写真:安藤 美紀
地図を見る山手111番館はワシントン通り沿いに正面玄関があり、玄関側から見ると2階建て、公園がある裏側に回って見てみると3階建てになっています。どうしてこういう構造になったのかというと、傾斜地に建てられているため。この写真は、正面玄関側から見ているので2階建てに見えます。
嬉しいことに、横浜市に寄贈されているので入館は無料。写真撮影も出来るため、洋館巡りファンにとっては嬉しい西洋館です。
正面玄関の左側には地下に下りる階段があります。階段の先にあるのは、「ローズガーデンえの木てい」というカフェ。もともとガレージだったところを改築して作られました。公園のバラ園を眺めながら、薔薇をモチーフにしたケーキやドリンクがいただけるようになっています^^
横浜は、年に2回薔薇が見頃を迎えます。見頃をチェックしてから、山手111番館へ行くと、景色も最高ですよ♪
☆横浜の薔薇の見頃☆
初夏(4月下旬〜6月上旬)と秋(10月終下旬〜11月上旬)の年2回
写真:安藤 美紀
地図を見る小さめの玄関から中へ入っていくと、出迎えてくれたのは、どこか懐かしい雰囲気の吹き抜けホール。天井から吊り下げられているシャンデリアの光に、思わず「綺麗。。。」とつぶやいてしまいました。
この吹き抜けホールは、山手111番館の特徴の一つ。横浜の西洋館の中で、吹き抜けホールがあるのは非常に珍しいそうです。
かつては、この場所でホームパーティが開かれ、華やかなドレスを身にまとった人たちが、シャンデリアの下で社交ダンスを楽しんでいたのかなぁ。。。などと、想像力を膨らませながら館内を観ると楽しいですよ♪
写真:安藤 美紀
地図を見る壁面に使われている直径108mm角タイルと、床の六角形モザイクタイルは、建築当初(大正15年)のもの。床のモザイクタイルは一部を復元していますが、ほとんどそのまま使われているそうです。
こういうお風呂に、薔薇の花びらを浮かべてお風呂に入ってみたいなあ。。。そんなふうにイメージしながらお楽しみください♪
写真:安藤 美紀
地図を見る吹き抜けのホールと背中合わせにあるのが、落ち着いた雰囲気のダイニング。吹き抜けのホールから、すぐダイニングに行けるよう設計されています。壁には暖炉が備え付けられていてステキ!
横浜の西洋館では、毎年クリスマスシーズンになると、各西洋館がテーマ国を決めクリスマスの特別展示をします。山手111番館では、食卓に豪華な食器や生花を並べ、吹き抜けホールには大きなクリスマスツリーが飾り付けらます。お庭もライトアップされるので、眺めているだけでも楽しい!クリスマスシーズンが待ち遠しいですね♪
山手111番館は、海が見える丘公園も隣接しているので、デートコースとしてもおすすめです。10月下旬からはバラ園の薔薇も見頃を迎えるので、薔薇を見ながらローズガーデンでお茶を飲むのもいいですね。
☆クリスマスイベント情報☆
クリスマス展示 : 毎年12月1日〜25日
ライトアップ : 2012年11月23日〜31日
【山手111番館】
神奈川県横浜市中区山手町111
公開 : 9月〜6月 9:30〜17:00、7月〜8月 9:30〜19:00
定休日 : 毎月第2水(祝日の場合は開館、翌日休)、年末年始
入館無料
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この記事を書いたナビゲーター
安藤 美紀
1975年愛知県生まれ。東京や埼玉に移り住み、エンジニアと二足のわらじで「新しいトキメキと癒し」を求めて飛び回っていました。現在は、フリーライターとして独立。まったりした静岡に移住しています。非日常感…
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