もちもちっとした食感の皮と餡の組み合わせが、クセになりそうな生八ツ橋。皮作りに必要な材料は、身近なスーパーやドラッグストアで揃えることができます。
今回は砂糖を80グラム使いましたが、60グラムほどにすれば甘さ控えめ。シナモンは顆粒タイプよりも、粉末タイプの方が見栄えよくできます。
<材料>
・生八ツ橋
白玉粉:60グラム
水:140cc
上新粉:40グラム
砂糖:60〜80グラム
中に入れる餡…好みの分量
・生地の色付け用など
赤い食用色素:少々(少量の水で溶いておく)
きなこ:30グラム+シナモン:5グラム(合わせてよく混ぜておく)
・生地を伸ばすときの打ち粉用
片栗粉:適宜
生地作りのポイントは電子レンジでの加熱時間。これに気をつければ大丈夫です。
1)耐熱ボウルに白玉粉を入れ、そこへ水を加えて粉のかたまりがないように混ぜます。
2)よく混ざったら次に上新粉と砂糖を加えて混ぜ、トロトロにします。白玉粉と水を混ぜた時はトロトロになるなんて想像つかないかもしれませんが、その後に上新粉と砂糖を加え混ぜるとトロトロになるのが不思議。
3)トロトロ生地が入った耐熱ボウルにラップをし、電子レンジを600Wに設定し2分加熱します。
加熱したらいったん電子レンジから取り出して、濡らしたスプーンでまんべんなく混ぜます。
混ぜ終わったら再度ラップをし、電子レンジ600Wで1分加熱。それをまた取り出し濡らしたスプーンで混ぜてみましょう。全体的に餅状になればOKです。
筆者の場合は、この時点では写真のように餅状のかたまりがあったりなかったり。まだ加熱が足りないようなので、以降は30秒ずつ加熱して生地の様子を見ました。
追加の加熱を30秒×6回したところ餅状になりました。白玉粉と上新粉の原料は、それぞれ糯(もち)米と粳(うるち)米。糯米を蒸してついたものがお餅なので、このようになるのも頷けますね。
4)手に水をつけて生地をよくもんだら、2等分し丸めましょう。
5)丸めた片方の生地に水で溶いておいた食用色素を少しずつ加え、折りたたむようによく混ぜ込みます。
最初はうまく混ざらずにマーブル模様になってしまうかもしれませんが、少しずつ様子を見ながら混ぜていくと、このようなピンク色の生地に。
6)テーブルの上に打ち粉として片栗粉をまぶし、その上に色付けをした生地を置き、麺棒でできるだけ正方形になるように伸ばします。
麺棒がない方は、すりこぎでも代用可能です。ここまで来たらゴールは間近!
7)伸ばした生地は包丁で正方形に切ります。包丁へも打ち粉用の片栗粉をまぶしておくと、切り分けた際に生地離れが良いですよ。
8)真ん中よりやや下に餡を乗せたら、半分に折ってできあがり。丸めた生地の片方は、きなことシナモンを混ぜたものを打ち粉にして伸ばしてくださいね。
生地が正方形に切れなかったら、手で破れない程度に優しく伸ばして形を整えてもOK。完成時の見栄えは生地の形と乗せるあんこの量で決まる、といっても過言ではないかも!?
お好みで追いシナモンをすると、さらに本格的な味わいに。京都へ行ったらどこを訪ねようか思い浮かべながら食べてみてはいかが?
追いシナモンですが、左側の4つのうち下の2つには顆粒シナモンをかけました。味は良いのですが、このように見栄えがイマイチになるためご注意を。
なお、手順8)で正方形にしないと折りたたんだ際、悲しいことにキレイな形にはなりません。筆者は伸ばし方が足りなかったので、形が崩れてしまいました。
小皿に盛って緑茶と合わせると京都の和カフェ風…に見えないこともありません。京都の和カフェ情報を調べながら、手作り生八ツ橋でティータイム。ゆっくりとした時間が過ごせそうですね。
提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/21世紀になっても昔と変わらない佇まいが多く残り、魅力的な古都京都。世界遺産に登録された神社仏閣などもあり、四季折々の祭りも人気です。
「今度、京都へ行く時にはどこに行こう」と、ガイドブックやスマホ片手に情報収集するのも楽しみな時間。LINEトラベルjpでは数多くの京都情報を紹介中です。
生八ツ橋は皮に入れる材料と中に入れる餡との組み合わせで、いろいろな味が楽しめます。
一般的には今回紹介したニッキ味と、生地に抹茶を混ぜた抹茶味ですが、ピンクの生地にイチゴ餡やイチゴジャムを入れればイチゴ味になります。
チョコレートやチョコバナナを入れれば、おやつにも喜ばれそう。サツマイモペーストやカボチャ餡を入れて、季節の味わいを楽しむのも風流です。
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