いに行かれてみては。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る冒頭でも少し触れましたが、岐阜駅からお店までは車で約10分、歩くと30分程。
岐阜駅からだとバスが便利です。乗り場は名鉄駅だとエスカレーター降りて左折して歩くと道路向かいにHISが見えます。その真ん前がバス乗り場です。
JRだと陸橋をずっと名鉄駅方面へ歩いて大きな交差点あたりまで来て、陸橋を降りるとHISがあります。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るHISのすぐ前にあるのが6番乗り場。ここに来るバスはどれも基本OK。下車駅は「金園町9丁目」で片道220円です。降りてお店までは約5分ほどです。
住所:岐阜県岐阜市東栄町3-29
電話番号:058-246-0844
営業時間:11:00〜13:30 17:00〜20:00
休み:水曜
駐車場あり
2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
ふるかわ かずみ
新鮮な発見と新しい体験ができる旅行が好きです。以前は海外旅行も好きでしたが、最近は日本にもたくさん素晴らしい場所があることを再認識。特に神社仏閣、パワスポ、温泉地を巡ることが多く、気づけば年齢と共に自…
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