写真:ふるかわ かずみ
地図を見る竹島に行くには竹島橋という橋を渡らなければいけませんが、ちょっと待った!つい通りすぎてしまいがちですが、実は橋の手前には遙拝所があります。
時間がない方は仕方ないにしても、せっかく行かれるならまずはこちらでご挨拶をしてみてくださいね。
正面にはまっすぐに伸びた竹島橋が眺められ、なんとも不思議な感覚になることでしょう。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る陸から竹島まではこのまっすぐに伸びた竹島橋を歩いて進みます。その長さ387メートル。(近くに駐車場200台あり。平日無料、土日祝は300円)。
昭和7年まではこの竹島橋はなく、それまでは船で往来していたようです。伊勢湾台風の際は被害をうけ、修繕などして現在に至ります。
天気がよければ真っ青な空と海に囲まれ、海風にあたりながら景色も堪能できますよ。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る島に近づくとまずは最初の大鳥居がお出迎え。島への最初の玄関口といえます。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るさて、ここからがいよいよ本番!101段の階段をまず上ります。
木々に覆われた神域に入ると空気も変わり、ここから結構な階段を上っていきます。手すりがところどころ用意されていますが、石段の幅も狭く急な箇所もあるので歩きやすい靴はマストです。
ゆっくり自分のペースでのぼっていきましょう。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るのぼりきると、左手に手水舎、正面は「宇賀神社」が出迎えてくれます。境内にはメインとなる「八百富神社(やおとみ)」をはじめ、4柱を祀る神社があります。
八百富神社の創建は1181年とされ、境内にも祀られている千歳神社のご祭神でもある「藤原俊成」が、滋賀県の竹生島から勧請しました。
ご祭神は「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」で、食物を司る神様です。お狐さんが使いでもあり、商売繁盛などの御利益でも知られています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るそして左手の海のほうに向かって歩くと「八百富神社」があります。八百の富という名前からして縁起がよさそうですよね。
ご祭神は「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」で、一般には弁財天さんの名前でも知られており、こちらでは「竹島弁天」の名で親しまれています。神奈川の江島神社、滋賀の竹生島、広島の厳島神社とともに、日本七弁天の中にも挙げられています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る八百富神社の左横にはさらに八大龍神社に通じる道が続きます。
ちなみに竹島には暖帯地方に多く見られる広葉樹をはじめ、蔓(つる)植物など、65科238種の珍しい高等植物の自生が確認されいて、島そのものが国の天然記念物に指定されています。
とても海に浮かぶ島とは思えない程自然豊かな場所で、散策するだけでも自然の気やパワーをいただけます。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るそして突き当たりにあるのが「八大龍神社」です。
ご祭神は豊玉彦命(とよたまひこのみこと)。豊玉姫命(とよたまひめのみこと)という名前はよく聞かれる方も多いかもしれませんが、こちらはそのお父様。
別名では日本神話では海の神とされる綿津見(わたつみ)という海の神でも知られています。そのため雨乞いの霊力も強く崇敬されています。
八百富神社を創建した藤原俊成の夢に「この島に社をたてて祀れば長くこの地を永く護る」との託宣があり、海に網を入れたところ、龍神の御尊体が現れてこちらに祀られています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るそして八大龍神社の横道をさらに奥に進むと、「龍神岬」と呼ばれる島の最南端の場所に着きます。せっかくなので階段をおりると海まで出てみましょう!
ベンチやテーブルも設置してあるのでここでひと休みも気持ちいいですよ。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る階段を降りると、一面三河湾が一望できる龍神岬のまさに先端に着きます。見渡す限り海・海・海。この石碑から右に迂回すると冒頭の端を渡った島の入口に着きます。
左周りでも行くことはできますが、ゴロゴロむき出しの岩肌は歩きにくかったり風が強いと不安定なので、舗装された右回りのルートがオススメです。境内の参拝含め、1時間もあればゆっくりまわれますよ。
次では右回りのルートの景色を一部ご紹介しています。
動画:ふるかわ かずみ
地図を見る写真:ふるかわ かずみ
地図を見る八百富神社には室町時代のものとされる貴重な宝物と呼ばれている木像の弁天象や当時の絵馬など貯蔵されていますが、写真のイラスト「宝船」も、運気がアップするということで人気の絵です。
龍の船に宝物が積まれており、文字も回文(最初から読んでも終わりから読んでも同じ)になっていて、初夢など枕元に置いて寝るとよいとされる縁起ものです。(社務所で初穂料1枚1000円/B4サイズ)
原木画が休憩所に飾られているのでぜひそちらもご覧くださいね。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る御朱印は八百富神社と八大龍神社の2種類いただけます。(初穂料各300円)
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るそして疫病退散でしられる「アマビエ」のお札も持ち帰ることができます(休憩所設置/無料)。感謝して2020年も無事乗り切れるようお財布等に入れておくのもいいですね。
住所:蒲郡市竹島町3-15
電話番号:0533-68-3700
※竹島橋近くに駐車場200台あり(平日無料。土日祝300円)
2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
ふるかわ かずみ
新鮮な発見と新しい体験ができる旅行が好きです。以前は海外旅行も好きでしたが、最近は日本にもたくさん素晴らしい場所があることを再認識。特に神社仏閣、パワスポ、温泉地を巡ることが多く、気づけば年齢と共に自…
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