今やブームを通り越して旅の一つのスタイルになっている御朱印集め。様々な工夫を凝らした御朱印とともに、御朱印帳も神社やお寺オリジナルの物があったり雑貨屋でかわいいものも数多くみられるようになりました。御朱印帳を集めるのを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
外出自粛の今、せっかくの時間を使って自分だけの御朱印帳を作ったら楽しいのでは!と思い、挑戦してみることにしました。
通販サイトを検索すればいろいろなお店で手作り御朱印帳キットが販売されています。今回取り寄せたキットは本文(蛇腹状の紙)と表紙・裏表紙用のボール紙がセットになっているもの。御朱印を書いていただく本文を自分で作るとなるとかなり手間がかかるので、あらかじめできているものを選びました。
表紙に使う紙や布を選びましょう。日本伝統の和紙やおしゃれな包装紙を使ったり、無地の紙にシールを張ってもかわいいかも!私は家にあった和紙とお気に入りのインコの柄の手ぬぐいを使うことにしました。
一般的な縦16cm横11cmほどの御朱印帳ならA4よりも少し大きいぐらいあれば十分ですよ。
自分で用意できない方は、表紙の紙もセットになったキットを選んでみてはいかがでしょうか。
そのほか必要な道具はカッター、はさみ、のり(紙用)、木工用ボンド(布用)、定規、鉛筆。カッティングマットやボンドを塗る筆があればより作業しやすいですね。
表紙用の紙にボール紙を乗せたらのりしろ(1.5pくらい)をとって余分な部分を切ります。ボール紙を置く位置がわかるようにアウトラインを鉛筆で書いておきましょう。
次に四つ角を3oほど残して切りましょう。
つぎにのりしろ部分を折っておきましょう。これを2枚作ります。
(光の関係で紙の色が違って見えますが、今までの写真と同じ紙で作業を続けています)
ボール紙の周りと対角線上にのりを塗ったら、鉛筆で印をつけたアウトラインに合わせて表紙用の紙にボール紙を置きます。表紙面側からもハンカチなどで押さえてボール紙と表紙用の紙をしっかり定着させましょう。
次にのりしろ部分にのりを塗り、折って貼り合わせていきます。最初に縦を折り、そのあと横を折ると貼りやすいです。
角の部分をしっかりと折り込むときれいに仕上がるので頑張って!
同じようにもう一つも貼り合わせていきます。
表紙が出来上がりました!ここまでくれば完成は目前。あと一息ですよ。
出来上がった表紙に本文を貼っていきます。本文の一枚目(ざらざらした部分)にのりを塗ります。のりをつけすぎたりはみ出したりすると、本文がよれたり、紙の周りがくっついてしまうので気を付けてください。
縦横のバランスを見ながら表紙に本文を貼りましょう。もう片方の表紙も同じようにのりを塗り、先につけた表紙と縦横をそろえて本文をつけます。
のりを乾かしたら完成です!初めての手作り御朱印帳が出来上がりました。がんばって作った分、なんだかいとおしい(笑)
手ぬぐいを使ってもう一つ作ってみました。布を使う場合はのりではなく木工用ボンドをほんの少量の水で伸ばして筆で塗って作りました。布はボンドがしみてしまうので下にビニールシートなどを敷くとよいですよ。柄があるときは縦横の向きに気を付けてくださいね。
作業開始から出来上がるまで2時間ほど。久しぶりに手を動かして物を作る楽しさを味わいました。皆さんも是非トライしてくださいね。
まだ当分辛抱の日が続きますが、今だからこそ神様や仏教、仏像に関する本を読むなど造詣を深める時間にあてるのはいかがでしょうか。日本神話をあらためて読みかえすと壮大な世界に思わず引き込まれてしまいます。
そしていつか自分で作った御朱印帳を持って参拝できる日が来るのを待ちましょう。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -