「コンボ・ヴェネチア」は、水の都ヴェネチアのカナレッジョ地区にある、12世紀の修道院を改装したホステルです。
マルコ・ポーロ空港からは水上バスに乗り、フォンダメンタ・ヌォーヴェ停留所で下船。歩いて2分で到着です。この停留所からは、ブラーノ島やムラーノ島への船が出ているので、本島以外の観光にもぜひ活用しましょう。
街の見どころである「リアルト橋」へは徒歩10分、「サン・マルコ広場」へは徒歩15分です。
客室は全部で127室。個室、アパート、ドミトリーの3タイプから選べます。
共用エリアにはキッチン、ランドリー、カンファレンスルームがあり、敷地内にはNEWオープンのバーカロ(ヴェネチア独特の居酒屋)とラウンジレストラン、既存のカフェが併設。外に出ることなく、すぐに空腹を満たせる便利な環境です。
館内にはエレベーターもあるので、スーツケースも楽に運べて心配なし。レセプションは24時間対応のため、夜遅く到着する場合も安心です。
敷地内には、オレンジの樹が茂る中庭があります。ここで、読書やティータイムなど旅先でのリラックスタイムを満喫してください。
この中庭の奥にカフェがあり、誰でも利用OK。世界中から訪れる旅人と地元の人が交流を楽しむ空間として機能しています。夏にはパワフルな屋外コンサートも開催されますよ。
「コンボ・ヴェネチア」の客室タイプは、2019年にアパートが追加され、個室、アパート、ドミトリーの3種類に。自分の旅スタイルに合わせて自由に部屋を選べます。
個室タイプは、ダブル、ツイン、スーペリア・ツインの3種類。広さは20平方メートル、専用バス・トイレ付き。ロフトが付いた2階建てタイプもあります。
中には、窓から運河をのぞむとっておきの部屋も。事前にリクエストをして宿泊を。
客室はどのタイプも必要最低限のミニマルなスタイル。ですが、充実の収納スペースや広いデスクが設置され、複数日の滞在にも困りません。
自炊派の人には、キッチン付きのスーペリア・ツインがオススメ。食器や調理器具が備え付けてあり、思い立った時にすぐに料理ができます。さらに、バスとトイレが別々の空間に配置され、使い勝手もとてもよく機能的です。
家族やグループに最適なアパートタイプは、2ベッドルーム(定員4名)と3ベッドルーム(定員6名)の2種類です。広さも40平方メートルと60平方メートルで十分。それぞれ専用のキッチンとダイニングがあります。
大きな窓から見える運河の景色は、「ヴェネチアに来た!」と実感させてくれる瞬間ですね。お手頃な料金でこんな絶景が堪能できるとは、コストパフォーマンスのよい宿です。
ひとり旅には、ドミトリータイプを。
部屋の広さは個室タイプと同じです。1部屋の定員は2名なので、通常イメージするドミトリーよりプライバシーも重視されます。
共有エリアのキッチンは、いつでも利用可能。ホステルから徒歩3分の場所にスーパーがあるので、食材の買出しも困りません。
同じ空間で、異国の旅人と一緒に楽しむクッキングタイム。思いもよらぬ友情が生まれるかもしれませんね。尚、洗濯機(有料)は別室に設置されています。
各階の廊下には、贅沢にもソファーと机が置かれています。ひとりの時間を過ごしたい時は、ドミトリーから一歩出てここで寛ぐことも可能です。
朝食は、希望するとプラス料金で付けることができます。場所はレセプション前のカフェスペースです。ソファに座って、または、朝食ルームで、コーヒーを片手にゆったりと一日の始まりを迎えましょう。
メニューは、クロワッサンや甘いペストリー、惣菜パン、ヨーグルト、フルーツ、シリアルなど盛りだくさん。ブッフェ形式で好きなだけいただけます。
毎週日曜日には、10〜15時限定でサンデーブランチ(有料)を実施。パンケーキやベーグルサンドなどが登場します。
筆者がオススメする朝食は、運河を見ながら優雅に。
カフェの小さなテラス席では、目の前に広がる運河を眺めながら、美味しい朝食を楽しめます。席数は限られているため、早い者勝ちですよ。
リニューアルの目玉のひとつが、地元の人も通う「コンボ・バーカロ」。
バーカロは気軽にお酒を楽しめるお店のことで、レストランやカフェとも違うヴェネチアならではの居酒屋。小皿料理をつまみに、グラスワインを立ち飲みできる場所です。
店内には、新鮮な魚や野菜を使った小皿料理がずらーり。空腹を満たすためのチョイ飲みから、軽めの夕食にも最適。せっかくヴェネチアに滞在するなら、一度はバーカロへ!
オススメは、白いポレンタ。ポレンタはトウモロコシの粉を練り上げたもの。通常は黄色ですが、この地方は白いのが特徴です。その他、干しダラのペースト“バッカラ・マンテカート”もお忘れなく。
しっかりと食事を取りたいなら、「コンボ・ラウンジレストラン」へ。こちらも2019年に敷地内にオープンしました。
エレガントな店内で、現代風にアレンジされたヴェネチアの味を楽しめます。イカ墨のスパゲティは、必ず食べてもらいたいお店イチオシのひと皿です。
物価が高いヴェネチアで、高水準の客室&サービスをお手軽な料金で利用できるコストパフォーマンスは最高!
さらに、空港からの移動、街中の観光&島々の周遊観光にも便利な立地。客室タイプは、外食派と自炊派の両方に対応。美味しい郷土料理が敷地内で楽しめる。と、至れり尽くせり。リニューアル後パワーアップした“自分らしい滞在”が実現できる宿です。
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/17更新)
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