写真:土庄 雄平
地図を見る京都ラーメンの聖地と言える「一乗寺エリア」。巷では"ラーメン街道"と命名され、多くの店舗が軒を連ねます。そんなこのエリアでは店の入れ替わりが激しく、定着するのは難しいですが、それを成し遂げたお店は名実ともに「人気店」の称号を獲得できます。
その中で、異次元のこってりスープで、創業から瞬く間に人気店に上り詰めたのが「麺屋極鶏」!"まるでポタージュみたい"と例えられる、鶏をまるごと煮込んだ特濃スープを武器に、鶏の重厚な旨味をこれでもかっ!?と堪能できる唯一無二の一杯を提供しています。
スープが絡んだ麺でご飯が食べたくなる程の強烈な旨みは恐るべし!一度食べたら高確率でリピートしてしまう中毒性を備えます。
長蛇の列ができるので、お昼のピークを外すか、開店時間に余裕を持ってお店に向かうようにしましょう!
<麺屋極鶏の基本情報>
住所:京都府京都市左京区一乗寺西閉川原町29-7
営業時間:11時半〜22時(スープが無くなり次第終了)
定休日:月曜日
電話番号:075-711-3133
アクセス:叡山電鉄本線「一乗寺」駅より徒歩5分
写真:土庄 雄平
地図を見る極鶏とともに一乗寺の「こってりラーメン」の双璧と言われているのが「らーめんや亜喜英」。しかしながら、納得いくスープが出来たときしか開店しないため、ラーメンマニアの間では、幻の名店とすら言われています。(関連MEMO記載のリンクをチェック)
そんな「亜喜英」が提供するのは、豚骨と鶏のダブルスープからなる超高粘度のラーメン!口に入れれば、ドロっとしたスープの濃厚な旨味が麺に絡みつき、思わずガッツポーズをしてしまう美味しさ。なお、臭みはなく、醤油ダレを絶妙に配合しており、動物系ならではの旨味が生きるように丁寧に仕上げられています。
またホロホロのチャーシューが美味で、こってりラーメンの旨味をブーストしてくれる存在です。ライスも追加注文して、心ゆくまで絶品ラーメンを味わい尽くしてみて下さい。
なお、営業不定期なものの開店すると長蛇の列ができるので、夜の早い時間(18時〜19時くらい)に足を運ぶのがオススメです。
<らーめんや亜喜英の基本情報>
住所:京都府京都市左京区一乗寺北大丸町5-2
営業時間:18時〜23時(不定期営業)
※当日営業するかどうかは関連MEMOのリンクをご参照
電話番号:075-702-5611
アクセス:叡山電鉄本線「一乗寺」駅より徒歩5分
写真:土庄 雄平
地図を見る市街に多くの名店が軒を連ねる京都ですが、実は京都ラーメンに深みを生み出しているのが、郊外のお店の存在。伏見区に位置する「特製ラーメン大中」もその代表的なお店の一つです。
昭和スタイルを色濃く残す屋台風の店舗では、大量の豚骨と鶏を煮出して丁寧に作られた、サラリとしていながらも深い旨味を感じさせる絶品ラーメンを頂くことができます。前述の二店舗に比べて、爆発力こそありませんが、こってり具合の塩梅が絶妙で、どんな方でも美味しく食べられるのが魅力!
そして「大中」最大の特徴は、その独特な注文スタイルでしょう!
・麺の硬さ(硬め/普通/やわらかめ)
・スープの味(元味/新味)
・味の濃さ(濃い口/普通/薄口)
・もやしの量(多め/普通/少なめ)
・ねぎの量(多め/普通/少なめ)
・チャーシューの脂身(多め/普通/少なめ)
・温泉卵の有無
・キムチの有無
以上の中から、全て無料で好きなようにカスタムすることができます。しかし、それにもかかわらず、ラーメンは550円からと、とってもリーズナブル!昔から地域に愛され、今でも多くの人の拠り所となっている「大中」。遠方からでも訪れる価値が大いにある名店です。
<特製ラーメン大中の基本情報>
住所:京都府京都市伏見区観音寺町215
営業時間:11時半〜25時
電話番号:075-603-2712
アクセス:近鉄京都線「桃山御陵」駅、京阪電鉄「伏見桃山」駅から徒歩1〜2分
写真:土庄 雄平
地図を見る今でこそ京都ラーメンの中心は、京都市街へ移りつつありますが、かつてその中心地は「京都南部」と言っても過言ではない時代があり、今でも伝説級のお店が軒を連ねています。その筆頭格と言えるのが「俺のラーメンあっぱれ屋」!市街地からアクセスが不便にもかかわらず、開店前には50人以上並ぶこともある超人気店です。
あっぱれ屋のラーメンの特徴は「塩豚骨」という独自ジャンル!ひとたび啜れば、ふんわり豚骨が香り、次第に豚骨のミルキーな旨み、最後にスパイスの鮮やかな余韻へと続きます。醤油ではなく、塩を巧みに用いることで、豚骨の持つ旨みをまろやかに引き出している点がポイントです。
また京都ラーメンにレアチャーシューを浸透させたパイオニアとしても知られる「あっぱれ屋」。絶妙な火加減と旨味、食感。ラーメンの繊細な風味を損なわず、旨味をUPさせるチャーシューのクオリティの高さには脱帽!
<特製ラーメン大中の基本情報>
住所:京都府城陽市奈島下小路11-34
営業時間:11時半〜14時
定休日:日曜日
電話番号:非公開
アクセス:城陽市街から車で15分
写真:土庄 雄平
地図を見る最後に紹介するのは、全国的に有名なラーメン店「無鉄砲本店」。かつて京都の木津川で細々と営業していたお店ですが、今では東京・大阪奈良に複数店舗を構え、コンビニのカップ麺でもタイアップを果たしました。そんな「無鉄砲」は、前述のあっぱれ屋とともに、京都ラーメンの隆盛を支えてきた存在。こちらもアクセスしづらいにもかかわらず、連日多くのお客さんが足を運びます。
「無鉄砲」のラーメンは一言で言えば、超重量級のド豚骨ラーメン!創業以来、豚骨と醤油を継ぎ足し続けてつくる一杯は、ずっしりと来るスープになっており、口に入れた瞬間、半端ない旨味が口の中に思いっきり広がります。
これまで紹介してきた、濃厚ながらも繊細さも備えた4つのラーメンと比べ、粗削りで無骨な味わいが、多くのこってり好きを唸らせており、一口食べて病みつきになる人多数!スープに散りばめられた甘い背油も良いアクセントになっています。
しかし、あまりに濃いスープのため、途中から完食がきつくなることがあります。その場合は、ライスや激辛高菜で中和しながら食べるのがオススメ!
<無鉄砲本店の基本情報>
住所:京都府木津川市梅谷髯谷15-3
営業時間:11時〜15時、18時〜23時
定休日:月曜日
電話番号:0774-73-9060
アクセス:木津ICから車で10分弱
ラーメンの中でも至高のジャンル「こってりラーメン」。口に入れた瞬間、麺へ特濃スープが濃厚に絡みつく一杯は、ラーメン好きを唸らせて止みません。今回紹介した京都エリアは、そんな「こってりラーメン」界を牽引するエリア。近い素材を使いながらも、各々のお店が斬新なスタイルを貫き、独自の一杯を体現しています。今まで感じたことのない濃厚さ、そして圧倒亭な旨さを求めて、京都へ訪れてみてはいかがでしょうか?
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/18更新)
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