最初にご紹介するお店は、築130年以上の町屋を改装した姉小路沿いにある「光泉洞寿み」。当時の看板や掛け物はそのままに、「京都の町屋」として外壁の色等こだわりを持って改装された雰囲気がとても漂う佇まいです。
営業時間は11時〜16時までと、お昼のみ営業。京野菜や旬の素材を京都の台所「錦市場」等で揃え、バランスの良いできたての家庭料理を、創業1717年の京都老舗茶屋「一保堂茶舗」の香り高いいり番茶(京番茶)と共に、ゆっくりといただく事ができるお店です。
こちらは、ご飯・おつゆ・メイン料理・小鉢・お漬物がついた日替わりランチ1010円。モチキビや押し麦が入ったご飯はお代わり自由で、こちらのメイン料理は、肉ダンゴの甘酢あんかけ。大きめでジューシーな肉団子に、さっぱりとやさしい感じのあんが絡みあって絶品♪
また、ぜひ一緒に食べていただきたいのが、江戸時代に創業した京生麩の専門店「麩嘉」の生麩を使った生麩田楽。その日の内ならお刺身でも食べられる生麩を火を通さず、温かいお湯につけて提供されます。モチモチとした弾力のある粟麩、蓬麩の2種類の繊細なお味に、赤味噌を使った自家製の柚子味噌をつけていただけば、皆さんヤミツキになる事間違いありません!
もっとたっぷりおばんざいを楽しみたいという方は、「おばんざいセット」もありますので、3営業日前迄にご予約下さいね。京都での学生時代のご友人二人でお店を開いたそうで、やさしいお母さんが出迎えておもてなしをしてくれるようなほっこりとした気持ちになれるお店です。
※生麩田楽は、単品や生麩田楽付定食(日替わりランチ+生麩田楽+自家製ケーキ)等で召し上がる事ができます。
次にご紹介するお店は、柳馬場通沿いにある築100年以上の町屋を改装した自然食バイキングの「松富や壽いちえ」。お店のコンセプトは、その土地の旬のものを正しく食べて健康に暮らすという「身土不二」。その為、お店の食材は全て産地がはっきりした国産素材が使用され、調味料までも産地や何を使用しているか等はっきりとしているので、とても安心して食べられる事が魅力です。
素材にとことんこだわっていると聞くとお値段も張るのでは・・・と心配になりそうですが、有機素材を使った手作りのおばんざいは食べ放題で平日1300円、土日祝1600円とお手頃価格。おしぼり、お水から全てセルフサービスで、制限時間は70分です。平日は常時約20種類、休日は常時約25種類ほどのお料理が並びます。ドリンクバーもプラス150円でつける事もできますよ。
料理が盛られた器の脇には料理名と丁寧な解説が、そして産地や生産者等は上部や壁にしっかり記載されています。店内は開放的で調理の様子も目の前で見られる状態ですので、より安心して楽しみながら食事をする事ができます。
※松富や壽いちえは、晩ご飯の営業もあります。
おばんざいは、体にやさしいおから、金平ごぼう等はもちろん、地どりの竜田揚げやピリ辛野菜炒め等ボリュームのあるメニューも並びます。お米は有機玄米を使用し、お味噌汁も無添加。品質安定の観点からお味噌汁に具は入っていませんが、お味噌の栄養の源であるつぶつぶの麦麹がたっぷり入っていて、そのまろやかな甘みに皆さんはまること間違いありません!お料理の大皿からおかずが少なくなる頃合をしっかりみて、すぐに作ってくださいますので、温かいものは出来立てアツアツも食べる事ができるのもうれしいポイントです。
お店の前の看板に、「安心安全」「気軽手頃」「満腹満足」と3つの言葉が掲げられていますが、こちらでお食事をすれば、おのずとその真意がなるほど!と実感できると思います。
どちらのお店も地下鉄やバス停から徒歩5分〜10分程と近く、アクセスも便利です。おばんざいはもちろんのこと、坪庭もある築100年以上の町屋を使った店内や造りをのんびり眺めながらゆっくりランチをし、ぜひ京都をたっぷり満喫して下さいね。京都の台所である錦市場へも徒歩圏内ですので、おばんざいや京都ならではの一品に出会いにそぞろ歩きされてみてはいかがでしょうか?
※各お店の営業時間等の詳細については、下記関連メモをご覧下さい。
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(2024/10/16更新)
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