日本の反対側!パラグアイの首都アスンシオンで訪れるべきお薦め名所

日本の反対側!パラグアイの首都アスンシオンで訪れるべきお薦め名所

更新日:2020/06/14 15:25

大川原 明のプロフィール写真 大川原 明 旅行ジャーナリスト(ライター)
日本の反対側に位置する南米の1国パラグアイ。日本人には馴染みが薄い国ですが、他の南米諸国と同様に日本人移住者が多く、日本人・日系人合わせて8000人程がパラグアイに居住しています。首都はアスンシオンで、都市の人口は約53万人、都市圏人口は200万人の都市です。旧市街にはスペイン植民地時代のコロニアル建築が多く残り、風情があります。今回は、そんなアスンシオンで訪れるべきお薦め名所を紹介します。

外観美しい政府宮殿

外観美しい政府宮殿

写真:大川原 明

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旧市街で一際目立つ建物が、パラグアイ川近くに建つ政府宮殿です。19世紀後半にフランシスコ・ロペス大統領がパリのルーブル美術館を模して建てたと言われています。内部見学は不可ですが外観を見る事が出来ます。非常に見応えのある建物ですので、アスンシオン訪問の際は必ず訪れてみましょう。

外観美しい政府宮殿

写真:大川原 明

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政府宮殿のすぐそばをパラグアイ川が流れています。パラグアイ川は全長2621キロ、ラプラタ川水系パラナ川最大の支流です。海のない内陸国のパラグアイですが、河岸では人々が水着を着用して水浴びや日光浴、パラセーリングを楽しんでいます。政府宮殿を訪れたついでに訪れてみましょう。

<政府宮殿の基本情報>
住所: Paraguayo Independiente, Asuncion
電話番号:+595-21-414-0000
アクセス:旧市街英雄広場から徒歩7〜8分

英雄たちが祀られる霊廟

英雄たちが祀られる霊廟

写真:大川原 明

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政府宮殿とともに訪れていただきたいのが霊廟です。霊廟内には戦争で亡くなった英雄達やパラグアイ初代大統領カルロス・ロペスとその息子のフランシスコ・ロペスがが祀られています。フランス・パリのアンバリッドを模して造られたもので外観が美しいです。パラグアイ独立に尽力した英雄達が祀られており、パラグアイ人にとって貴重な場所となっています。

<霊廟の基本情報>
住所:Chile, Asuncion
営業時間:月曜日〜土曜日6:00〜16:00 日曜日6:00〜10:00
定休日:なし
入場料:なし
アクセス:旧市街英雄広場横

独立の家博物館

独立の家博物館

写真:大川原 明

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パラグアイがスペインからの独立を宣言したのは南米で1番最初となる1811年5月です。現在、独立の家博物館として公開されているコロニアル風の建物は、1722年に建設され、1811年の独立宣言の場所にもなった歴史的にも重要な建物です。パラグアイ第2代大統領フランシスコ・ロペスの邸宅としても使用されていました。内部には当時の家具や絵画、衣服、調度品が展示されています。

<独立の家博物館の基本情報>
住所:Pdte Franco, Asuncion
電話番号:+595-21-493-918
営業時間:月曜日〜金曜日8:00〜18:00 土曜日8:00〜13:00
定休日:日曜日
入場料:なし
アクセス:旧市街英雄広場から徒歩5〜6分

鉄道歴史博物館

鉄道歴史博物館

写真:大川原 明

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かつて使用されていた鉄道駅駅舎を利用した鉄道博物館。パラグアイに鉄道が敷設されたのが1861年。機関車は全て英国製。当時のパラグアイでは燃料となる石炭を産しておらず輸入も難しかったため、当時としては珍しい薪で動く機関車が導入されました。

1990年代に入り、車両の老朽化の進行と線路の補修がままならなくなり、時速20キロ以上の速度が出せなりました。更に自動車普及により、2000年代に入り、パラグアイ国内全線の旅客列車の運行は中止に。現在、パラグアイ国内で運行しているのは、アスンシオンと近郊の間を往復する観光列車のみです。

鉄道歴史博物館

写真:大川原 明

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博物館内には、パラグアイ最古の蒸気機関車両の他、開業時から晩年にいたるまで使用されていた乗車券印刷機や時計、通信機器、電話などが展示されており、鉄道マニアには特に嬉しい博物館です。内部撮影も可能ですので、是非とも、パラグアイ最古の車両と記念撮影を撮るとよいでしょう。

<鉄道歴史博物館の基本情報>
住所:E.Ayala,Asuncion
電話番号:+595-21-446-789
営業時間:8:00〜18:00
定休日:土曜日、日曜日
入場料:10000グアラニー
アクセス:旧市街英雄広場から徒歩5〜6分

旧市街のお薦めレストラン「Lido Bar」

旧市街のお薦めレストラン「Lido Bar」

写真:大川原 明

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アスシオン旧市街でお薦めのレストランが英雄広場近くにある「Lido Bar」。町の庶民的な食堂といった雰囲気で、カウンター席とテラス席が用意されています。地元の人々にも人気のお店で味は上出来です。英語のメニューも用意されていますので、スペイン語が出来ない方にも安心して注文できます。

旧市街のお薦めレストラン「Lido Bar」

写真:大川原 明

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肉料理、魚料理からパスタなどの軽食からデザートまで揃えておりメニューは豊富です。ここでのお薦めは「CALDO DE PESCADO」と呼ばれる魚のスープ(上記写真)です。淡水魚を入れた少し酸味のあるスープですが非常に美味です。スペイン発祥で中南米でもよく食されるエンパナーダも10種類以上用意されているので、一緒に注文してみましょう。

<Lido Barの基本情報>
住所:Palma y Chile,Asuncion
電話番号:+595-21-446-171
営業時間:日曜日〜木曜日6:30〜深夜1:30 金曜日、土曜日6:30〜深夜2:00
定休日:なし
アクセス:旧市街英雄広場そば

アスシオンおすすめ名所まとめ

いかがでしたか?日本の反対側にある国パラグアイ。日本人にあまり知られていない国ですが、実は日本人移住者や日系人が多くいる国です。首都のアスシオンは同国最大都市でスペイン植民地時代の雰囲気も残る都市。治安が悪いとされる南米他国の首都よりも治安良好で、安心して観光が出来るでしょう。

2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/06/23−2019/06/27 訪問

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