タイ北部に位置するペッチャブーン県は、周囲を山に囲まれた大自然で知られ、タイ中心部のバンコクからも多くの観光客が訪れる一大名勝地となっています。
大雲海を見ることが出来るフータップボーク(Phu Thap Boek)は標高1768mの位置となり、夏でもやや涼しい感じさえする場所です。付近一帯はフーヒンロンクラ国立公園となっており、国によってしっかりと管理されている場所です。
眼下に広がる雲海が見られるフータップボークにあるのがカオコー郵便局。もちろん現役の郵便局であり、通常通り郵便物を送付することができます。その周辺は広い駐車場となっており、大雲海を見ようと多くの観光客が利用するのです。
郵便局の周辺は有料のキャンプ場となっています。タイ人でキャンプなどのアウトドアを趣味とする人は年々増加しており、また手軽にレンタルでテントを借りることができる場所が多いため、ファンはますます増えている状況です。
なお、この場所でキャンプを希望する人は郵便局で申し込みましょう。
多くの観光客近隣のホテルやキャンプ地で夜を過ごします。なぜなら大雲海が楽しめるのは主に朝。朝早く起きて雲の出現を待つのです!
天気が良いとやがて雲が湧き出してきます。雲はどんどんと広がり、下にある街を覆い隠していくのです。
雲はさらに広がり、広がるだけではなく厚みが増していきます。こうして目の前に広がる絶景は息をのむほどの美しさ!
ところで雲海は郵便局の奥にある街の方まで広がりますので、そちらでも幻想的な光景をじっくりと楽しんでみましょう。
では、雲海の出現は1年のうち、いつ頃が良いのでしょうか。この現象は8月頃から始まり12月まで楽しむことができます。もっとも出現が多いのは10、11月でその頃には多くの観光客が集まるのです。
しかしながらこれはあくまでも自然現象がなせる業。必ず出現すると保証されるものではありません。それでも多くの人が訪れるのは、大雲海を見ることができる可能性が高いから。やはり行ってみるしかないのでは!
雲海は郵便局がある山頂を囲むように広がるのですが、郵便局の裏側も美しい場所となっています。真っ赤なポストが青い空と白い雲の中で存在感を示しており、撮影には絶好のスポットといえるのではないでしょうか。
木製のベンチに座り、雲海を眺めてみるのも面白い時間。
なお、時々近所の子供たちが遊びに来ることがあります。民族衣装を着ていますが、これはあえて民族衣装を着て親の手伝いをしているのです。タイで親の仕事を手伝うのは一般的なことであり、親孝行と考えられています。お土産品等を販売する合間に、このようにのんびりとした姿を見かけることがあるのです。
民族衣装を普段から来ているのではありませんが、このように出合うことがあれば観光地の雰囲気がさらに増すことになるでしょう。
郵便局前にはいくつかの売店、食堂が並んでいるので、そこでご飯を食べることが出来ます。
値段は基本的に安く、一般的な料理でも日本円で約150円ほど。タイの多くのレストランでは食べ物の写真を掲示していることが多いので、指をさすだけで簡単に注文することが出来るのは観光地においてありがたいことです。
眼下に広がる大雲海を楽しみ、美味しいローカル料理を食べてタイ観光を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後にその他タイ北部の見どころを関連MEMOにリンク設定しています。お堂の内部や仏像がすべて金の寺院や奇岩が並ぶ場所、大昔の壁画、タイ人の多くが一生に一度は行きたいと願う幻想的な寺院などの紹介をご覧のうえ、観光の参考としてみてください。
住所:Kok Sathon, ダーンサーイ郡 ルーイ
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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