個性派勢ぞろい!三重が誇る激ウマ「B級グルメ」の名店5選

個性派勢ぞろい!三重が誇る激ウマ「B級グルメ」の名店5選

更新日:2020/05/24 13:43

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー
松坂牛に伊勢海老、牡蠣など食材に恵まれ、言わずと知れたグルメ王国「三重」ですが、実は豪華な料理だけでなく、安価で激ウマなB級グルメも多く根付いているのは存知でしょうか?代表的な「伊勢うどん」をはじめとして、「四日市トンテキ」や「亀山味噌焼きうどん」と言った、じわじわと来ているローカルグルメや、全国でまんぷくだけの「唐揚げ丼」、コスパが高すぎる「まぐろ豪快丼」など、地元民熱愛グルメがひしめきます。

三重の病みつきソウルフード!「まめや」の伊勢うどん

三重の病みつきソウルフード!「まめや」の伊勢うどん

写真:土庄 雄平

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三重県のB級グルメといえば、まず最初に上がってくるのが「伊勢うどん」。もちもちとした極太麺に、たまり醤油の濃いタレを和えて食べる伊勢地域のソウルフードです。起源には諸説ありますが、元々家庭の味だったこの麺料理を、江戸時代にお蔭参りに訪れた人へすぐ提供し、長旅の疲れを取ってもらおうと、現在のスタイルに落ち着いたとされています。

伊勢市内には数々お店がありますが、一番のオススメは、近鉄伊勢市駅から徒歩5分の場所に位置する「まめや」。甘辛いタレに絡めて食べる極太で柔らかい麺に、最初は驚くかもしれませんが、ズズッと食らいついてみてください。きっと唯一無二の味の虜になるはず!なお、濃い味が天ぷらと相性抜群なので、セット注文がオススメです。

伊勢神宮参拝の帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

<まめやの基本情報>
住所:三重県伊勢市宮後2丁目19-11
営業時間:(平日)10時〜15時、17時〜19時半、(休日)10時〜19時半
定休日:火曜日
電話番号:0596-23-2425
アクセス:近鉄伊勢市駅から徒歩5分

B級グルメの雄!「まつもとの未来憲」の四日市とんてき

B級グルメの雄!「まつもとの未来憲」の四日市とんてき

写真:土庄 雄平

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今や押しも押されぬ三重B級グルメの代表格へと登りつめた「四日市とんてき」。第二次世界戦後に一軒の中華料理屋「來來憲(らいらいけん)」で提供され、地元民に親しまれてきた味が、今や四日市全体へ広がり、ご当地グルメとしての地位を確立しました。

現在、「來來憲(らいらいけん)」の直系店舗はありませんが、その伝統を色濃く残しているのが「まつもとの未来憲」。グローブと愛称される特大とんてきに、黒光りの秘伝ソースをかければ、食欲を刺激するビジュアルに!一口噛めば肉の旨みがどっしり押し寄せ、キレのあるソースと絡まり、思わず唸ってしまう美味しさ。また、お代わりし放題のご飯とも相性抜群です。

なお名物の大とんてき以外に、みそてきや塩てきなど、豊富にメニューが揃っており、どれも唯一無二の旨さを誇るものばかり!何度でも訪れたくなる魅力のある名店です。

<まつもとの未来憲の基本情報>
住所:三重県四日市市松本2丁目7-24
営業時間:11時〜14時、17時〜20時
定休日:月曜日・火曜日
電話番号:059-353-0748
アクセス:近鉄四日市駅から車で10分、近鉄伊勢松本駅から徒歩5分

全国でまんぷくだけ!「まんぷく食堂」至高のからあげ丼

全国でまんぷくだけ!「まんぷく食堂」至高のからあげ丼

写真:土庄 雄平

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実は前述した伊勢には、三大ソウルフード(伊勢うどんは含まず)というものが存在し、その一角を担っているのが「まんぷく食堂」のからあげ丼。

