写真:江田 由衣
地図を見る大小さまざまな仏塔や寺院が立ち並ぶバガンは、約40平方kmの広さをもつ地域となっています。一般的にバガンというとオールドバガンを指しますが、その他にも安宿や商店が並ぶニャウンウー、小さいながらも見どころの多いニューバガンなど複数のエリアに分かれています。
時間があまりない人はニャウンウーに滞在し、そこからオールドバガンのみを回れば十分ですが、もし時間に余裕があるならニューバガンにも足を延ばしてみるとさらにバガンを深く理解できることでしょう。
写真:江田 由衣
地図を見るオールドバガンの始まりは、タラバー門からスタートします。この門は9世紀にピンビャー王がバガンの防備を固めようと築いた城壁の名残であり、門の両側にはバガンの守護神が祀られています。まるで過去の世界への扉のようで、ワクワクしますね。
写真:江田 由衣
地図を見るオールドバガン全体を巡るには、丸一日かかります。レンタサイクルやタクシー、馬車などを使い、効率的に寺院を巡りましょう。
写真:江田 由衣
地図を見るオールドバガンで是非訪れてほしい寺院の一つが、タビィニュ寺院です。1144年にアラウンスィードゥー王によって建立され、バガンで最も高い65mの高さを誇っています。白い外見に金色の塔が光り、存在感抜群の寺院です。
<基本情報>
開館時間:7:00〜18:00(無休)
写真:江田 由衣
地図を見る次に訪れて欲しいのが、マハーボディー・パヤーです。この寺院はバガンでは珍しい見た目の仏塔で、インドの仏教聖地ブッタガヤにある寺院を模したインド風の寺院となっています。1215年にナンダウンミャー王によって建立され、空に向かってすらりと建つ塔が魅了的な寺院です。
<基本情報>
開館時間:24時間(無休)
写真:江田 由衣
地図を見るそしてぜひ昼間に訪れて欲しいのが、シュエグーチー寺院です。ここはバガンでも数少ないテラスに登れる寺院の一つ。このテラスからはタビィニュ寺院がよく見え、緑地に点々と建つ寺院群を眺めることができる場所です。比較的訪れる人も少ないので、のんびりとバガンを見渡すことができます。
<基本情報>
開館時間:8:00〜18:00(無休)
写真:江田 由衣
地図を見るオールドバガンで必ず訪れたいのが、アーナンダ寺院です。「アーナンダ寺院に行かずして、バガンに行ったと言うべからず」という言葉があるほど、バガンでは外せない寺院となっています。
この寺院では、四方に伸びる34mの回廊の中心に立つ「過去四仏」が最大の見所。それぞれの立像は見上げるほどの大きさで、どれも黄金に輝いています。
<基本情報>
開館時間:7:00〜21:30(無休)
写真:江田 由衣
地図を見るそしてオールドバガン観光のクライマックスは、シュエサンドー・パヤーから見る夕日です。シュエサンドー・パヤーはバガン黄金期の中でも初期に建てられた仏塔で、仏塔の中には仏陀の遺髪が納められていると言われています。日が暮れる頃には多くの人で賑わうので、日が暮れる少し前に行って場所を確保していくことをおすすめします。
写真:江田 由衣
地図を見るエーヤワディー川に沈む夕日に、仏塔や寺院のシルエットが輝く風景は圧巻の一言。まさにバガン観光の最大のクライマックスです。夕日が落ちた後は真っ暗になるので、気をつけて宿に帰るようにしましょう。
<基本情報>
開館時間:24時間(無休)
ここで紹介した寺院は、オールドバガンに訪れるなら必ず見て欲しい寺院です。時間が許す限り、ガイドブックに乗らないような小さな寺院にも立ち寄って、歴史に思いを馳せてみましょう。
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
江田 由衣
北海道札幌市在住の旅好き主婦です。現在はフリーライターとして活動しています。大学生からバックパッカー旅にはまり、今では海外渡航数も80回を超えるまでに。新婚旅行では、夫と2ヶ月をかけて南米周遊旅を楽し…
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