提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/寺社などで見られる「花手水」。特に京都の楊谷寺が有名で、未体験の私にとっては、いつか訪れたいという憧れの地でもあります。しかし行くとしたら、当分先になりそうなので、家でやってみよう!と考えました。
まずは花手水にふさわしいお花について、SNSでリサーチ。どうやら花弁が大きくて、輪郭がまるいお花が適しているようです。例を挙げると、椿・葉ボタン・牡丹・ダリア、紫陽花などです。
近所のスーパーをのぞくと、仏花の販売が中心でした。菊も悪くないですが、もう少し粘って探すことに。すると、八百屋さんで、ガーベラが破格で販売されていました。なんと、10本で300円!安い…
咲田「今日は特売ですか?」
店主「いつもこの値段だよ。」
ちなみに、私は千葉県在住です。千葉県はお花の栽培が盛んです。特に白子町のガーベラは有名で、「ガーベラ団地」という一大生産拠点があります。「このガーベラも、ガーベラ団地からきたのかも」と想いをはせながら、3束で計30本購入しました。10本は、花瓶に飾り、玄関に置きました。
本命の花手水用に、のこり20本は茎を短く切って、まずは洗面台に浮かべてみました。ここからは好みの問題ですが、このように花と花に隙間があると、浮遊感があって風流です。
しかし、洗面台にいつまでも置いておくと、生活に支障をきたします…SNS用に撮影を済ませると、別の器に移すことにしました。
我が家で普段、あまり使用していない器があるので、まずは陶器の器へ浮かべてみました。寺社の手水舎のように、実際に手を清めるのではなく、鑑賞目的ですので、これで十分です。この器は、食卓において楽しむことにしました。
次に、サラダやそうめんに使用するガラスの食器を手水鉢に見立ててみました。透明感があって、涼し気です。友人には、このガラスの器が好評でした!これはテレビボードに置くことにしました。
「花手水」から離れてしまいますが、一人暮らしで、大きな器を持っていないというかたは、食品トレーを活用してはいかがでしょう?
例えば、洗った卵パックに、少し水を張ってお花を並べてみます。画像は10個入り卵パックです。ローアングルで覗くと、お花がまるで浮いているようにも見えて、意外性があります。
切り花は高い!そもそも沢山買えない!…という場合は、10個入り卵パックを使うと、スカスカでさみしく感じますね。その場合は、卵パックの外側を使うことをおすすめします。普段気にとめることもないと思いますが、卵パックはふたを閉じると、外側に4つの穴が開いています。ここにお花をさすと、豪華に見えますよ。
花手水に特別な道具は不要です。こまめにお水を替えてあげれば、花も長持ちしますので、ハイコスパの充実体験ができるでしょう。器も手水鉢でなく、家にある食器で十分です。
ちなみに上級者は、小さめのお花を数種類、組み合わせたり、コケや葉をあしらったりするようです。私のような初心者さんには、大きくてまるい輪郭のお花が、扱いやすくて良いです。本稿ではガーベラを使用しましたが、季節にあわせて、お花を選んでください。
そしていつか、本物の参拝(花手水)や、千葉のガーベラ団地にも行きたいですね!
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