ヤムとはタイ語で「和える」という意味があります。ツナは、ツナ缶の事。直訳すると「ツナ缶の和え物」になります。野菜やハーブ類も入れるので和え物というよりも、サラダ的な感覚で食べられている料理です。
有名なヤム料理といえば、タイ料理レストランで必ずといっていいほどメニューに載っている春雨サラダ「ヤム・ウンセン」があります。今回ご紹介する「ヤム・ツナ」は、レストランでは食べることができない家庭料理です。しかも、調理時間はたったの3分ほど。びっくりするほど手早く作れる一品なんです!
タイでは、日本同様たくさんの缶詰が売られています。その中でも、コンビニでも必ず売られているポピュラーな缶詰が、トマト風味のアジとサバ缶そして、今回のレシピで使うツナ缶です。タイでも缶詰は、忙し時や、おかずが足りない時に家庭で大活躍する食材です。
ツナ缶があればすぐに出来てしまうタイの「ズボラ料理」の一つでもある「ヤム・ツナ」。我が家でも自炊がメインのおこもり生活では、ちょっと一品足りない時にこの「ヤム・ツナ」が食卓に登場します。
白いご飯にも合うので、子供にも大好評のメニューです。しかも、野菜も取れてノンオイルでヘルシー!思い立ったらすぐに作れる簡単レシピです。
「ヤム・ツナ」の作り方はとても簡単です。手順としては、調味料を合わせて食材を切って和えるだけという料理が苦手な人でも、簡単に作れるメニューです。
【材料】
ツナ缶:1缶
キュウリ:1/2本
紫たまねぎ(もしくは玉ねぎ):1/4個
ミニトマト:3〜4個
※こぶみかんの葉(あれば):2〜3枚
※レモングラス(あれば):1本
ミント:お好み
パクチー:お好み
【ドレッシング】
ナンプラー:小さじ1
さとう:小さじ1
ライム汁(もしくはレモン汁):小さじ2
唐辛子:お好み
1、キュウリ、紫たまねぎ、ミニトマトを食べやすい大きさに切る。ある場合は、こぶみかんの葉、レモングラスは千切りに、パクチー、ミントはざく切りに切る
2、ドレッシングの材料をボールに入れ混ぜ合わせる
3、2に切った材料とツナ缶を入れて和える
4、味見をしてさとうや、ナンプラーなどで自分の好みの味に調整する
「ナンプラー」「さとう」「ライム汁(もしくはレモン汁)」の3つがあればタイの味が完成します。
現地の人は豪快に唐辛子を入れますが、辛い物が苦手な人やお子さんは、唐辛子抜きでも美味しくいただけます。唐辛子は、風味が良いので本場同様、生唐辛子を使うのがおすすめです。なければ、粉末唐辛子で代用してみましょう。
分量は記載しましたが、調味料の分量はお好み次第です。酸っぱいドレッシングがお好みであれば最後にライム汁を加えて、もうすこし甘さが欲しければ、砂糖を加えて。味見しながら、自分好みの味に調えましょう。
千切りにしたレモングラスとこぶみかんの葉(バイマックルー)を入れると爽やかさが加わり、さらに本場の味に近づきます。
パクチーやミントが手に入らなくても、キュウリやトマト、玉ねぎなど家にある野菜を加えてドレッシングで和えれば、タイ料理が気軽に楽しめます。
この料理は、トマト風味のサバ缶、アジ缶でも作れますが、子供にはツナの方が食べやすいようなので、我が家では圧倒的にツナ缶で作ることが多いです。
白いご飯だけではなく、キリッと冷えたビールとの相性も抜群の「ヤム・ツナ」。タイの美しいビーチで夕日を見ながらビール片手にのんびりと・・・。「大自然の絶景を眺めてくつろぎたい!」というリゾートに行きたいテンションが上がってきました。タイには知る人ぞ知る秘境ビーチが沢山あるので、今のうちに次に訪れるビーチをピックアップしておこうと思います。
ご飯のおかずにも、おつまみにもぴったりな「ヤム・ツナ」。気合を入れなくても、あっという間にいつでも作れる本格タイ料理です。
タイが恋しくなったら、ぜひ自宅で「ヤム・ツナ」作ってタイ旅行気分を気軽に味わってみて下さい。
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(2024/4/19更新)
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