写真:成瀬 亜希子
地図を見るタイ北部やラオス北部を中心に広く伝わった麺料理・カオソーイ。様々なハーブやスパイスが効いたカレースープに、ココナッツミルクのまろやかさを感じられる独特の風味が特徴。ムスリムの食文化を受けているため、鶏肉か牛肉を入れて食べるのが一般的です。
卵麺(バミー)の茹で麺と揚げ麺を一緒に味わえたり、ライム、紫玉ねぎ、高菜漬けを自分好みでトッピングできるのも魅力。「タイ料理で高菜漬け?」と思う人もいるかもしれませんが、このピリッとした辛さと酸味がカオソーイによく合うんです!
写真:成瀬 亜希子
地図を見る初めてのチェンマイで楽しみにしてたのが、カオソーイの老舗有名店で外国人観光客も多い「カオソーイ・ラムドゥアン・ファーハーム」と、タイの著名人や地元民が通う人気店「カオソーイ サムジャーイ」での食べ比べ!店同士が同じ通りにあるのでハシゴしやすいんです。
「ラムドゥアン」のスープは、本格スパイスの中にほのかな甘さやコクを感じられる一品。その一方で「サムジャーイ」のスープは、とても濃厚でパンチの効いた辛さ!「同じカオソーイでもこんなに違うんだ!」とますますカオソーイの沼にハマっていったのでした(笑)。
写真:成瀬 亜希子
地図を見るそんな思い出を振り返りながら、いよいよ自宅でカオソーイ作り!
タイ料理の調味料を揃えるのはなかなか大変ですが、メインのカレーペーストは必須。ココナッツミルクは豆乳で、ナンプラーは醤油とレモン汁で代用できますよ。今回は筆者もレッドカレーペーストをグリーンカレーペーストで、ライムをレモンで代用しました。
まずはトッピングの野菜を。パクチーは2〜3センチ幅くらいに切って、レモンはくし切り、紫玉ねぎは薄切りにしていきます。
<材料>
中華麺 2玉
鶏もも肉 200g
紫玉ねぎ 1/4個
ライム 1/4個(レモンで代用)
パクチー、高菜漬け 適量
サラダ油 適量
塩コショウ 少々
<スープ>
レッドカレーペースト 20g
(グリーンカレーペーストで代用)
ココナッツミルク 150ml
カレー粉、砂糖、ナンプラー 大さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ1
水 300ml
写真:成瀬 亜希子
地図を見る鶏もも肉はカレースープで煮込む前に、あらかじめ塩コショウをふってパリッと焼き上げました。鶏もも肉の香ばしい匂いが辺り一面に漂ってきて…うっかりつまみ食いしたくなります。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る鍋にサラダ油を入れてグリーンカレーペースト、ココナッツミルク、カレー粉を炒めます。水を加えて煮立ったら先程の鶏もも肉とナンプラー、砂糖、鶏ガラスープの素を入れて、弱火にして5分ほど煮込みます。ここまでくれば完成まであと一息です!
写真:成瀬 亜希子
地図を見るカオソーイで絶対に外せないのがパリパリの揚げ麺!中華麺の1/4量を180度の油で揚げて、残りの3/4量は沸騰したお湯で茹でます。中華麺がたくさんある場合、揚げ麺を多めに作っておくとお酒のおつまみやちょっとしたおやつとしても楽しめます。
写真:成瀬 亜希子
地図を見る茹で麺にカレースープをかけて揚げ麺、パクチー、高菜漬け、紫玉ねぎ、レモンを盛り付ければ出来上がり!
濃厚なグリーンカレーのスープがパリパリの揚げ麺によく絡まって想像以上のおいしさ。パクチーや紫玉ねぎのシャキシャキ感、レモンや高菜漬けの酸味も手伝ってどんどん食が進んでいきます。残ったスープには追い揚げ麺やごはんを入れて味わい尽くしましょう。
またタイ伝統のパイナップル柄の食器や、セラドンの食器で盛り付けるのもおすすめ。筆者は持っていなかったのでアジアっぽい布を引いて雰囲気を出してみました(笑)。
チェンマイにはカオソーイの名店がまだまだたくさんあると言われています。有名店はバンコクにも出店していますが、やはりチェンマイの屋台で食べたいもの。自分で作ったカオソーイを食べながら「次は地元の人が通う店にも行きたい!」と思いを新たにするのでした。
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(2024/3/28更新)
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