写真:大竹 進
地図を見るアラビア語、フランス語、英語の3ヵ国語で表示された遺跡のゲートを入ると、直ぐそばに博物館があり、ここで発掘された多くのモザイクや大理石の彫像などが展示されています。小さな博物館ではあるもののモザイクなどの質は高く見事です。
写真:大竹 進
地図を見る博物館には壁一面にモザイクが展示されていますが、これらのモザイクは遺跡内にあった豪邸の床に描かれていたもので、当時の生活の様子や狩猟風景などが主なモチーフになっています。また多くの大理石像も置かれていて、中でもミロのヴィーナスにも似たヴィーナス像は優美な姿が魅力的です。
館内には遺跡全体のジオラマもあり、これから見学する遺跡の全体像が良く把握出来ます。
写真:大竹 進
地図を見るこれは狩猟風景のモザイクですが、槍を受けて血を流すイノシシや、飛び跳ねるシカなどがとてもリアルに描かれています。
写真:大竹 進
地図を見るジェミラ遺跡は標高900mのなだらかな丘に広がる広大な遺跡で、最盛期には人口が12000〜15000人になったと考えられています。
神殿や凱旋門、劇場など様々な建築物が千数百年の風雪に耐え良く残っています。
写真:大竹 進
地図を見る遺跡の南部にあるキリスト教の礼拝堂跡です。3世紀後半にキリスト教が入り、それ以降聖堂や礼拝堂などが造られました。
写真:大竹 進
地図を見る遺跡の東側には円形劇場があります。斜面を利用して造られ、約3000人が収容出来ました。晴れた日にこの様な場所で劇を鑑賞するのは気持ちが良かったでしょうね。
写真:大竹 進
地図を見るジェミラ遺跡を代表するセプティミウス・セウェルス帝神殿です。ローマ皇帝だった彼(在位193〜211)は現在のリビアにあるレプティス・マグナの出身で、北アフリカ一帯を手厚く保護したため、この時代ジェミラは更に発展して行きました。
写真:大竹 進
地図を見る神殿の手前に広がっているのはセウェルス広場で、新フォーラムとも呼ばれている町の中心です。ジェミラ遺跡は旧市街地区と新市街地区があり、それぞれの地区に町の中心になるフォーラムがあります。
かつてはこの広場に人々が集い、喧騒に溢れた日々を送っていた様子を想像してみるのも楽しいですね。
写真:大竹 進
地図を見る神殿を背後から眺めた様子ですが、3世紀に造られた神殿が1700年もの風雪に耐えてこの様に現存している事に驚かされます。ジェミラ遺跡はこの神殿を始めかなり保存状態が良く、ローマ帝国時代の街がどの様なものであったのかが良く判ります。
写真:大竹 進
地図を見るセウェルス広場の南側にあるのがカラカラ帝の凱旋門です。ローマにあるカラカラ大浴場の建設者としても知られた皇帝ですが、216年に皇帝の両親であるセプティミウス・セウェルス帝と母ユリア・ドムナに捧げるために造られたものです。
写真:大竹 進
地図を見る遺跡の南側から眺めたカラカラ帝の凱旋門です。この道を通って人々はジェミラに入って行きました。凱旋門の右側に広がるセウェルス広場を挟んで見えているのがセプティミウス・セウェルス帝神殿です。
写真:大竹 進
地図を見るカラカラ帝の凱旋門から見たセウェルス広場と反対側のアーチ、そしてその先に広がる田園地帯です。道が緩やかに蛇行して丘を登って行く光景は絵になりますね。
写真:大竹 進
地図を見る旧市街地区の旧フォーラムです。フォーラムとは広場の事で町の中心ですが、手前の四角形の台は生贄を捧げた台と言われています。
写真:大竹 進
地図を見るジェミラ遺跡の交差点にあるアーチ門。南北のメインストリートのアーチと、ストリートに面したヴィーナス神殿入口のアーチが直角に配置されていて、面白いアングルで写真が撮れます。
写真:大竹 進
地図を見る南北のメインストリートはカルドと呼ばれ、真っ直ぐな通りに沿って列柱が並び、絵になる光景です。
ジェミラは古代ローマ時代の遺跡が非常に良い状態で現存している事から世界遺産に登録されています。ジェミラとはアラビア語で「美しいもの」という意味ですが、その名前の通りのジェミラへ、あなたもアルジェリアを訪れた際には是非訪れてみては如何でしょうか。
開館時間:8:00〜17:00 ※年中無休
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
大竹 進
旅行が好きで旅行会社に就職し、その関係で後年旅行専門学校の講師になりました。仕事やプライベートで国内・海外あちこちへ旅をし、現在も折を見て出掛けています。「旅」という非日常の素晴らしい世界を、少しでも…
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