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提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/五平餅は岐阜県や長野県、愛知県、富山県などの一部地域に伝わる郷土料理です。
ご飯をつぶしたものを棒や串に刺し、タレをかけて香ばしく焼いたもの。このタレは醤油や味噌をベースに、クルミやえごまなどを入れ、砂糖で甘じょっぱく仕上げられています。配分や入れるものは各地域、各家庭で異なり、へぼ(蜂の子)を入れる地域もあるんですよ!
形もさまざまで、わらじのような形のものもあれば、団子のように丸めて串刺しされたものなど、こちらも地域ごとで異なります。
五平餅づくりに必要なのは、タレとご飯だけ。
……とはいっても、ご飯はいいとして、タレはすぐには手に入りませんよね。(ちなみに筆者は地元民なので、近所のおばあちゃんに分けていただいたものがあります)
ネット通販で購入するのが確実ですが、味噌や醤油、みりん、クルミやゴマなどがあればできるので、料理レシピサイトを参考に自家製のタレを作ってもいいでしょう。
中部地方を中心に販売されている、甘い味噌だれにクルミやゴマを混ぜるという方法もおすすめです。最近は他の地域のスーパーでも取り扱いが増えているので、探してみてくださいね。
お米は普通のうるち米でOKで、少し硬めに炊くのがポイント。炊き上がったらすりこぎなどで粗目につぶします。小さいお子さんに手伝ってもらう場合は、ジップ付きのビニール袋に入れて、手で叩いてつぶせるようにすると楽ちんです。
五平“餅”ではありますが、そこまで神経質になってつぶさなくても大丈夫です。写真くらいのつぶれ具合でも充分丸めることができますので、お好みで調整してください。ただ、あまりにも粒が残っていると、出来上がりが焼きおにぎりっぽくなってしまうので注意しましょう。
それではつぶしたご飯を丸めていきましょう。五平餅というとわらじ型を想像する方が多いと思いますが、我が家では簡単で食べやすい団子型にしました。
わらじ型を作る場合は、ラップにお米、さらにその上に割っていない状態の割りばしを乗せ、ラップで包んで形を整えます。ちなみにお店によっては、わらじ五平餅用の押し型を使って成型しているところもあるんですよ。
ご飯を丸めたら、次は白焼きにします。大事な工程ですので忘れずに!魚焼きグリルやトースターで、表面が乾く程度に温めます。
ちなみに我が家はご飯を2合炊き、手のひらサイズの団子が15個できました。3人でペロッと食べてしまったので、たくさん食べるお宅ではもう少し多めに炊いた方がいいかもしれません。
白焼きにしたら、次はタレをつけます。焼くとかなり垂れるので、まずは全体に薄くつけるのがコツ。
まんべんなくついたら、魚焼きグリルやトースターの網に乗せ、上になっている面にこぼれない程度にタレを乗せます。タレが落ちて焦げ付くと掃除が大変なので、アルミホイルを敷いた方がいいですね。
さて、ここからは五平餅を焦がさないよう、じっと見張ってくださいね。表面に焦げ目がついてきたらひっくり返します。そしてひっくり返した面にも同様にタレを乗せ、焦げ目がついたら完成です。香ばしくていい匂い!
完成した五平餅がこちら!団子のままで食べてもいいですが、竹串に刺すと気分が盛り上がります。焼く前に竹串に刺す場合は、串が焦げないようにホイルで巻いておきましょう。焼いた後に刺す時はやけどに注意してくださいね。
我が家では、東濃地方の特産品である美濃焼の長皿に載せてみました。岐阜県は陶磁器の生産量が日本一なんですよ!
作り方は本当に簡単!昼食やおやつでお子さんと一緒に作ると楽しいので、おすすめです。
『半分、青い』の舞台となった岐阜県恵那市にはおいしい五平餅屋さんが揃っていて、地元では五平餅の食べ比べマップも用意しています。
恵那市周辺の方言で、五平餅のことを「ごへだ、ごへいだ」などとと呼びます。旅行できるようになったら、うまい“ごへだ”を食べに岐阜に来なかんに!
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