鮎は初夏の訪れを知らせてくれる魚。そこで、最初にご紹介したい料理は、こちら「鮎の洗い」。大仁を訪れるのなら、絶対に食べてほしい一押しの一品で、鮎釣り解禁シーズンにしか食べられない限定メニュー。鮎を生きたまま絞めているため、まだ生きています。
透き通った美しい身は、鮮度抜群の証拠。食べてみると「コリコリ」とした食感と、スイカに似たような独特の香りも楽しめます。
こちらの料理は、昭和40年代から続く老舗の鮎専門料理店「鮎茶屋」で頂くことができます。
こちらは「瀬越(せご)し」。酢でしめた鮎を、中骨を残したまま薄く切った鮎料理。専用のタレを付けて頂くと、カキに似たような不思議な味わいです。骨がついていますが、骨っぽさがなく「あっさり」としていて、やみつきになるくらいの旨さ!
この料理は、同じく先程ご紹介した「鮎茶屋」でのメニュー。鮎の洗いと同様に、解禁シーズン限定のメニューです。
「鮎の洗い」、「瀬越し」は、単品で注文できますが、これらのメニューは、鮎のコース料理として楽しむことができます。コースはAコース・Bコース・Cコースがあって、全部のメニューが楽しめるAコースは、これらに「うるか」・「南蛮漬け」・「塩焼き」・「フライ」・「鮎雑炊」などがつきます。(コースは、値段によって内容は変更)
コース以外に、鮎の塩焼き・鮎の南蛮漬・鮎のコク(みそ汁)・ご飯が付いた「鮎のA定食」など、気軽に食べれる定食もありますよ。
お店は、伊豆箱根鉄道駿豆線「大仁駅」から徒歩3分。コース料理は、時間がかかる場合がありますので、事前に下記までお問い合わせしておくのをお勧めします。
【鮎茶屋】
TEL 0558(76)5222
写真左の小皿は「うるか」・写真右の小鉢は「まこうるか」と呼ばれ、いずれも鮎の内臓を使った珍味! 緑色をしたグロテスクな「うるか」は、鮎の肝を塩漬けにしたもので、独特の苦みがありますが、お酒と一緒に流すと相性抜群。一方、まこうるかは、メス鮎の白子を塩漬けにしたもの。苦味は感じられず、何とも言えない歯ごたえはたまりません!
どちらも、大人ならではの味わいで、これらの珍味を作るには、鮮度の良い鮎の内臓に限られます。そのため、めったに味わうことができない本場ならではの一品です。
こちらの料理は、温泉旅館「一二三(ひふみ)荘」の鮎料理コースでの一品。コースは、この他、鮎の刺身・鮎の南蛮漬け・鮎の甘露煮・鮎の茶わん蒸し・鮎の炊き込みご飯・鮎の味噌汁などなど、鮎尽くしの料理を頂くことができます。一二三荘は、源泉かけ流しの温泉が楽しめるので、泊まって温泉を堪能しながら、鮎料理に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか?
「鮎」と言ったら、鮎の塩焼きが頭に浮かぶのでは?
「パリッ」とした歯ごたえの香ばしい皮に、焼き立ての「ほくほく」とした柔かい身。かぶりついて食べる塩焼きは、豪快でたまらなく旨い! 鮎料理の代表選手とも言える一匹丸々焼いた塩焼きは、ここへ来たなら、絶対に食べておきたいところ。
「がぶりっ」と丸かじりに食べるのもいいのですが、柑橘系の香りがたのしめる「たで酢」を付けて、さっぱりと食べるのも上品で美味しいですよ。
こちらは、大仁温泉「富士屋旅館」でのメニュー。ご希望に応じて、鮎の塩焼きはもちろん、鮎のフライ・鮎のヒラキ・鮎の甘露煮など、鮎料理を頂くことができます。先程ご紹介した「一二三荘」の道を挟んだ目と鼻の先にあります。こちらの旅館も、源泉かけ流しの天然温泉が楽しめる宿。温泉に浸かって鮎料理を堪能して、のんびり過ごされてみてもいいかもしれませんね。
「一二三荘」では、鮎の甘露煮・鮎の塩焼きの販売も行っています。一尾からテイクアウトOKなので、焼き立ての美味しい塩焼きが頬張れますよ! 詳しい内容は下記のMEMO【源泉かけ流し旅館 一二三荘】をご覧ください。
バラエティに富んだ料理が楽しめる鮎。鮎釣りのメッカ狩野川がある大仁に訪れれば、美味しい鮎を食べられること間違いなし! 是非、大仁へ訪れて、美味しい鮎料理を召し上がってみませんか?
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