卵とじにした唐揚げをご飯の上に乗せたシンプルな丼なのですが、これが病みつきになる味わい!ひとたび食べれば、ジューシーかつスパイシー、それでいてほっと一息つける優しい余韻が口の中へ広がります。一見ありそうで他にはない、"全国でまんぷくだけ"の至高の「からあげ丼」なのです。

またアットホームなお店の雰囲気に加え、実はライトノベル「半分の月がのぼる空」のまんぷく亭のモチーフとなったお店でもあり、連日多くの地元民やファンで賑わいます。一度訪れれば、ふとまた顔を出したくなる居心地の良さも魅力と言えるでしょう。

<まんぷく食堂の基本情報>
住所:三重県伊勢市岩渕2丁目2-18
営業時間:11時〜20時半
電話番号:0596-24-7976
アクセス:近鉄宇治山田駅から徒歩2〜3分

圧倒的コスパの贅沢三昧!「まぐろレストラン」まぐろ豪快丼

圧倒的コスパの贅沢三昧!「まぐろレストラン」まぐろ豪快丼

写真:土庄 雄平

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一方で、三重において海鮮系のB級グルメを語る時に、欠かせないのが四日市「大遠会館まぐろレストラン」。かつて遠洋漁業の基地として栄えた四日市で、漁師食堂として始まった小さなお店なのですが、今では三重県民に愛される大きなレストランへと姿を変えています。

そんなこのお店でいただけるのは、圧倒的コスパのまぐろ丼!特に、赤身とネギトロをこれでもかっ!と乗せた「まぐろ豪快丼」は1000円という破格ぶり。食べても食べても切り身が減らず、リーズナブルにまぐろ尽くしを堪能できる満足度の高すぎる丼になっています。

またサイドメニューも充実しているのも特徴!中でもネギトロを特大のカツで揚げた「味噌ツナかつ」は、旨みたっぷりのツナに、八丁味噌が絡みつき、濃厚好きには堪らない一品。そして、先ほどの丼とセットで頼んでも1500円以下という低価格には脱帽です。

<まぐろレストランの基本情報>
住所:三重県四日市市富双2丁目1-4
営業時間:10時00分〜20時00分
電話番号:059-365-6064
アクセス:みえ川越ICから車で5分、JR富田駅から徒歩10分

ジャンクフードの王様!「川森食堂」亀山味噌焼きうどん

ジャンクフードの王様!「川森食堂」亀山味噌焼きうどん

写真:土庄 雄平

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従来から、中京工業地帯と京阪神をつなぐ交通の要所であった三重県の亀山。そこを行き交うトラック運転手たちが、休憩がてら立ち寄った国道沿いの焼肉店で生まれたのが「亀山味噌焼きうどん」です。

元々、ホルモンの臭いを消し、旨みを高めるために使用された赤味噌ダレですが、いつの間にか焼きうどんへと転用され、今ではすっかり地元看板グルメの地位を確立しました。

老舗の一つ「川森食堂」では、創業当時の「味噌焼きうどん」を今でも味わうことが可能。濃厚ながら甘みも感じられる味噌ダレが、もちもちのうどんによく絡んで、無我夢中で啜ってしまう、まさにジャンクフードの王様!焦げの香ばしさも良いアクセントになっています。

<川森食堂の基本情報>
住所:三重県亀山市関町古厩66-3
営業時間:10時〜22時
定休日:日曜日
電話番号:0595-96-1376
アクセス:関ICから車で2〜3分

食の王国「三重」で絶品B級グルメを食べ尽くそう!

旅行でも豊かな食に注目されることの多い「三重県」ですが、実はローカルな視点で見れば、実は地元に愛されるグルメが多く根付いています。今回紹介したラインナップはその一例。他にも、めはり寿司や津ぎょうざ、僧兵鍋など、三重のその場所でしか食べられないB級グルメが盛りだくさん存在します。

ぜひ三重に旅行へ行った際には、地元民熱愛のソウルフードを食べてみてください。きっと刺激的で、なんだか落ち着く。そんな味と出会うことができるはず!

2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/09−2020/05/17 訪問

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