西表島に廃墟!?「ウタラ炭鉱跡」で島の隠れた歴史に触れる

西表島に廃墟!?「ウタラ炭鉱跡」で島の隠れた歴史に触れる

更新日:2020/04/25 11:10

岡本 大樹のプロフィール写真 岡本 大樹 原付旅人、アマチュア自然フォトグラファー
沖縄県の中でもマングローブ植物の種類が豊富で、リバーカヤックなどのアクティビティが人気の西表島。ですが、西表島には廃墟になっている歴史的な近代産業遺産があることはあまり知られていません。「ウタラ炭鉱跡」はそんな遺産群の一つ。すでに自然と一体化しているような形ではありますが、西表島の隠れた歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う、県境をまたいだ移動の自粛が2020年6月19日より解除されます。また県境をまたぐ観光については「徐々に行い、人との間隔を確保すること」というガイドラインが政府より示されています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
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西表島の一般的なイメージは自然だけど…

西表島の一般的なイメージは自然だけど…

写真:岡本 大樹

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沖縄県の中で、本島の次に大きな島である西表(いりおもて)島。石垣島や宮古島の方が知名度は高いかもしれませんが、実はかなりの面積を有する離島でもあります。

そんな西表島で人気なのは、沖縄ならではの自然を満喫できるリバーカヤックやトレッキングなどのアクティビティ。海の美しさだけが魅力ではなく、マングローブ植物の宝庫で、内陸部での楽しみも多いという特徴を持っています。

しかしながら、そういった自然関連ではなく、西表島には歴史に触れることができるスポットも残されています。今回ご紹介する「ウタラ(漢字だと宇多良)炭鉱跡」もその一つです。

西表島の一般的なイメージは自然だけど…

写真:岡本 大樹

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ウタラ炭鉱跡があるのは、島内の中央部を流れる浦内川の支流であるウタラ川のそば。浦内川はリバークルーズの船が出ている場所で、上流には日本の滝百選の一つである「マリユドゥの滝」が流れていることなどから、多くの観光客が訪れる人気の観光地でもあります。

クルーズ乗り場から上流方面に歩いて15分くらいでウトロ炭鉱跡を見ることができます。より奥まで入っていける現地のツアーなどもありますが、許可なく入れるのは途中までなので、その点にはご注意ください。

ウタラ炭鉱とは?

ウタラ炭鉱とは?

写真:岡本 大樹

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ここで、ウタラ炭鉱というものがどういうものだったのか、そしてどんな歴史を辿ったのかを少し解説します。

この場所が炭鉱として稼働していたのは、1935年からの約8年間。今の西表島のイメージから石炭はかけ離れているので、人によってはそんなことが行われていたこと自体が信じがたいことかもしれません。

しかしながらウタラ炭鉱跡に行くと、その際に使われていたトロッコの支柱といった残骸を今でも実際に見ることができるのです。

ウタラ炭鉱とは?

写真:岡本 大樹

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こちらも、そのトロッコの支柱の一部だったもの。すでに植物に侵食されているので、遠目からではあまりよくわからないかもしれませんが、よく見るとレンガ造りの柱のようなものに植物が絡まっている様子がよくわかります。

なお、こういった施設はウタラだけではなく、仲良川河口部や西表島のすぐ西側の小さな内離島(うちばなりじま)にもあり、この周辺のものを総括して西表炭坑と呼ばれていました。

ウタラ炭鉱とは?

写真:岡本 大樹

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では、1937年頃に最盛期を迎えた西表炭鉱はその後どうなったのでしょうか。最盛期には1400名もの労働者が集まるというとても大掛かりなものとなり、島外からも相当数の人が西表島に来ていました。

似た状況で有名なのは、長崎の端島(軍艦島)ですね。西表島も同様に一気に人が増え、炭鉱業が大きな産業となっていました。

しかしながら、第二次世界大戦や日本の主要エネルギー源の変遷といった社会背景のもと事業は衰退し、ただ廃墟と化していったのです。

西表の自然+廃墟

西表の自然+廃墟

写真:岡本 大樹

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先ほどのトロッコの支柱などはウッドデッキから見られるようになっていて資料もあるので、見落とすということはありませんが、現地を訪れた際には周囲の細かいところにも目を配ってみてください。

例えば、川の方を見るとかつて使用されていたであろう機械の一部が落ちていることに気づくでしょう。

西表の自然+廃墟

写真:岡本 大樹

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すでにご紹介したように、ウタラ炭鉱跡は川のそばにあります。入り口から炭鉱跡までの道もマングローブ植物を見ながら散策できるので、余裕があれば帰り道にはそちらもチェックしてみましょう。

西表島の代表的なイメージであるマングローブと、そのすぐそばであまり知られていない島の歴史的な廃墟がある、というちょっと変わった状況をぜひ楽しんでみてください。

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ウタラ炭鉱跡の基本情報

住所:沖縄県八重山郡竹富町字上原
アクセス:上原港から車で12分

2020年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/02/05 訪問

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