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写真:万葉 りえ
地図を見るご覧いただいている美しい海は、宮城島にある「果報(かふう)バンタ」からの眺めです。何度も行きたくなる美しさですが…って、実際、何度も行っているんですけど(笑)。
写真でも映像でも思い出でも、こんな沖縄の青く透明な海を見ていたらおなかがすいてきた・・・そんな時は沖縄らしい味が欲しくなるでしょう。
その沖縄らしい味の一つになっているのがポーク缶です。正式名称は「ランチョンミート」といって、戦後、アメリカが統治するようになってから沖縄県民にも広まっていきました。豚肉に塩やスパイスを入れて加熱殺菌した、開けたらすぐに使える便利な缶詰です。
それを使って作るおにぎりは、「沖縄おにぎり」もしくは「ポーク玉子おにぎり」などと呼ばれていて沖縄ではよく知られたもの。シンプルな材料なのに、また食べたくなる美味しさです。
簡単なうえに、買い置きできる材料で作れるこのおにぎり。ご飯以外では、ポーク缶と海苔と卵。作るのに必要なものは基本これだけです。
ポーク缶のメーカーは問いません。沖縄では「TULIP」をよく目にしますが、沖縄以外では「SPAM」が手に入りやすいようです。
【二人分】
ご飯:適量
ポーク缶:350g前後の缶詰なら半分
卵:2個
海苔
まずは、缶詰の中身を出しましょう。今回は二人分なので半分の量を使います(写真はTULIPを使用)。それをさらに4等分に切っていきます。厚みは5mm程度。食べやすく包みやすいくらいの厚さになります。
これを、テフロン加工のフライパンだったら、油を引かずに焼いていきます。少し焼き色が付いたら裏返して、もう片面も。しばらくしたら豚肉からじんわりと脂も出てきて香ばしいにおいもしてきますよ。
ランチョンミートが焼けたら取り出して、つぎはときほぐした卵2個を焼いていきます。このときランチョンミートに塩分があるので塩は入れません。豚肉から出た油を残して焼いていくと、豚のうまみも加わりますよ。
少し厚めの薄焼き玉子を作る要領です。焼いていく過程でランチョンミートの大きさに合うように形作っておくと、後の作業がもっと簡単になります。(玉子焼き器があれば、そちらでも)
こちらは寿司風に仕立てたもの。ラップを使ってご飯をランチョンミートの大きさに合わせ、その上に具材を重ねています。
海苔が少ししかなかった!なーんて時にはこの方法で。ランチョンミートを下にして置いたほうが崩れにくくなります。
海苔巻きを作る要領でも作れます。その場合はご飯の上にランチョンミートと玉子焼きを横長に2枚ずつ並べてください
そしてこちらは「おにぎらず」方式で作ったもの。海苔1枚に対して、ランチョンミートも玉子焼きも1枚ずつ入れています。沖縄では、多くがこのように海苔で包んで作るタイプになっています。
お天気が良いならベランダや庭で楽しんでみるのもアリ。たくさん作るなら、ツナ缶や食べる味噌を入れたバージョンもいけますよ。自宅なら、これにオリオンビールがあったら最高だー!
那覇空港の1階には沖縄おにぎりの専門店があり、筆者は美味しさにつられて列に並んででも手に入れています。ランチョンミートと玉子焼きが沖縄おにぎりの基本形のようなものですが、そこでは、高菜やゴーヤが入ったものなどのバリエーションもあります。また空港出発ロビー各所にある売店でも売っているし、沖縄にある大手コンビニチェーンでも手に入りますよ。
初めにご覧いただいた宮城島だけでなく、沖縄には本島から橋つたいに行ける島が他にもあります(関連MEMO参照)。宮城島から続く伊計島のビーチは一年中遊べるし、ハートロックで有名な古宇利島ではふかふかの砂が待ってまーす。
あ、そうそう、道の駅でも沖縄らしい食べ物がいろいろ手に入るので、こちらも立ち寄りをお忘れなく!(道の駅の紹介も関連MEMOから見てね)
さあ、今度は本場の沖縄おにぎりをレンタカーに積んで、沖縄の美しい風景に会いに行きましょう。
半分残ったランチョンミートは薄く切ってカリカリ風に焼いてサラダにトュピングするだけでも、美味しさを増してくれます。でもせっかくなら、チャンプルー類に使ってさらに沖縄の味を楽しむのがベター。野菜炒めに入れるだけでも、ん〜沖縄の味。
本場の沖縄おにぎりをがぶっとほおばれる日を、自家製おにぎりをかみしめながら楽しみに待ちましょう。
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