癒しのパワースポット!横浜のあじさい寺「正覚寺」

癒しのパワースポット!横浜のあじさい寺「正覚寺」

更新日:2020/06/09 15:51

さとちんのプロフィール写真 さとちん ご当地グルメライター、海鮮丼マニア、チェコ親善アンバサダー
駅前には大型ショッピングセンターが並び、囲むようにマンションや一戸建てが広がっている横浜市都筑区。実は農地面積が横浜市の中でも2番目に広く、豊かな自然も残っています。そんな都筑区には横浜のあじさい寺と呼ばれている「正覚寺」があります。
都筑区の隠れ紫陽花スポット「大熊川あじさい緑道」と一緒にご紹介します。

住宅街の癒しスポット「正覚寺」

住宅街の癒しスポット「正覚寺」

写真:さとちん

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都筑区総合庁舎や都筑警察署などが集まり、都筑区の行政の中心ともいえるセンター南駅から歩いて5分の場所にある「正覚寺」(天台宗長窪山正覚寺)。文禄二年(1593年)に開基された歴史のあるお寺で、閑静な住宅街の中に突然あらわれる立派な山門が「正覚寺」の入口です。

住宅街の癒しスポット「正覚寺」

写真:さとちん

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山門をくぐると、もう、そこは別世界。凛とした美しさの竹林の下に並ぶお地蔵様。緑と赤のコントラストに目を奪われます。

住宅街の癒しスポット「正覚寺」

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ここが横浜とは信じられないくらい緑に囲まれた参道。初夏の青紅葉もまぶしく、心を癒してくれます。

様々なご利益のある「正覚寺」

様々なご利益のある「正覚寺」

写真:さとちん

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参道を抜けると見えてくる小さな池には、初夏ともなると可憐な睡蓮の花が咲き、訪れる人の目を楽しませます。ときには気持ちよさそうに泳ぐカルガモの姿も。

様々なご利益のある「正覚寺」

写真:さとちん

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池を過ぎると右手に見えるのが本堂です。まずはこちらに参拝しましょう。
本尊は智彗明瞭、学徳増進、記憶力増進の功徳のある虚空蔵菩薩。関西では広く信仰されていますが、関東では珍しい仏様です。こちらでは13歳になった子どもが虚空蔵菩薩をお参りして、福徳と知恵と健康を授かる「十三参り」も行っています。関東で「十三参り」の御祈祷をしていただけるお寺は大変貴重なんですよ。

通常は3月か4月に行う行事ですが、それ以外の月でも対応していただけます。希望する場合は事前予約が必要となります。

また、脇本尊は病気を治し健康を授けてくれる薬師瑠璃光如来。様々なウィルスや病気から守ってもらえるよう、ぜひお参りしていきましょうね。

様々なご利益のある「正覚寺」

写真:さとちん

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境内には山王日吉神社も鎮座し、大鷲大明神と合わせて祀られています。そのため、毎年「二の酉」の日には酉の市が開催され、熊手を求めて多くの参拝客が訪れます。

花の寺と呼ばれている「正覚寺」

花の寺と呼ばれている「正覚寺」

写真:さとちん

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様々な御利益を授けていただける「正覚寺」ですが、1年中季節の花が境内を彩り、近隣の人たちからは「花の寺」と呼ばれ、親しまれています。特に美しいのが紫陽花と花菖蒲が咲く初夏。色とりどりの花菖蒲を囲むように紫陽花が咲いています。

紫陽花や花菖蒲と鐘楼堂を一緒にカメラに収めるのが人気の構図。スマホや本格的な一眼レフカメラを持った人まで、自分だけの1枚を狙ってシャッターを切っています。

花の寺と呼ばれている「正覚寺」

写真:さとちん

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鐘楼堂のまわりだけでなく、丘陵部の斜面にもたくさんの紫陽花が咲いているので、そちらもお見逃しなく。まるで紫陽花の壁のようですよ。

花の寺と呼ばれている「正覚寺」

写真:さとちん

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紫陽花と一緒に菖蒲やツツジ、睡蓮も楽しむことができる初夏の正覚寺が一番人気ですが、秋の紅葉や冬の雪景色の正覚寺も趣があって癒されます。

自然に癒され、様々な御利益もいただける「正覚寺」は、都筑区のパワースポットです。

<天台宗長窪山正覚寺の基本情報>
住所:神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎東3-12-1
電話番号:045-942-3059(9:00〜17:00)
アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインのセンター南駅から徒歩5分

あじさいが密!「大熊川あじさい緑道」

あじさいが密!「大熊川あじさい緑道」

写真:さとちん

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次に紹介するのは穴場中の穴場。
センター南駅から横浜方面に1駅の仲町台駅から歩いて15分強。東方農業専用地区を流れる大熊川沿いの「大熊川あじさい緑道」です。新道下橋から堀込橋のあいだ約600メートルに渡り、鮮やかな紫陽花が続きます。

あじさいが密!「大熊川あじさい緑道」

写真:さとちん

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手前に川があるので近くに寄ることはできませんが、びっしりと咲く紫陽花は見ごたえあり!
写真を撮りたい人は望遠レンズを忘れずに持っていきましょう。

あじさいが密!「大熊川あじさい緑道」

写真:さとちん

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新道下橋、堀込橋からは、少し間近で見ることができますが、紫陽花の植えられている場所は私有地となりますので立入禁止です!注意してくださいね。

関連MEMO欄にリンクしている「都筑区水と緑の散策マップ」の「Kコース:都筑の原風景をめぐり、あじさい緑道を歩くコース仲町台駅〜仲町台駅」の地図を見ながら出かけると良いでしょう。Kコースは折本農業専用地区と東方農業専用地区を通るコース。横浜にこんなところがまだ残っているのかと、きっと驚きますよ。「大熊川あじさい緑道」の近くにある、「JA横浜北メルカートきた」では新鮮な野菜を購入できるので、お土産にオススメです。

自然に囲まれた港北ニュータウン

自然に囲まれた港北ニュータウン

写真:さとちん

写真は東方農業専用地区。横浜と言うと港町のイメージがあると思いますが、横浜市北部は丘の横浜とも言われ、のどかな横浜の原風景が残っています。こんな横浜を歩いてみるのも楽しいですよ。

自然に囲まれた港北ニュータウン

写真:さとちん

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都筑区の公園を結ぶ約15kmの緑道は、都筑区の住宅地「港北ニュータウン」を囲んでいます。関連MEMOの「都筑区水と緑の散策マップ」には、大熊川あじさい緑道を通るコース以外にも、全部で15の散策コースが紹介されています。休日のプチトリップにピッタリです!

自然に囲まれた港北ニュータウン

写真:さとちん

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センター南駅までは、横浜市営地下鉄ブルーラインに乗って横浜駅から約20分。駅前にはショッピングモールがあり、買い物も楽しめます。

映画やドラマのロケもよく行われているので、憧れの芸能人に出会えるかも!

紫陽花の見頃は6月中旬から7月上旬

横浜市都筑区にある穴場紫陽花スポット。紫陽花だけでなく散歩やショッピングも楽しめ、映画館もあるので、朝から夜まで1日いても退屈することはありません。+αの楽しみ方ができる紫陽花スポットに訪れてみませんか?

2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/10−2020/05/27 訪問

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