写真:Lily T
地図を見る1253年に創建された妙法寺は、仏教の僧である日蓮の松葉ヶ谷草庵跡に建てられたお寺です。地名である松葉ヶ谷の由来は、この辺りに松が多く植えられていることからと伝えられています。
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地図を見る創建後のお寺は焼き討ちに遭ってしまいましたが、1353年に護良親王の子である日叡(にちえい)がお寺を再興して妙法寺と改めました。
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地図を見る広大な境内にはご本殿をはじめ、仁王門や法華堂そして護良親王の墓所などがあります。江戸時代には、大名や江戸城の大奥にいる女人達にも大変人気があったお寺であります。
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地図を見るご本殿を参拝した後道なりに進んでいくと、朱色の仁王門が見えてきます。その仁王門の奥には、法華堂へと続く緑一面の苔の階段があります。
法華堂とこの階段は、江戸時代に水戸徳川家が寄進したと伝えられています。
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地図を見る現在は通行禁止の階段ですが、保存状態が良く美しい苔の階段であり「苔寺」と呼ばれる由来にもなっています。
境内には多くの草花などが生い茂っていて、とても自然豊かな場所です。苔の階段も周りの風景に溶け込んでいて、とても素敵な雰囲気に包まれています。
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地図を見る鎌倉の苔の階段と言えば、金沢街道沿いにある「杉本寺」も有名です!
鎌倉最古のお寺としても知られているので、詳しくは文末の関連MEMOよりぜひご確認ください。
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地図を見る後醍醐天皇の息子である護良親王は、鎌倉幕府の討幕に大きく貢献された人物の一人です。討幕が成功した後、後醍醐天皇によって征夷大将軍に任じられましたが、同じく討幕に尽力した足利尊氏公と対立してしまいます。
護良親王は長期間鎌倉のお寺に幽閉され、その後暗殺されてしまいました。そして、尊氏公は次の時代である室町幕府を開きました。
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地図を見るその後、日叡は実の父である護良親王のお墓を境内の山裏に造りました。境内にある階段を上ると「護良親王御墓」の看板があり、その先をずっと上っていくと立派な墓所があります。
道はどんどん細くなっていくので、足元には十分気を付けて歩くことをおすすめします。
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地図を見る妙法寺は、JR鎌倉駅東口から徒歩約15分で到着します。
近隣には北条政子の方ゆかりの地である「安養院」や「八雲神社」などがあり、神社仏閣が好きな方であれば一日中観光が楽しめます!
八雲神社は、鎌倉最古の厄除け神社として有名です。詳しくは、文末の関連MEMOにてご確認頂けます!
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地図を見る鎌倉には数多くの神社仏閣がありますが、妙法寺は落ち着いた雰囲気で苔の階段もとても美しい場所です。
鎌倉に訪れる際は、ぜひとも妙法寺に足を運んでみてください!
住所:神奈川県鎌倉市大町4丁目7-4
電話番号:0467-22-5813
アクセス:JR鎌倉駅西口より徒歩約15分
拝観料:中学生以上 300円、小学生 200円
拝観時間:9:30〜16:30(12月第2週〜3月中旬、7月第2週〜9月中旬は、土日祝日のみ拝観可能)
2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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