写真:Lily T
地図を見る金華山の麓にある「岐阜公園」は、岐阜市の都市公園です。約20ヘクタール以上もの広大な岐阜公園は、1882年に開園しました。
戦国時代には、「美濃のマムシ」と呼ばれた斉藤道三公や天下統一を目指した織田信長公の居館があり、歴史的な場所です!
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地図を見る綺麗に整備された岐阜公園は、1992年に岐阜公園周辺が「都市景観100選」、そして2006年には「日本の歴史公園100選」にも選ばれました。
岐阜公園は歴史に触れられるだけでなく自然豊かでもあるので、家族連れも十分楽しめる場所です!
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地図を見る園内には、「信長の庭」と呼ばれる美しい日本庭園があります。信長の庭に造られている池や滝などは、「剛」「静」そして「雅」がコンセプトであり、神秘的な景色が広がっています。
庭園には長良川流域から調達した約1,000トンもの石が使用され、その石で造られた庭園はとても素晴らしいです!
写真:Lily T
地図を見る信長の庭を散策していると、板垣退助像の手前に「冠木門」が見えてきます。大きな冠木門の奥には階段が続いていて、その先には信長公の居館跡があります。
居館跡は1984年に発掘調査が開始されて以来、現在も続いています。発掘調査では、石垣や通路をはじめ、金箔瓦などが大変多く出土しています。今後も新たな発見が楽しみです!
とても貴重な場所なので、岐阜公園に訪れた際はぜひ居館跡まで観光することをおすすめします!
写真:Lily T
地図を見る信長の庭の近くにある「ぎふ金華山ロープウェー」に乗ると、立派な朱色の「三重塔」が見えてきます。三重塔は、1917年に大正天皇御大典を記念して建立されました。
三重塔の考案は明治神宮などを設計した伊東忠太、場所の選定は岐阜市にゆかりのある日本画家の川合玉堂が行ったと伝えられています。緑に囲まれた山の中に佇む三重塔は、とても絵になる景色です!
写真:Lily T
地図を見る標高329mである金華山の山頂には、「岐阜城」が建っています。岐阜城の前身は稲葉山城でしたが、1567年に信長公が稲葉山城を攻略しました。
岐阜はかつて「井ノ口」という地名でしたが、信長公がこの地を岐阜としたことにより岐阜城に改名しました。
写真:Lily T
地図を見るぎふ金華山ロープウェーで山頂に到着した後も、岐阜城までの道のりは続きます。ロープウェーを降りてから道を歩いていると、「天下第一の門」という冠木門が見えてきます。
天下第一の門は、岐阜市が記念事業として建てた門です。天下第一の門をくぐり、岐阜城を目指しましょう!
写真:Lily T
地図を見る山頂にあるので多少険しい道ですが、岐阜城に到着すると天守閣からは岐阜市が一望出来ます。雄大な長良川の景色も最高です!
写真:Lily T
地図を見る岐阜公園のアクセスは、JR岐阜駅または名鉄岐阜駅からバスで約15分乗車します。「岐阜公園歴史博物館前」のバス停にて下車し、徒歩1分程で到着します。
お車の場合は近隣に有料または無料駐車場があるので、ご利用頂けます。
敷地内のぎふ金華山ロープウェーを利用すれば、岐阜城までアクセスも出来ます。15分間隔で運行しているので、ぜひ利用してみましょう。ロープウェーを降りてから岐阜城までの道のりには立派な石垣もあり、必見です!
写真:Lily T
地図を見る戦国城下町である岐阜は2015年に「日本遺産」に登録され、岐阜城も構成資産として登録されています。
岐阜市は2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台でも注目を集めていて、歴史好きであればぜひ一度は訪れたい場所です。
愛知県にも近い岐阜市は、関東や関西からアクセスも抜群です。岐阜市にお越しの際は、ぜひ岐阜公園に足を運んでみてください!
住所:岐阜県岐阜市大宮町1丁目
電話番号:058-214-2182(公園整備課)
入場料:無料
アクセス:JR岐阜駅12,13番バス停、名鉄岐阜駅4番バス停から乗車「岐阜公園歴史博物館前」にて下車
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
Lily T
世界遺産に訪れたことがきっかけで、旅行が好きになりました!それ以来、国内、海外問わず、世界遺産を訪れて旅行を満喫しています。世界遺産をはじめ、家族で気軽に行ける公園などのレジャースポットや、神社仏閣を…
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