ビーチだけじゃない!バハマの首都ナッソーは市内観光も外せない

ビーチだけじゃない!バハマの首都ナッソーは市内観光も外せない

更新日:2020/04/22 17:07

市川 芽久美のプロフィール写真 市川 芽久美 南米現地旅行会社 代表
カリブ海の美しい島々を有するバハマ国(Bahamas)。マリンスポーツや美しい白砂のビーチを楽しむ観光客で賑わう国ですが、今回はニュープロビデンス島にある首都ナッソーの市内観光スポットをご紹介。400年以上前のイギリス植民地時代から続く歴史的名所や、巨大テーマパークリゾート、そしてバハマ・ラム酒……見所がコンパクト詰まった可愛らしい街をぜひお楽しみください。

新旧入り交じる街〜巨大リゾートと遺跡

新旧入り交じる街〜巨大リゾートと遺跡

写真:市川 芽久美

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約700のカリブ海に浮かぶ島々からなるバハマ諸島と、約2400の岩礁からなるバハマ国。これらの島々を訪れる拠点になるのが、国際空港があり、また大型の旅客船が数多く寄港する首都ナッソー。

新旧入り交じる街〜巨大リゾートと遺跡

写真:市川 芽久美

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まず、大きな建物と巨大な敷地で圧巻の巨大テーマパークリゾートホテル「アトランティス・バハマ(Atrantis Bhamas)」。伝説の超古代文明“アトランティス”をテーマに、アウトドアスポーツ施設や、プール、イルカと泳ぐドルフィンシティー、 水族館やカジノ、ショッピングアーケード等、とにかくいろいろな施設が入っています。宿泊しなくても、日帰りツアーとして十分に楽しめるスポットです。

高さ30mの高さから急降下し、サメが泳ぐ巨大水槽内の透明トンネルを通り抜けるウォータースライダーは一番人気。写真は施設内のショッピングビレッジです。

<アトランティス・バハマの基本情報>
住所:Paradise Island, Bahamas
電話番号:+1-242-3633000
アクセス:ナッソー国際空港から車で約30分
営業時間:ウォーターパーク9:00〜17:00 (他施設により時間が異なります)
定休日:なし
入場料:44USD〜(施設により異なります。またコンビネーションチケットなどもあります)

新旧入り交じる街〜巨大リゾートと遺跡

写真:市川 芽久美

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そして「アトランティス・バハマ」のモダンな巨大リゾートとは対照的な、1793年に建てられた旧跡、フィンキャッスル砦(Fort Fincastle)。砦には灯台があり、ここからナッソーの街を一望できます。

そして、この砦へ訪れる際に通るクイーンズ・ステアケース(Queen’s Staircase)も必見です。奴隷たちが逃亡のために、巨大岩を彫って作ったと言われる、高さ約31m(65段)の階段で、緑に囲まれ、階段の脇を落ちる滝とのコントラストがなんとも神秘的。

<フィンキャッスル砦の基本情報>
住所:Bonnet’S Hill, Prison Lane, Nassau, Bahamas
電話番号:+1-242-3569085
アクセス:ローソンスクエア(RAWSON SQUARE)から徒歩15分
営業時間:8:00〜16:00
定休日:なし
入場料:1USD

“ちょい悪”気取りで葉巻とラム酒

“ちょい悪”気取りで葉巻とラム酒

写真:市川 芽久美

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ナッソーの街中でホテルやレストランを経営しているグレイクリフ・シガーカンパニー(The Graycliff Cigar Company)。オリジナルブランドの葉巻を実際に工場で巻いており、工場見学ツアーを開催しています。その他、葉巻とラムのテイスティングができるツアーや、オリジナルのチョコレートの製造工場兼ショプもあるので、時間がある方は葉巻工場見学に加えてぜひご参加ください。

<グレイクリフ・シガーカンパニーの基本情報>
住所:Baillou Hill Rd. & West Hill Street, Nassau,Bahamas
電話番号:+1-242-3029150
アクセス:ローソンスクエア(RAWSON SQUARE)から徒歩10分
営業時間:9:00〜17:00
定休日:なし
入場料:10USD(葉巻工場見学約30分)

“ちょい悪”気取りで葉巻とラム酒

写真:市川 芽久美

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サトウキビからできるお酒、ラム酒の発祥はカリブ海の島々と言われています。もともと自生していなかったサトウキビですが、ヨーロッパから持ち込まれ、今では一大生産地となったカリブの島々。ここバハマでもラム酒造りが盛んです。

見学やテイスティングご希望の方は「ジョン・ワトリング醸造所(John Watling Distillery)」がお勧め。1789年に設立の歴史ある工場を見学、ラムの試飲だけでなく、ラム酒の販売ショップとバーレストラン、そして素敵な庭園も併設しています。気持ちの良い庭園で大人気のラム酒カクテル“フローズン・ダイキリ”をぜひ味わってみてください。
ちなみみに「ジョン・ワトリング」の名前の由来は、実際に存在したバハマの海賊の名前からつけられています。

<ジョン・ワトリング醸造所の基本情報>
住所:17 Delancy Street, Nassau, Bahamas
電話番号:+1-242-3222811
アクセス:ダウンタウンから車で7分
営業時間:10:00〜18:00
定休日:バハマの休日
入場料:無料

“ちょい悪”気取りで葉巻とラム酒

写真:市川 芽久美

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ダウンタウンの通りには、ラム酒を使ったラムケーキ屋さんも多く、その場で手作りしているお店では、作っている工程を覗かせてくれますよ。

カリビアンブルーのビーチを楽しもう!

カリビアンブルーのビーチを楽しもう!

写真:市川 芽久美

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勿論、ナッソーのあるニュープロビデンス島にもカリビアンブルーの素敵なビーチがあります。選出の「アトランティス・バハマ」からすぐのキャベッジ・ビーチ(Cabbage Beach)は、透き通った青い海と約3qも続く美しい白砂浜が魅力的なビーチです。

クルーズ船でバハマを訪れた方には、港から徒歩15分圏内のジャンカヌー・ビーチ(Junkanoo Beach)がお勧め。ビーチの向こうに泊まる大型船を眺めながら、白浜を楽しめるスポットです。
ビーチには、ビーチバーやお土産物屋さんの他に、カリビアン・ヘアスタイルの細かい編み込みをしてくれるサービスも。髪型を現地風に変えて、気分をさらに盛り上げてみてはいかがでしょうか。

ナッソーの歴史と文化にもぜひ触れてみてください

半日でも急ぎ足で巡れるナッソーの市内観光。ビーチでのんびりする前にぜひ街を巡ってみてください。少しでもナッソーの街やバハマの歴史に触れてみると、旅の充実度も増すのではないでしょうか。

2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/12/21 訪問

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