中東でよく食べられているひよこ豆をペースト状にして食べる料理が「フムス」です。栄養価も高い割に低カロリーで、中東ではお肉の付け合わせにも提供されますが、パンのお供としても相性抜群です。
中東の多くの国々で食べられていますが、高級なレストランからスーパーのお惣菜でも提供されているので、現地では様々な場所で食べることができます。
ひよこ豆が手に入ったら、早速「フムス」を作ってみましょう。
材料
・ひよこ豆の水煮 1カップ
・レモン汁 半ケ分
・練りごま 大さじ2
・にんにくのすりおろし(チューブで問題なし) 少々
・オリーブオイル 大さじ2
・塩 小さじ1/4
以上の材料をフードプロセッサーかミキサーでなめらかになるまで撹拌すればできあがり。なめらかさが足りない場合は、水を加えてのばせば大丈夫です。余ってしまっても冷凍できますので、いつでも中東気分が味わえます。
筆者がエジプトに留学中はかなりの頻度でお世話になっていたほど馴染みのある国民食が「コシャリ」です。留学生仲間に「最近レストランで何食べた?」と聞かれるとほぼ「え?もちろんコシャリだけど?」と答えるほど、外食=コシャリの構図は完成されていました。
日本ほど外食文化が浸透していないエジプトでは安くボリュームもあっておいしいコシャリが大人気。現地ではお皿同士をカンカン鳴らしながらコシャリを盛りつける活気のある食堂も多く、観光客でも入りやすいお店が多いです。
この人気の料理「コシャリ」とはご飯の上にマカロニなどのパスタが乗せられているびっくり料理ですが、一皿でおなかいっぱいになりますしお子様にも受け入れやすい味なので、自宅のランチメニューに悩んでいる方に是非おすすめしたいメニューです。
コシャリの材料(1人分)
・米飯 お茶碗半分程度
・マカロニ 米飯と同量
・ひよこ豆やミックスビーンズなど豆類の水煮 米飯と同程度
・パスタソースのトマト味 1人分
・フライドオニオン又はなければフライドガーリック 大さじ2
作り方
(1)マカロニは袋の表示通り茹でて水を切っておく。
(2)ご飯→マカロニ→豆類→パスタソース→フライドオニオンの順に乗せてできあがり。
いつものパスタ料理に飽きた時や中途半端に炭水化物類が残った時にもあっという間にできてしまいます。よりエジプト風に仕上げたい場合は日本のご飯はエジプトのご飯よりしっとりしているので、硬めに炊いた方がより雰囲気がでます。また、お好みでクミンパウダーやパプリカパウダーなどを少しかけると本格的な味わいが増します。
日本ではパセリは「添え物」の扱いをされる場合が多いですが、中東のサラダ「タブレ」では立派な主役扱いです。
自宅でそれなりに似たような味に再現できますので、余ってしまったパセリがある方はタブレを作ってみてはいかがでしょうか?
材料
・パセリ 1袋
・クスクス 大さじ3
・熱湯 大さじ3
・オリーブオイル 少々
・玉ねぎ 2/4ケ
・きゅうり 半分
・トマト 半分
・レモン あれば少々
・フレンチドレッシング 大さじ2程度
作り方
(1)クスクスに熱湯を入れ5分蒸らし、オリーブオイルをかけて混ぜる
(2)パセリと玉ねぎをみじん切りにする
(3)きゅうりとトマトは食べやすいサイズにカットする。
(4)クスクス、パセリ、玉ねぎ、きゅうり、トマトを混ぜ合わせ、ドレッシングをかけてざっくり混ぜればできあがり。
一口に中東と言っても国や地域によって気候も風土も様々ですが、異国情緒あふれた街並み、壮大な遺跡群、エキゾチックな食べ物など中東は魅了に満ち溢れています。
落ち着いたら是非中東に足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたナビゲーター
しの
幼い頃から歴史が好きで大学の専攻は東洋史。西国お遍路からピラミッド(エジプト留学あり)やモヘンジョダロまで国内外の史跡巡りをしてきました。最近では史跡めぐりは勿論、趣味が高じて調理師免許を取得。それに…
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(2025/1/19更新)
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