ロシア料理と聞いて真っ先に思い浮かぶメニューはボルシチではないでしょうか?ビーツを使った赤いスープは具も多くボリュームもまさにロシアを代表するメニューです。
筆者もロシアで幾度となくこのボルシチに出会い、様々なお店で食べてみました。ボルシチのやさしい甘味とほんのりと感じる大地の味。非常に奥深い味わいです。
温かいボルシチが有名ですが、冷たいボルシチも大変おいしく、かつ簡単に作れるのでおすすめです。
<冷たいボルシチの材料>
きゅうり 4/1本
セロリ きゅうりと同量
たまねぎ きゅうりと同量
ビーツ(缶詰の水煮で大丈夫です) きゅうりと同量
プレーンヨーグルト 50cc
牛乳 50cc
砂糖 小さじ半分
酢 大さじ半分
塩・胡椒 少々
ディル お好みで
<作り方>
1.きゅうり、セロリ、たまねぎ、ビーツはそれぞれ5ミリ程度の角切りにする。
2.野菜とディル以外の材料すべてを混ぜ合わせる。
3.1の野菜と2のスープをざっくりと混ぜ、お皿に盛りつけ、最後にお好みでディルを散らす。
切って混ぜるだけで結構本格的な味が楽しめます。ディルがなくてもおいしいですが、これがあるだけで一気に「ロシア感」がアップするのであればのせるのがおすすめです。
自宅で再現するのにオススメなメニューの二つ目はロシア風の水餃子「ペリメニ」です。現地ではレストランの他にスーパーなどでも見かけることがあるメニューです。中のあんに使われているお肉も牛肉、鶏肉、羊肉と様々ですが、筆者がおすすめなのは安価でクセのない鶏肉です。
<ペリメニの材料 30個分>
鶏ミンチ 230g
玉ねぎ 1個
サラダ油 大さじ半分
塩 小さじ半分
にんにくのすりおろし 少々
餃子の皮 30枚
<付け合わせのソースの材料>
クリームチーズ 大さじ2
マヨネーズ 少々
にんにくのすりおろし 少々
ディル お好みで
<作り方>
1.玉ねぎをみじん切りにする。
2.鶏ミンチとサラダ油、塩、にんにくのすりおろしを混ぜる。
3.1の玉ねぎと2を混ぜ合わせる。
4.餃子の皮に3のあんを包む。包み方はあんを中心においてからヒダを作らず半円形にくっつけたあと、端と端をとめると「ペリメニ感」がアップします。この段階で冷凍しておけば保存もきき、ちょっとした時にもペリメニを楽しめます。
5.沸騰したお湯で10分茹でる。
6.付け合わせのソースの材料をすべて混ぜて合わせておく。チーズがかたい場合はレンジで10秒加熱する、又はヨーグルトを混ぜてもいいです。現地ではサワークリームもよくつかわれますが、ご家庭では手に入れやすいクリームチーズで代用しました。
現地のレストランでは様々な付け合わせのソースを提供しているお店がありました。今回は筆者おすすめのソースを一品再現しましたが、市販の餃子のタレでもおいしく頂けるのがペリメニの汎用性の高いところです。
最後にロシアといえば「黒パン」。
上記に紹介したロシア料理とともに食べるのもおすすめです。ロシアではかなりポピュラーなパンで様々な黒パンが販売されています。
今回は家庭用に作りやすい材料とホームベーカリーで簡単なレシピをご紹介致します。
<黒パンの材料>
強力粉 150g
ライ麦粉 100g
バター 10g
牛乳 80cc
水 100t
塩 5g
ドライイースト 2.8g
<作り方>
全ての材料をホームベーカリーに入れ、通常のパンコースで焼き上げるだけ。
ライ麦の配合を多くすると固く酸味強めのしっかりとした黒パンに、少なくするとやわらかめの普通のパンに近い状態に仕上がります。いずれもお好みで調節してみてください。
ロシアと一口に行っても世界で一番広い国土を持つ国なので語りつくせないよさがあるのですが、今回は自宅でちょっぴりでもロシアを想像することができるように、ロシア料理を中心にご紹介させて頂きました。
落ち着いたら是非ロシアに足を延ばして広い国土を感じてみて頂きたいです。
この記事を書いたナビゲーター
しの
幼い頃から歴史が好きで大学の専攻は東洋史。西国お遍路からピラミッド(エジプト留学あり)やモヘンジョダロまで国内外の史跡巡りをしてきました。最近では史跡めぐりは勿論、趣味が高じて調理師免許を取得。それに…
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(2025/1/15更新)
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