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写真:宮坂 大智
地図を見る南寮は澎湖にある小さな農村に過ぎませんが、ビーチに流れ着く漂着ゴミを活用したアートや、昔ながらの農村風景を味わえる村として、ここ数年で人気の観光地になりました。
村の中には、漂着ゴミのなかでも特に目立つ漁業用の浮き玉を活用した作品や、農村ならではの風景が点在します。また、農村体験ツアーを開催している際は、牛車が闊歩する姿を見ることもできます。
徒歩で一周できる村の中には、復元されたカマドや、サンゴ石で建造された伝統的な家屋、カラフルな浮き玉でいっぱいの場所など、澎湖の昔の暮らしを感じられるスポットだけでなく、写真映えするスポットもたくさんあります。
写真:宮坂 大智
地図を見る南寮の村に入って真っ先に目に入る煙突の正体は、魚を茹でるためのカマドです。レンガでできたカマドは近代化と共に使われなくなり、今では希少な存在となりました。
澎湖の冬は海が荒れやすく食料が少なくなります。そのため、かつては夏の間に獲った魚を茹でてから干して保存食にしていました。カマドはそのためには必要不可欠なもので、昔の澎湖の人々の命をつなぐための大切なものでした。南寮にあるカマドは修復したもので実際に使用することもできます。
写真:宮坂 大智
地図を見る美しいマジョリカタイルがふんだんに使われた古民家は、文化局の手によって修復された澎湖の伝統家屋です。外観を見るだけでも十分楽しめますが、開館している時は中を見学することもできます。古民家の内部には子どもが行う「小法(シャオファー)」という澎湖の伝統的な宗教儀式の資料が陳列されています。
写真:宮坂 大智
地図を見る南寮の村の奥の方には、サンゴ石で作られた古民家群が残されています。昔ながらのものがそのまま残されている家もあれば、修復された古民家もあります。強風から身を隠すための狭い路地は当時のままの狭さなので、まるでタイムスリップしたかのような気分になれます。
南寮の村には至るところに漂着ゴミの浮き玉を使ったアートが飾られていますが、その際たる場所が「浮標秘境」と呼ばれているこの場所です。元々はこの村のおじいさんがアート作品に生まれ変わらせるために収集して干していただけなのですが、写真映えするということで密かに話題となり、今では人気の観光地になっています。
南寮には、すぐそばの畑で採れる有機野菜を使ったオーガニックカフェもあります。ご主人はなんとこの村の元村長さん。現在は野菜がメインですが、養蜂やキノコ栽培など、これまで澎湖で行われていなかった新しいことにも次々にチャレンジされています。
一番人気の定食は事前予約が必要ですが、澎湖の海と南寮の畑で採れた野菜が盛りだくさんなのでぜひ味わいたい逸品です。なお、予約なしでも澎湖名物のイカにゅうめんなどのメニューはお召し上がりいただけます。
南寮から5分ほど車で北に行くと、潮が引いた時にだけ海から道が現れる「トンボロ現象」で有名なモーセの道(摩西分海)がある北寮に着きます。トンボロ現象が見られる時間は毎日異なりますが、モーセの道を見学する前後に南寮に来ると効率的に観光できるので、セットで訪れるのがおすすめですよ。
住所:澎湖県湖西郷南寮
アクセス:
公車総站でバス「媽宮.湖西線」に乗車し「南寮社区站」で下車
公車総站でバス「緑線-龍門線」に乗車し「南寮保寧宮站」で下車
公車総站でバス「緑線-尖山線」に乗車し「南寮上站」または「南寮西站」で下車
公車総站でバス「緑線-北寮線」に乗車し「南寮保寧宮站」で下車
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2022/7/2更新)
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