サングリアはスペイン・ポルトガルのバル(居酒屋)や家庭では定番のお酒。ビンいっぱいにフルーツを入れ、その上から赤・白ワインをそそぐだけ。フルーツの甘酸っぱさが加わり、ワインが苦手な人でも飲みやすい味わいに仕上がります。
シナモンや砂糖を入れて甘みを足したり、ブランデーやウォッカをプラスして風味付けをすることも。家庭やお店によってレシピが異なり、フルーツやワイン選びによって味わいががらっと変わるのが面白いところ。タパス(おつまみ)とともに、スペイン・ポルトガル旅行ではぜひ味わってみたいものです。
サングリアは、見た目も味もスペイン・ポルトガル旅行気分を味わうにはぴったり。しかも作り方はとっても簡単です!さっそく、サングリアを作ってみましょう。
サングリアづくりに適したフルーツはさまざまありますが、今回は近所のスーパーでも手に入りやすい材料をそろえてみました。
ガラスびん1本(約1000ml分)の材料
赤ワイン(750ml):1本
赤りんご:1個
白桃(シロップづけ):1パック
いちご:1パック
フルーツは好みのものを2種類以上選んでください。3種類以上選ぶとフルーツの風味が豊かになります。カットフルーツやシロップづけ、缶詰めを選んでも可。白ワインでも美味しく仕上がります。
りんごはあらかじめ芯と皮を取りのぞき、ひと口サイズにカットしておきます。用意したフルーツをビンに詰め、すりこぎ棒や木べらなどの長い棒でつぶしていきます。シロップづけや缶詰を使う場合は、シロップも一緒に入れると自然な甘みがプラスされます。
フルーツをつぶしたら、その上からワインをなみなみと注ぎます。お酒が好きな人はお好みでウォッカやブランデーをちょっぴりプラスしてみましょう。
これで見た目も味も楽しめる、自家製サングリアの出来上がりです!出来上がったサングリアをグラスに注ぐときは、フルーツも一緒に注いで彩りを添えましょう。
オレンジ色の屋根と白い壁に、坂道や細い路地の風景。ポルトガルのリスボンで、ホテルのベランダで夜風に当たりながら、街並みを眺めていた時間を思い出します。そんなゆったりとした時間にはサングリアが欠かせません。地元の人でにぎわうバルで飲んだサングリアも美味しくて、あのときスタッフさんにレシピを聞いて帰ればよかったとふいに思いました。
こうやって、思い出のサングリアとともに過ごしたスペインやポルトガルの風景に浸りながら、次の旅のことを考える時間は格別です。
グラスに注ぎきれなかったフルーツが残れば、アレンジしてジャムづくりにも使えますよ。
残ったフルーツ200gにつき、お砂糖を100g用意。フライパンに残ったフルーツとお砂糖を入れ、火にかけます。水分が飛ぶまでじっくりと煮詰めるだけで、完成です!
手づくりのフルーツジャムは甘酸っぱくてやさしい味に。朝食のパンにぬったり、紅茶に入れたりと幅広い用途で役立ちます。複数のフルーツが使われていて風味豊かなのも特徴です。長く冷蔵保存できて便利ですよ。
フルーツのたっぷり入ったサングリアは、なるべく一晩で飲みきるようにしましょう。しっかりと漬けこんでいるイメージが強いかもしれませんが、ワインもフルーツも冷やしておけば漬けこまなくてもすっきりと飲みやすい風味に仕上がります。
実際に訪れたことがあればそのときの風景を思い出しながら、気になるスポットの話をしながら、楽しい気分でぜひ味わってみてください。自家製サングリアを片手に、スペインやポルトガルを旅した気分になってみては?
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(2024/4/20更新)
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