写真:土庄 雄平
地図を見る日本文化や歴史から「和」のイメージの強い京都ですが、実は全国屈指のラーメン激戦区!個性豊かな一杯を提供し、オープン早々に大人気となるお店、京都発祥の天下一品や横綱・魁力屋など大手チェーン店、昔からこぢんまりと愛される個人店など、実に様々なお店が存在します。まさにラーメン店の群雄割拠の様相です。
その中で特に「京都ラーメンの聖地」として名高いのが、市街北東部に位置する一乗寺エリア。実は、東大路通りと北大路通りが交わる高野以北の一角は「京都ラーメン街道」と名付けられており、40店舗以上のラーメン屋さんが軒を連ねているのです。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな京都の名店が結集する京都一乗寺において、2011年のオープンから一躍脚光を浴び、今でも行列が絶えない人気店が、今回紹介する「麺屋 極鶏」。一乗寺エリアにあるラーメン店の中で最も北側にひっそりと佇むお店です。
写真:土庄 雄平
地図を見る人気の理由は、鶏をまるごとドロドロになるまで煮出したという秘伝のスープを使ったラーメン「鶏だく」。スープと言うより、むしろシチューやポタージュに近い粘度と、口に入れるとガツンとした鶏の旨味が押し寄せる一杯は、こってり好きの間で瞬く間で評判になり、中毒者が続出!
写真:土庄 雄平
地図を見るまた、スープに負けないように老舗製麺所に特注した噛み応え抜群の麺、特大チャーシャーや超極太メンマ、山のように盛られた白髪ねぎなど、エッジの利いた具材を絶妙に組み合わせている点も特徴的で、既存のラーメンに対する店主の挑戦姿勢が垣間見えますね。
写真:土庄 雄平
地図を見る強烈のビジュアルのラーメン・麺屋 極鶏の「鶏だく」。それでは実際に、食べ方のコツやオススメの食べ方をご紹介!
まず第一のポイントは「鶏だくはラーメンのようであって、ラーメンではない」ということ。その意味は、着丼後に麺を箸で摘まんでみればよく分かります。なんと、スープが液体というより半固形なので、麺と一切絡まないのです。よって麺とスープをレンゲで一緒にすくって食べるのが定石!こんなラーメン中々ないのではないでしょうか?
写真:土庄 雄平
地図を見るそして二つ目のポイントは「ご飯との相性の良さ」。一度スープを飲めば、どっしりとした鶏の旨味が悶絶レベルで口の中へ押し寄せるのですが、いよいよ恐ろしいのは、スープと一緒にすくい上げた麺でご飯が食べられるということ。炭水化物×炭水化物のオンパレードですが、罪悪感よりも旨さを欲する心が勝ってしまいます!
なお、このセット注文のライスは食べ放題!超濃厚ラーメン×白米食べ放題のコンビネーションは、腹ペコの京都の学生から絶大な人気を受けています。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな唯一無二の旨さを誇る麺屋 極鶏の「鶏だく」ですが、実はスタンダードなもの以外に、3種類バリエーションがあるのが嬉しいところ。ベースとなるスープは一緒なのですが、その上に旨辛唐辛子を散りばめた「赤だく」、黒マー油をここぞとばかりに垂らした「黒だく」、魚粉をこんもり添えた「魚だく」の三つです。
この中で一番人気は「赤だく」!ビジュアルは一面に唐辛子がスープを覆っており、辛そうなのですが、意外とあまり辛くなく、むしろ鶏の濃厚スープの旨味を高める良い塩梅となっています。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた密かに根強いファンをもつ「魚だく」は、鶏だけど魚、魚だけど鶏!という両者のせめぎ合い(旨味のダブルパンチ)を堪能できます。但し、マニアックな楽しみ方なので、まず鶏の旨味を大いに楽しみたい方は、魚だく以外を注文しましょう!
写真:土庄 雄平
地図を見る他に並ぶラーメンはないと言っても過言ではないほど、超濃厚かつ圧倒的旨味の「麺屋 極鶏」鶏だく。一度は食べたいラーメンとして、関西を中心に多くの人に認知をされ、連日店の前には大行列ができます。
そんなこのラーメンを並ばずに食べるコツは、15時〜17時くらいのお昼過ぎから夕方に入る時間帯を狙うこと!この時間なら比較的空いていて、スムーズに入店することが可能です。
さぁ今まで食べたことのない未知の超濃厚ラーメンを食べに、京都一乗寺を訪れてみてはいかがでしょうか?
住所:京都府京都市左京区一乗寺西閉川原町29-7
営業時間:11時30分〜22時(スープがなくなり次第終了)
定休日:月曜日
電話番号:075-711-3133
アクセス:叡山電鉄 一乗寺駅から徒歩10分、車の場合は付近のコインパーキング駐車
2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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