まずは南米・メキシコ料理からスタート。
カラフルな街並みにあふれ、陽気なラテンの人々に代表されるように明るい国のメキシコ。興味はあるもののなかなか足を運ぶ機会がない方が多いのではないでしょうか。そんなメキシコの食文化は期待を裏切らず独創的。
こちらの鶏肉の煮込み「ポジョ・デ・モレ」(ポジョはスペイン語で鶏肉、モレはソースを意味します)は、なんとソースにチョコレートを使用します。私たち日本人にとっては、チョコレートがおかずに?と想像もできないのですが、口に入れるととても不思議な味わいが広がります。
作り方は、塩コショウで炒めた鶏肉と玉ねぎ・トマトをチョコレートで煮るだけなので、とても簡単!メキシコ料理に欠かせない、チリ(唐辛子)も加えます。チリパウダーが手元にない場合は、一味唐辛子でも代用可能。今回はおかずということもあり、カカオ75%のビターチョコレートを使いましたが、チョコレートの甘さをを楽しみたい方は、カカオ成分が少ないものを使用してもよいと思います。
カレーでもないビーフストロガノフでもない独特の味。スパイシーでとてもコクがあります。今までに口にしたことのない新しい感覚をぜひ味わってください。
次はアジア・タイ料理、パイナップルを丸ごと使用するパイナップルチャーハンに挑戦しました。くり抜いたパイナップルの実はチャーハンに入れ、皮は器として使用する、見た目にも楽しいメニューです。
作り方は、いつも家庭で作っているチャーハンにパイナップルとナンプラーをプラスするだけと簡単!
今回調理をして驚いたのが、完熟したパイナップルの甘さ。料理途中のつまみ食いでパイナップルがなくなってしまいそうなほど美味でした。
器にするパイナップルを縦半分に切る作業は、少し力が必要でしたが、身をくり抜く作業は、大人の方と一緒であればお子さんも楽しめます。こちらのチャーハンのポイントは、「ナンプラー」。味にコクが出て、エキゾチックな南国気分に。ぜひお試しください。
さて、次はヨーロッパへひとっ飛び。
ウインナーはなかなか手軽に作られないので、キャベツをふんだんに使ったザワークラウトに挑戦しましょう。
ドイツ旅行の際に誰もが口にするザワークラウト。そしてときどき無性に恋しくなるあの塩味。ザワークラウトは、言わばドイツの漬物ですが、本場のザワークラウトはキャベツを塩でもみ発酵させただけのもの。あの独特の酸っぱさは、乳酸発酵によるものなのです。
今回は手軽に楽しみたいので、酢を使いました。作り方はいたってシンプル。千切りにしたキャベツに酢をかけ、レンジでチン!するだけです。お好みで塩やキャラウェイシードなどを加えてください。キャベツの栄養をふんだんに摂取できるので、おススメです。そしてなんと言ってもビールとの相性がバツグンです。
世界の食卓を巡ったら、なんだか日本の味が恋しくなってきた。そんな時は、おはぎづくりに挑戦してみましょう。
作り方は、炊飯器でお米ともち米を炊いてつぶし、あんこでくるむだけ。小豆からあんこを作るのは、ハードルが高いと思いますので、市販のあんこを使うとすぐに楽しめます。お米に十六穀米や黒米をプラスするだけで特別感がアップします。
なによりうれしいのがたくさん作ることができるので、家族みんなでおなかいっぱい堪能できるということ。定番だけでなく、オリジナルのトッピングおはぎを考えても楽しいかもしれません。
身近な食材で世界の味を再現することは、とても素敵で大げさかもしれませんが、自身の視野を広げることにつながると感じます。
何よりうれしいのが、おいしい料理をおなかいっぱい食べられることです。
以前のように気軽に旅に行けない今だからこそ、おいしいものを食べて英気を養いましょう。そして自由に旅行ができる日を夢見て、次の旅に備えましょう!
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(2024/11/2更新)
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