中国旅行のお楽しみをご家庭で!中国流の手作り餃子を作ろう

中国旅行のお楽しみをご家庭で!中国流の手作り餃子を作ろう

更新日:2020/05/07 12:55

乾口 達司のプロフィール写真 乾口 達司 著述業/日本近代文学会・昭和文学会・日本文学協会会員
おうちで過ごす時間が多い昨今だからこそ、世界各地の料理をご家庭で楽しみたいと思う方も多いはず。世界各地にはさまざまなご当地料理が伝えられていますが、とりわけアジア随一の食の宝庫・中国といえば、やはり「餃子(ギョウザ)」を忘れてはなりません!中国旅行の際、口にする機会も多い餃子。今回はいろいろな種類の餃子にチャレンジし、中国を旅行している気分にひたってみました。

こんな食材も!?中国流の餡

こんな食材も!?中国流の餡

写真:乾口 達司

餃子は餡を小麦粉で練りあげられた皮で包み、調理した食べ物。日本ではおかずの部類に入れられていますが、本場・中国では主食の座にあり、もっとも愛されている中国家庭料理といっても過言ではないでしょう。

したがって、私たちが想像しているよりもはるかに多くの種類の餡が使われます。たとえば、筆者が以前訪れた北京の「宝源餃子屋」では100種類以上の餃子を楽しむことができました。今回はそんな多彩な中国の餃子を思い浮かべながら、妄想気分でさまざまな餃子を作ってみましょう。

基本的な食材は、豚の挽き肉・刻んだキャベツ・ニラ・ニンニクくらい。調味料をのぞけば、たったこれだけでベーシックな餃子を作ることができます。

こんな食材も!?中国流の餡

写真:乾口 達司

今回はほかにもキムチ・カレー粉・チーズ・中華麺・明太子・ナスビを用意し、通常の餃子以外に4種類の餃子も作ってみました。

(1)明太子+チーズ
(2)挽き肉+キムチ
(3)挽き肉+中華麺
(4)挽き肉+ナスビ+カレー粉

(1)と(2)は、以前、中国の餃子店でいただいたことがあります(厳密にいえば、(1)はチーズと何かの魚卵だったと思いますが、詳細を思い出せなかったので、今回は明太子を使いました)。当時、美味しかった記憶があるので、今回チャレンジすることに!

一方、(3)と(4)はまったくのオリジナル。しかし、中華麺と香辛料も中国の食にとっては必需品というべきもの。中国の餃子は実に多彩ですから、中国のお店にもこんな組み合わせがあるかな…などと妄想しながら作るのも楽しいですよ。いったいどんな餃子になるのでしょうか?

こんな食材も!?中国流の餡

写真:乾口 達司

先に挙げた食材を適当な大きさに刻み、醤油や料理酒、塩こしょう、練りショウガなどで作った調味料と混ぜ合わせ、手でこねれば、餡は完成。

餡を皮で包もう!

餡を皮で包もう!

写真:乾口 達司

市販の皮に餡を包みます。皮のまわりに水をつけてから包むと、口の部分がうまくふさがります。口の部分をしっかりとめるとできあがり。

調理前の餃子

調理前の餃子

写真:乾口 達司

できあがったらお皿の上に並べます。作りすぎて一度では食べきれないと思ったら、この時点で冷凍保存をしておきましよう。

調理前の餃子

写真:乾口 達司

小籠包風のものや、冗談半分で写真のような成形のものも作ってみました。もちろん、下手くそでも気にしません!

中国気分を味わうならまずは水餃子で!

中国気分を味わうならまずは水餃子で!

写真:乾口 達司

本場・中国では、実は焼き餃子よりも水餃子の方が一般的。そんなことも念頭に置きながら、中国気分でまずは水餃子からいただきましょう。

水餃子は沸騰したお湯に3分ほどつけるだけ。ポン酢とマヨネーズをつけていただきました。つるっとした食感が、焼き餃子とはまた違って楽しめますよ。

中国気分を味わうならまずは水餃子で!

写真:乾口 達司

焼き餃子の場合は、フライパンで焼くだけ。油をひいて餃子をのせ、途中から水を少量入れて蓋をします。蒸し焼きにすることで美味しさがアップします。

タレは、今回、酢醤油に上海で購入した「老干媽」の油辣椒を加えたもので作りました。

中国気分を味わうならまずは水餃子で!

写真:乾口 達司

ちなみに、こちらの写真は先ほど紹介した北京の「宝源餃子屋」の水餃子。こんな色の皮、日本で見たことありますか?

もちろん、餡の種類もいろいろ。餡がこんなに多様なのかと驚いたものです。餃子に対する固定観念がくつがえされますよ!北京を訪れたら、ぜひ宝源餃子屋を訪れてみてくださいね。

中国流手作り餃子の結果は…?

中国流手作り餃子の結果は…?

写真:乾口 達司

さて、今回、作ったイレギュラー餃子の結果は・・・。

(1)「明太子+チーズ」は、ご覧のとおり。明太子とチーズの相性が抜群。挽き肉を使わず、手軽に作れるというのも嬉しいですね。

中国流手作り餃子の結果は…?

写真:乾口 達司

(2)「挽き肉+キムチ」も双方がマッチしていて、中国と韓国、それぞれを旅している気分になりますよ。

中国流手作り餃子の結果は…?

写真:乾口 達司

写真は(3)「挽き肉+中華麺」。麺の食感が新鮮でした。もちろん、味も問題なし。

(4)「挽き肉+ナスビ+カレー粉」は、当然のことながら、カレーのスパイスが効いており、中国というよりもインドをイメージさせました。しかし、これも「あり」ですね。

中国流の手作り餃子を堪能しよう!

誰でも手軽に作れる餃子。おなかもいっぱいになる上、食の宝庫・中国の多様性と豊かさを味わうことができます。食材の組み合わせは無限。今回、ご紹介したものにこだわらず、妄想!中国旅行気分でそれぞれのご家庭ならではの餃子を楽しんでみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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