写真:よしおか
地図を見る能登半島先端に位置する石川県珠洲市。約500年前から受け継がれている「揚げ浜式製塩」や、自然が造り出した能登の軍艦島「見附島(みつけじま)」など、伝統的な農業や美しい自然が魅力的な地域です。
中でも日本海を望む禄剛崎(ろっこうさき)、金剛崎(こんごうさき)、長手崎(ながてさき)などの岬は美しく、それらを総称して「珠洲岬」と呼ばれています。そのうち金剛崎を『聖域の岬』と呼び、長野県の『分杭峠』、山梨県の『富士山』と並ぶ「日本三大パワースポット」の一つとして世界から注目を集めているんです!
写真:よしおか
地図を見る聖域の岬は、能登半島の内浦(富山湾側)と外浦(日本海側)の分岐点に位置しています。地上の気流と海上の暖流・寒流の「気」が一度に集中する、日本でも最も珍しい地形となっているため、大自然のパワーが一挙に集まる絶好の場所。これが「日本三大パワースポット」と呼ばれる由縁です。
岬周辺に一歩足を踏み入れると、自然の莫大なエネルギーが立ちこめ、日本海の荒々しい波とダイナミックな潮風が強いパワーとなって体へと入ってくるような感覚に。自然界からのパワーを受け取る場所として、癒しと精気を求めに全国から多くの方がこの地を訪れています。
写真:よしおか
地図を見る聖域の岬に上に建つのが「空中展望台スカイバード」。2009年に誕生した、聖域の岬から日本海を一望する展望台です(展望台への入場は有料)。展望台は崖から約9.5mも突き出しているため、眺めはスリル満点!先端までたどり着くまでに橋は少し揺れ、風が強い日はさらに揺れるのでご注意ください!恐る恐る渡りきり、思い切って下を眺めてみると日本海と金剛崎の絶景が広がります。まるで、空中を歩いているかのよう。展望台の先端で両手を広げて、息を大きく吸うことで、自然界のパワーをより多く取り込むことができるでしょう!
四季を通して異なる顔を見せるので、何度足を運んでもその度に違った絶景を見ることができます。日が暮れるとライトアップがされ、眺めは格別に。ムード満点な夜景を楽しむことができますよ!
また、日の出や月の出時に岬へ行き、ありとあらゆる気を全身に取り込むことで、さらに自然界のパワーを感じることでしょう♪
写真:よしおか
地図を見る空中展望台スカイバードからは、遊歩道がつながっています。青く澄み渡る綺麗な日本海を眺めながら、ゆっくり散策してみて下さい。時間はゆるりと流れ、全身にパワーがみなぎってくるはずです。
また、展望台を出て左手に石彫「フレームストーン・夢の扉」と呼ばれる変わったモニュメントがあります。ぽっかり空いた四角枠から、岬を眺めるとまた違った見え方に。枠から顔を出す記念撮影は観光客の方々の定番になっています♪
写真:よしおか
地図を見る聖域の岬に来たからには是非、宿泊していただきたいのが「よしが浦温泉・ランプの宿」。能登半島で人気の宿泊施設です。空中展望台スカイバードから見下した位置にある、黒瓦が連なる建物です。
海辺に沿って立つ宿は、全室オーシャンビュー。露天風呂ではすぐそばにまで波が押し寄せ、迫力満点!空と海のパワーを感じながら湯につかることができます♪
「ランプの宿」の名の通り、宿の中は蛍光灯の光りではなく、ランプの灯りで照らし出されています。ランプの暖かい灯りで過ごすひとときは、幻想的で癒しそのもの。絶景の温泉と癒しを求めに、全国から予約が殺到するため、予約がなかなか取れない人気の宿なんです。
日帰り温泉も可能なので(要予約)、ふらっと行くのもオススメ。しかし、聖域の岬にまで来たからには是非宿泊をオススメします!ここでしか味わえないロマンチックなひとときを感じてください♪
金剛崎の海の色は澄み渡るように青く、約500万年かかって出来たという驚異のパワーホールもいくつかあります。のと里山空港から約1時間強、金沢市内からは約3時間強と決して交通の便は良いとは言えませんが、「日本三大パワースポット」だけを目的に遠出する価値はあると思います。
能登半島の最先端で感じる自然のエネルギー。「聖域の岬」をめぐるツアーもたくさん組まれていますので、是非ご利用ください。
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この記事を書いたナビゲーター
よしおか
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