写真:よしおか
地図を見るワイナリー「能登ワイン」がある鳳珠郡穴水町は、大相撲の遠藤関の出身地と知られ、また「能登の冬の味覚・牡蠣(かき)」の名産地であることでも有名です。美しい自然に囲まれ、世界農業遺産に認定された能登の里山里海の風土や気候を利用してつくられている「能登ワイン」は、能登産の葡萄を使用し、加熱処理を行わない本格的な生ワイン。
2000年に造成された丘の上にある広大な畑は、日本海側最大の葡萄畑で、約9品種の葡萄の木が全部で約2万本栽培されています。赤ワイン、白ワイン、ロゼワインをつくる葡萄の中には希少な品種もあり、心をこめた葡萄づくりが行われています!
写真:よしおか
地図を見る能登ワインは、穴水町の有数の観光スポットの一つであり、大型バスに乗ってワイナリー見学をするツアーも多く実施されています。工場内や葡萄畑の見学を行うことが可能です(葡萄畑の見学は要予約)。もちろんワインの試飲もできるので、ご自分にあった味に出会うことができますよ♪
建物の横には広大な畑が目の前に広がり、美しい自然を感じられることでしょう。葡萄畑では、穴水町の名産である牡蠣貝を利用した土壌改良が行われており、葡萄畑の土にも注目です!海の栄養分を含んだ土壌が、美味しい葡萄をつくるのです。
写真:よしおか
地図を見る能登というと「能登杜氏(のととうじ)」がいることでも知られ、日本酒づくりが昔から盛んな地域ですが、能登ワインは能登の新たな発酵文化づくりを行っています。赤ワイン用の葡萄は房ごと潰し、皮ごとタンクに入れて発酵。白ワイン用の葡萄は搾汁して果汁だけを発酵させ、澱搾りの工程へ。能登ワインがつくるワインは「生ワイン」であり、加熱処理を行いません。全国的にも珍しい「生ワイン」は、日本酒のどぶろくや濁り酒に近いものであり、能登ワインは冷暗所で保管して熟成させて、深い味わいを引き出しています。
工場見学では、熟成タンクや樽の蔵も見学できるので、ワインづくりの工程に興味のある方は是非見学をご希望ください♪
写真:よしおか
地図を見る国産ワインコンクールなどこれまで数多くの受賞歴がある能登ワインは、全国でもトップレベルの品質であり、能登で栽培されている葡萄と醸造技術が高い評価を受けています。「能登ブランド」として、お土産にはもちろん、ちょっとしたお祝い品としてもオススメ♪
能登ワインを活かしたカステラなどの商品も開発されており、ワインの他にギャラリーのお土産も是非チェックしてみてください♪
写真:よしおか
地図を見るワインの原点である葡萄畑。能登ワインでは「ヴィンヤードオーナーズ倶楽部」というオーナー制度を実施しています。国産ワインコンクールで金賞受賞歴のある、能登ワインの最上ブランド「クオネス」を皆様の手で苗木から育てることができるんです。植樹会ではスコップで穴を彫り、苗木を植えることからでき、自らの手で一からワインづくりをしている、と実感できることから人気の制度となっています。
オーナー制度は5年間で会費1口1万円。年ごとにヤマソーヴィニヨン赤ワインやクオネスをいただける特典つきです♪遠方のため定期的に見に行くのが難しいと思っていらっしゃる方も、生育期間は能登ワインのスタッフの方が大切に育ててくれますし、定期的に生育状況のお知らせハガキも送られてくるので安心です♪
のと里山海道の穴水ICからお車で約15分。能登ワインまでの道中は、「穴水湾」や「牡蠣棚」、そして「ボラ待ちやぐら」と穴水町の観光スポットがいっぱいです。
豊かな自然を生かして生み出された能登ワインをお楽しみください♪
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(2024/10/15更新)
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