石段の先に待つ絶景!滋賀「長命寺」で延命長寿と諸願成就を祈願

石段の先に待つ絶景!滋賀「長命寺」で延命長寿と諸願成就を祈願

更新日:2020/05/05 15:59

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
滋賀県近江八幡市にある「姨綺耶山(いきやさん)長命寺」は、西国三十三所第31番札所で、延命長寿、諸願成就のご利益がいただける天台宗の寺院です。湖畔の参道入り口から、808段の長い石段を上ると、重なり合う美しい諸堂、古代の伝説が残る巨石群、そして琵琶湖の素晴らしい眺望が待っています。聖徳太子が開基したと伝わる古刹で、絶景を眺め長寿祈願をしてみませんか?

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琵琶湖畔を俯瞰する山上に建つ「姨綺耶山 長命寺」

琵琶湖畔を俯瞰する山上に建つ「姨綺耶山 長命寺」

写真:モノホシ ダン

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長命寺は、琵琶湖畔にそびえる標高約333mの「長命寺山」の約250m付近に位置し、麓から本堂にいたる808段の長い石段で知られています。麓からの所要時間は、約30分ほどです。

ほかに、本堂近くまで、車道が整備されていますので、石段が苦手な方は、車でこちらを利用されるといいでしょう。ただし、それでも山上駐車場から本堂までは、約100段の石段を上る必要があります。また、車道は幅員が狭く、途中、離合困難なところもありますので、運転にはお気をつけください。

写真は、山頂駐車場から本堂に向かう途中にある冠木門です。

琵琶湖畔を俯瞰する山上に建つ「姨綺耶山 長命寺」

写真:モノホシ ダン

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長命寺の寺伝によれば、第12第景行天皇の時代に、忠臣として知られる武内宿禰(たけのうちのすくね)が、この地で柳の巨木に「寿命長遠諸願成就」と記し、長寿を祈願しました。このため宿禰は、300年以上の長命を保ち、景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5代の天皇と、神功皇后に仕えたといわれています。

その後、聖徳太子がこの地を訪れた際に、宿禰によって柳の巨木に彫られた文字を発見しました。これに感銘を受けた太子がしばらく眺めていると、突如、白髪の老人が現れ、その霊木で仏像を彫り、この地に安置するように告げました。

早速、太子は千手観音を彫り、伽藍を建立、宿禰の長寿にあやかり「長命寺」と名付けたと伝えられています。なお、山号は「姨綺耶山(いきやさん)」です。写真は、本堂と三重塔です。

琵琶湖畔を俯瞰する山上に建つ「姨綺耶山 長命寺」

写真:モノホシ ダン

長命寺の堂宇は、室町時代から江戸時代初期に再建されたもので、本堂、三重塔、鐘楼、護摩堂は重要文化財。本堂には、千手観音、十一面観音、聖観音(しょうかんのん)の3体が、長命寺の本尊として安置され、「千手十一面聖観世音菩薩三尊一体」と呼ばれています。いずれも重要文化財で秘仏となっています。

なお、本堂には、御詠歌「八千とせや柳に長き命寺 運ぶ歩みのかざしなるらん」の文字が掲げられています。御詠歌を唱えながら、お参りしましょう。

古色蒼然とした長命寺のランドマーク「三重塔」

古色蒼然とした長命寺のランドマーク「三重塔」

写真:モノホシ ダン

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本殿の東側にある重要文化財の「三重塔」は、長命寺のランドマーク的存在で、安土桃山時代の1597年(慶長2年)に建てられたものです。古色蒼然としたたたずまいがとてもいい雰囲気です。

古色蒼然とした長命寺のランドマーク「三重塔」

写真:モノホシ ダン

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長命寺の境内は、縦長の境内で、本堂から渡廊下が「三仏堂」「護法権現社拝殿」へとつながっています。一段高いところには「鐘楼」が建てられています。

古色蒼然とした長命寺のランドマーク「三重塔」

写真:モノホシ ダン

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本堂の裏手にある巨石が「六処権現影向石(ろくしょごんげんようこうせき)」です。古代の伝説の残る巨石群のひとつで、天地四方を照らす岩といわれ、武内宿禰がここに祈りを捧げ、300歳の長寿を得ました。

「鐘楼」から重なり合う美しい諸堂の風景を楽しもう

「鐘楼」から重なり合う美しい諸堂の風景を楽しもう

写真:モノホシ ダン

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長命寺を紹介するパンフレットなどの口絵として有名なのが、鐘楼からの眺め。写真奥から、三重塔、本堂、三仏堂、護法権現社拝殿と、ここから主要な伽藍を見通すことができます。

また、長命寺は、紫陽花の名所としても知られていますので、この時期に訪れるのもおすすめです。

「鐘楼」から重なり合う美しい諸堂の風景を楽しもう

写真:モノホシ ダン

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重要文化財に指定されている「鐘楼」は、鐘楼としては珍しく内部に入ることができます。吊るされている梵鐘は、鎌倉時代の古鐘で、お賽銭を入れて誰でも自由に撞くことができます。

「鐘楼」から重なり合う美しい諸堂の風景を楽しもう

写真:モノホシ ダン

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古代の伝説の残る巨石群では、鐘楼の裏手にある「修多羅岩(すたらいわ)」にも注目です。修多羅とは、仏教用語で、天地開闢、天下泰平、子孫繁栄のこと。長命寺では、武内宿禰の御神体とされています。

境内随一のビュースポット「太郎坊大権現社」からの絶景

境内随一のビュースポット「太郎坊大権現社」からの絶景

写真:モノホシ ダン

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境内随一のビュースポットでは、境内の最奥にある「太郎坊大権現社」からの風景がイチ押し。湾になっている琵琶湖の向こう側に、近江八幡市のシンボル「八幡山」、さらに近江富士と呼ばれる「三上山」などを望むことができます。

境内随一のビュースポット「太郎坊大権現社」からの絶景

写真:モノホシ ダン

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さらに、太郎坊大権現社の屋内からの景観は、まるで一幅の絵画のようです。

808段の石段を上った先にある長命寺で、延命長寿を祈願し、琵琶湖の絶景を心ゆくまで楽しんでください。

長命寺の基本情報

住所:滋賀県近江八幡市長命寺町157
電話番号:0748-33-0031
拝観時間:8:00〜17:00
拝観料:境内自由
アクセス:JR琵琶湖線「近江八幡駅」下車、近江バス「長命寺」バス停下車
車利用の場合は、名神高速道路竜王ICより約30分。山上無料駐車場利用

2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/09/16 訪問

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