写真:土庄 雄平
地図を見る小豆島と聞いて、まず思い浮かぶイメージは異国情緒漂う「オリーブ」の風景でしょう。実は小豆島は、西洋からオリーブの原木がもたらされ、日本のオリーブ発祥と言える地。初夏の小豆島を訪れれば、真っ青な空の下、オリーブの木々が緑鮮やかに輝く、とても爽やかな情景を見せてくれます。
写真:土庄 雄平
地図を見る例えば、島の南部、国道436号線沿いに位置する「小豆島オリーブ園」は、そんな小豆島のオリーブの風景を代表するスポット。なだらかな丘に数十種類ものオリーブ並木が続く景色は壮観です。
なお、この場所を楽しむポイントはオリーブを眺める角度を変えてみること!下から眺めれば、陽光に照らし出されるオリーブの緑銀色と青空との対比が美しく、上から眺めればオリーブの木々の隙間から瀬戸内海の旅情香る絶景が広がります。
<小豆島オリーブ園の基本情報>
住所:香川県小豆郡小豆島町西村甲2171
電話番号:0879-82-4260
アクセス:池田港・草壁港から車で5分、土庄港・坂手港から車で15分
写真:土庄 雄平
地図を見るまた池田地区にある「井上誠耕園」にも、ぜひ立ち寄ってほしいところ。井上誠耕園は小豆島産のオリーブを使って様々な商品をプロデュースしている地元を代表する企業で、広大なオリーブ畑を有しています。
一面に包み込まれるようなオリーブの木々、そして背後には小豆島の緑美しい里山。気温もちょうど良い初夏には、そんな癒しの風景を眺めながら、井上誠耕園が営む「Bakery & Cafe 菊太郎」で一息するのがオススメです。
<井上誠耕園/Bakery & Cafe 菊太郎>
住所:香川県小豆郡小豆島町池田2267-5
電話番号:0879-75-1369
アクセス:池田港から車で5分、草壁港から車で15分
写真:土庄 雄平
地図を見る初夏の小豆島で最も訪れてほしいエリアが、小豆島内陸部に位置する「中山・肥土山地区」。なぜなら、田植え最盛期の中山千枚田を囲うように、緑あふれる大渓谷が展開し、一年で最も風光明媚な景観を見せてくれるから。
写真:土庄 雄平
地図を見る6月に入ると、成長途中の稲が800枚の千枚田一面に敷き詰められ、まるで幾重にもわたる緑の階段が展開します。3年に一度開かれる瀬戸内国際芸術祭の会期後1年以内であれば、小豆島のアートの代表作品である「オリーブの夢」とのコラボレーションが見られることも!
<中山千枚田の基本情報>
住所:香川県小豆郡小豆島町中山1486
アクセス:池田港・土庄港から車で10分
写真:土庄 雄平
地図を見るまた展望スポットとして一押しなのが「県道27号線(小豆島スカイライン)」!銚子渓おさるの国に差し掛かる直前、大きくN字に曲がるカーブの区間からは、小豆島の急峻な渓谷に抱かれた中山・肥土山地区を一望できます。
まるで離島とは思えないほど広大で、緑鮮やかな谷筋に引き込まれそうになる絶景。深く深呼吸をしながら、小豆島の大自然を味わってみてはいかがでしょうか?
<小豆島スカイラインの基本情報>
住所:香川県小豆郡県道27号線
アクセス:土庄港から車で10分
写真:土庄 雄平
地図を見るそしてクライマックスとしてお勧めしたいのが、銚子渓おさるの国の中にある展望台「仙多公峰(せんたくぼう)」。入園料を支払って、おさるの国から鳥居をくぐり、敷地の最高峰を目指せば、そこには小豆島の大渓谷を360度見渡す絶景パノラマが広がります。
南側には、先ほど眺めていた中山・肥土山地区、そしてその先に瀬戸内海や四国まで遠望することが可能です。
写真:土庄 雄平
地図を見る一方、北側には町は少なく、雄大に広がる真っ青な瀬戸内海と、島の緑が鮮やかなコントラストを織りなします。もはや一つの離島のスケールを超越した大迫力!
小豆島でも、ここまで開けたダイナミックな景色が見られるのは、この「仙多公峰」だけ。爽やかな風を感じながら、青と緑の絶景に思う存分浸りましょう!
写真:土庄 雄平
地図を見るなお初夏は、銚子渓おさるの国で春の出産シーズンを終えて、子猿が成長している時期。山頂の絶景を堪能したら、子猿たちの可愛らしい姿に癒されてみてはいかがでしょうか?特に母ザルのお尻にちょこんと乗っている姿や、子猿同士で毛づくろいしている姿は必見!
<仙多公峰/銚子渓おさるの国の基本情報>
住所:香川県小豆郡土庄町見目
電話番号:0879-62-0768
アクセス:土庄港から車で20分、展望台はおさるの国入り口から徒歩15分
写真:土庄 雄平
地図を見る今回は美しい渓谷の緑とオリーブに焦点を当てて、小豆島の風景を紹介してきましたが、今回紹介したのはほんの一部。小豆島には20を超える展望所があり、オリーブが植わっている場所も沢山あります。そのため、意図せず美しい景色に出会えることもしばしば。
時間がある人は、自分の心の琴線に触れる景色を探して島中を巡ってみてはいかがでしょうか?
小豆島と言えば、青い海のイメージが強いものの、実は海に負けず劣らず素晴らしいのが「緑の風景」。小豆島の象徴であるオリーブをはじめとして、田植え最盛期の千枚田、そして展望所から眺める島の渓谷美など、心洗われる爽やかな絶景に出会えます。ぜひ一度、初夏の小豆島を訪れてみてはいかがでしょうか?きっと思いっきりリフレッシュできること間違いなし!
2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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