写真：万葉 りえ
土産店や沖縄らしい食の店が並ぶ那覇の目抜き通り。「国際通り」は、沖縄の旅の中でぜひ行っておきたい場所でしょう。大型の土産店もいくつもあるし、民芸品だけでなく、泡盛、塩、黒糖などの専門店も揃います。
写真：万葉 りえ
ゆいレールの駅でいえば「県庁前駅」から「牧志駅」あたりまで、約1.6kmある国際通り。その県庁前駅側から歩いていけば、ほどなく右側にでーんと構えた紅い建物が見えてきます。それはどこか琉球王国を思わせるような外観。それが「御菓子御殿 国際通り松尾店」です。
ご覧ください。ほら、屋根の破風の下側には大きな「紅いもタルト」！
写真：万葉 りえ
御菓子御殿の本店は、沖縄本島の中部に位置する読谷（よみたん）村にあります。もともとは、村おこしのために、地元でとれる紅いもの美味しさを広めたいと取り組んだ小さな洋菓子店が始まりでした。
読谷村本店の外観は民族衣装でかぶられる色鮮やかな花笠が入り口にあり、琉球らしさを伝えています。そして松尾店の方は、ご覧のように首里城をイメージ。この柱には竜も巻き付いているんですよ。忘れずに記念写真も撮っておきましょう。
外観だけでなく店内も首里城をイメージして紅色が豊富に使われ、御菓子御殿のお勧めの菓子があちこちのブースに積まれています。そして、１階の一番奥には紅いもタルトの工場もあります。そこでは出来たてのタルトが行儀よく並んで流れていく様子などを見ていただけますよ。
写真：万葉 りえ
色々な土産店を覗いたり、通りからつながる商店街へと足を踏み入れたり…きっと国際通りを観光していたら歩き疲れてどこかで休憩したくなるでしょう。「御菓子御殿 国際通り松尾店」は土産品の購入だけでなく、店内のカフェもお勧めなのです。
写真：万葉 りえ
現在紅いもタルトと似たような菓子は他からも出ています。そんな中で御菓子御殿の紅いもタルトは、モンドセレクションでの連続金賞や、全国菓子博で賞をとったりしています。「元祖」と謳っている御菓子御殿のこだわりが、沖縄産紅いもに限定していていること。
せっかくなので沖縄でしか食べられない紅いもの美味しさを色々味わっておきましょう。…といっても「これも紅いもタルトじゃん」と思われたのでは？いえいえこちらはカフェコーナー限定の「紅いも 生 タルト」。生クリーム多めの柔らかさとなめらかさは生だからこそ味わえるもの。
写真：万葉 りえ
生タルトだけでなく、ムースやフロマージュ、モンブランなど、他にも紅いもの美味しさを味わえるケーキが菓子ケースの中に並びます。また、沖縄ぜんざいやアイスクリーム等、紅いもスイーツ以外も楽しめます。
写真：万葉 りえ
ご覧の菓子は「紅包」といい、スイートポテトといった感じで２種類の芋を品よくまとめた菓子です。パッケージも上品な雰囲気でまとまっていると思いませんか。
またお菓子御殿では、紅芋だけでなく読谷村産の読谷あかねいもをつかった菓子も販売しています。この２つの芋を使ったタルトも出ているので、紅芋タルトは食べたことがあるという方はそちらもおすすめ。
素材にこだわる紅いもタルトには保存料や着色料が使われていません。他にも店内には沖縄県産の素材の菓子が様々に並んでいるので、お気に入りを探してみてください。
たくさんの観光客でにぎわう国際通り。休憩したくなったらぜひ御菓子御殿で紅いもの生ケーキを味わって、お買い物も楽しんでください。
住所：沖縄県那覇市松尾1-2-5
電話番号：098-862-0334
営業時間：9:00～22:00
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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