まず、日本郵船歴史博物館のホームページを開き、日本郵船歴史博物館「ご利用案内」の欄から、ペーパークラフトのページを開きます。(この記事の最後、「関連MEMO」にも案内。)
客船「飛鳥U」やコンテナ船など様々な船が選べて驚きます。今回私は、A4用紙1枚で仕上げることができる「日本郵船歴史博物館 昔の客船」を選択、ダウンロードして印刷しました。少し厚い用紙の方がしっかりできるようですが、今回は普通紙を使用。
この船は、博物館のロゴマークにもなっていますよ。私が子どもの頃から親しんだ、山下公園に浮かんでいる客船「氷川丸」にもどこか雰囲気が似ていて、親しみがあります。
次に、印刷した用紙を切り取り線に沿って、切り取っていきます。船尾の曲線の部分などギザギザの細かい部分があるのですが、頑張ってそこも慎重に。
はさみを使うので、小さいお子さんは必ず大人の方と一緒に切り取ってくださいね。また紙の端で指を切らないようにご注意を。
青い海原を進んでいく船を想像しながら一つ一つ船のパーツを丁寧に切っていくうちに、不思議とゆったりと気持ちが癒されてくるのを感じました。
普段、なかなかこういった時間が取れない方は、この機会にぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
船の組み立てに必要な道具は、接着剤(木工用ボンド、なければノリでも)、定規、ボールペン、つまようじ2本と、家庭にあるもので大丈夫です。
あとは用紙に描かれている船の形を参考に、1から7までの行程を山折り、谷折りして。合わせ位置で接着剤でノリ付け、客船の形に仕上げていきます。
山折り、谷折り線を使用済みボールペンなどでなぞっておくと、きれいな折り目が付きますよ。
1枚の用紙から、客船の形に仕上げるのは難しい気がしますが、説明画像がとても分かりやすいので、それに沿ってパーツごとに組み立てていけば、きちんと完成しますよ。
船の底の部分が空洞になっていますので、手を入れて、デッキ上の細かい部分をノリ付けするとやりやすいかもしれません。
船の曲線部や、デッキ上の段差などのノリ付けは細かい作業なので、ちょっとずれてしまったりするかもしれませんが、それもご愛敬!楽しんで作ってみてくださいね。
つまようじは、船のマストの部分に使用します。ようじの持ち手の部分をボキッと折って、マストの合わせ位置に、船の裏側から差し込んで、あとはようじの周りをマスト用の切り抜きでくるむように貼り付けます。
工程が無事に終わったら、手のひらより少し大きいサイズの「昔の客船」が完成!細かい作業が苦手な私は、途中息子にも手伝ってもらい、約1時間半ほどで作り終えることができました。
息子のブルーのパーカーを海に見たてて、大海原をクルーズしている客船をイメージ。おうちでクルージング気分に浸ることができました!
船名や窓も自由に書き込んで、自分だけのオリジナル船を作ってみるのも楽しいですよ。
日本初の外国航路は横浜〜上海便でした。海運業で日本を世界に開く礎となった「日本郵船」の歴史と船の歴史が学べる「日本郵船歴史博物館」。
また、博物館から徒歩約15分、船のペーパークラフトに似ている、山下公園に浮かぶ「氷川丸」も日本郵船の所有。
戦前の日本で建造され、現存する唯一の貨客船で、2016年に重要文化財に指定されました。小中高生は100円で、客室や食堂、操舵室など当時の船内を見学することができ、冒険気分を味わえますよ。
「日本郵船氷川丸」のホームページに360度バーチャルツアーがありますので、ペーパークラフトを楽しんだら、今度はおうちで船内体験、いかがですか?
<日本郵船歴史博物館の基本情報>
住所:横浜市中区海岸通3-9
電話番号:045-211-1923
アクセス:みなとみらい線馬車道駅徒歩2分、JR根岸線関内駅北口徒歩8分、JR根岸線桜木町駅徒歩12分
現代の日本の産業や文化は、もともとは船を通して海外から運ばれてきたものも多いです。横浜には、海運を通じて現在の日本の発展の源となる歴史の遺産が沢山ありますよ。
そんな日本の海運を学べる貴重な「日本郵船歴史博物館」。そしてその時代に大活躍した、乗船できる重要文化財「氷川丸」。
今は船のペーパークラフトで、おうちでクルーズ気分。落ち着いたら、横浜の「日本郵船歴史博物館」そして「氷川丸」、ぜひ訪れてみてくださいね。
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