古代の暮らしを知る!ローマ近郊「オスティア・アンティカ」で古代散歩

古代の暮らしを知る!ローマ近郊「オスティア・アンティカ」で古代散歩

更新日:2020/05/07 15:34

麻田 ユウミのプロフィール写真 麻田 ユウミ 旅ブロガー
ローマ近郊ある古代ローマ遺跡「オスティア・アンティカ」は最盛期には5万人もの人口を誇った都市。海外貿易の拠点として重要な都市でしたが、ローマ帝国の衰退と共に街も衰えていきました。このオスティア・アンティカには魚屋やファストフード等の商店、庶民、富裕層の住んでいた家、劇場や浴場等が残っており、古代の生活が手に取るようにわかります。是非オスティア・アンティカで古代ローマ時代を散歩してみませんか?

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古代に上下水道が?充実の浴場の設備

古代に上下水道が?充実の浴場の設備

写真:麻田 ユウミ

オスティア・アンティカに入ると他のローマ遺跡と同じように石畳の道が続きます。一見何気ない道路ですが、ここには大きなオスティア・アンティカの発達した技術があることがわかります。それは歩道が作られていないこと。これは上下水道の発達を意味します。特に下水が発達していたことにより、街中に汚水が流れず、歩道を作る必要がなかったのです。

古代に上下水道が?充実の浴場の設備

写真:麻田 ユウミ

上水道の発達は浴場を見てもわかります。オスティア・アンティカには多数の浴場がありますが、特に素晴らしいのがネプチューン浴場。浴場は広く、温・冷浴室やサウナを有し、隣には競技場もありました。これも発達した水道設備によるものです。

古代に上下水道が?充実の浴場の設備

写真:麻田 ユウミ

このオスティア・アンティカのハイライトの1つであるのがネプチューン浴場のモザイク。港町に相応しく海の神ネプチューンを中心とした海の一族が描かれています。特に北側の海馬ヒッポカムポスの馬車に乗ったネプチューンのモザイクは必見です。

古代ローマのお店事情!ファストフードも?

古代ローマのお店事情!ファストフードも?

写真:麻田 ユウミ

このオスティア・アンティカはお店も充実!古代ローマでパン屋は有名ですが、ココには魚屋さんも!調理台と生簀があり、床には魚のモザイクが残されています。また、古代ローマの調味料として使用されていたのが、魚を使ったガルムと呼ばれる魚醤。現代では殆ど見なくなりましたが、古代では何にでも使える万能調味料として人気でした。

古代ローマのお店事情!ファストフードも?

写真:麻田 ユウミ

現代のファストフードの元になっている古代ローマのテルモポリウム。庶民が気軽に手早く外食できる場所として、多くの人で賑わっていました。L字型のカウンターには瓶が埋め込まれ、保温・保冷することができ、注文があればすぐに提供ができる仕組みになっています。野菜や卵、魚・肉料理があり、メニューも豊富。ワインも現代と同じように産地や年代で値段が変わっていました。

古代ローマのお店事情!ファストフードも?

写真:麻田 ユウミ

ここでは同業者組合という商工会議所までありました。同業者組合ではどのような商品を扱っているかがわかるように、床にモザイクの絵が描かれています。多くが船や家畜、穀物であることから、世界各国からあらゆる品を輸入していたことがわかります。

古代の住宅事情は?マンションと戸建て住宅

古代の住宅事情は?マンションと戸建て住宅

写真:麻田 ユウミ

最盛期には5万人もの人が暮らしていたとされるオスティア・アンティカではどのように暮らしていたのでしょうか?オスティア・アンティカは約70ヘクタールという大きさで、東京ディズニーランドの約1.4倍。そこに5万人の人が暮らしていたのでかなりの密集だったと考えられます。そのため多くの人はインスラと呼ばれる賃貸マンションで暮らしていました。

古代の住宅事情は?マンションと戸建て住宅

写真:麻田 ユウミ

インスラは高層の賃貸マンションで、火災や倒壊を防ぐために約20mに制限されたと言われています。約20mといえばマンションの7階建に相当し、当時に高度な技術があったことがわかります。現代のようにエレベーターはなく、各家にトイレや浴室もないので、上層階ほど人気がなく、家賃も安いという、現代のマンションとは全く逆の現象になっています。

古代の住宅事情は?マンションと戸建て住宅

写真:麻田 ユウミ

一方、富裕層はドムスと呼ばれる一戸建てに住んでいました。ドムスは家に入るとアトリウムという玄関広間があり、光や外気を取り入れるために屋根はなく、中央に雨水を貯めておく貯水槽があるのが特徴です。このアトリウムから各部屋にアクセスできるようになっています。

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様々な施設!劇場や神殿、消防署も

様々な施設!劇場や神殿、消防署も

写真:麻田 ユウミ

古代ローマの娯楽として一般的なのが劇場。オスティア・アンティカでは紀元前12年頃に、収容人数3500人を誇る劇場が造られました。観客席は前の方は富裕層のための貴賓席になっていました。半円形の部分はオルケストラと言い、当時はここで合唱隊が踊ったり歌ったりする場所で、オーケストラの語源にもなっています。

様々な施設!劇場や神殿、消防署も

写真:麻田 ユウミ

オスティア・アンティカ最大の神殿が紀元前1世紀頃に建てられた、ジュピター、ユノ、ミネルヴァの三神を祀るカピトリウム。このカピトリウムはフォロと呼ばれる政治、宗教、商業の広場であり、古代ローマ都市の中心になった場所です。

様々な施設!劇場や神殿、消防署も

写真:麻田 ユウミ

また、このオスティア・アンティカには消防署があり、消防士の宿舎が残されています。当時は火事による被害が1番深刻であったため、400人ほどの消防隊が結成されていました。ここはかつては2階建ての立派な建物で、モザイクや台座が残っています。

遺跡内に博物館も!博物館前の壺にも注目

遺跡内に博物館も!博物館前の壺にも注目

写真:麻田 ユウミ

発掘された出土品の一部が遺跡内の博物館に収蔵されています。正面にあるのは大きな羽がある女神のミネルバで、勝利の女神とされています。この像は遺跡に入ってすぐのヴィットリア広場にあったものです。

遺跡内に博物館も!博物館前の壺にも注目

写真:麻田 ユウミ

博物館の前にはアンフォラと呼ばれる壺がたくさん埋まっています。これは食物の保存に使われており、ワインや香辛料、魚の塩漬け等の様々なものが保管されていました。大小様々な壺があり、中には26リットルも入る壺も!当時は400個ほど壺が置かれていたそうです。

オスティア・アンティカの基本情報

住所:Via dei Romagnoli 717 – Ostia antica, Roma
電話番号:+39-06-5635-8099
営業時間:4月〜9月 8:30〜19:00、10月〜2月 8:30〜16:30、3月 8:30〜17:15
※月曜定休。入場は1時間前まで
アクセス:メトロB線ピラミデ駅でオスティア・リド線に乗換え(同駅ですがリド線の駅名はポルタ・サン・パオロ駅)、オスティア・アンティカ駅下車徒歩5分

2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/06 訪問

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