写真:Happy ブンブン
地図を見る堂ヶ島には天窓洞や三四郎島などを船から見る事ができる遊覧船が出ています。写真はその遊覧船から撮影した今回紹介する「繭二梁」です。伊豆半島は2018年に「ユネスコ世界ジオパーク」に認定され、「繭二梁」は同じ年に誕生しました。
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地図を見る「繭二梁」と言う変わった施設名は、古民家の「梁」を移築して建てられて、建物が2棟に分かれていることから二梁。そして、繭の中に籠っていたくなるような居心地の良い施設になるようにと名付けられました。白い建物の重厚な扉を開ければまさに繭の中です。
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地図を見るロビーには重厚な椅子などが置かれていて高級感がありますが、チェックインは「セカンドルーム」で行います。部屋に案内されるとロビーには来る機会がありませんが、ここには1脚100万以上もする椅子もあるので、時間があったらぜひ座ってみて下さい。
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地図を見る最初に案内される「セカンドルーム」は3階に2室と2階に4室が用意され、紹介するのは2階の「沙」という部屋です。大きなテーブルが有り、ここで食事を頂きます。
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地図を見るこの部屋は夕日が一番きれいに見える部屋で、窓際には寝転がる事もできるスペースが用意されています、窓からは伊豆の松島とも呼ばれる「堂ヶ島」の絶景が広がります。
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地図を見るこの日は雲が掛かって、海が赤く染まる夕陽は残念ながら見られませんでしたが、空と海が紺碧のに染まっていく堂ヶ島の景色が広がりました。天気が良くなくても、ここからの景色は絶品です。
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地図を見る「セカンドルーム」で寛いだ後は、いよいよ主室である「メインルーム」に移動します。この部屋は「紺碧」で、角部屋となっています。重厚なソファーやスタンドの向うは堂ヶ島を一望できるテラスと源泉かけ流しの温泉露天風呂が待っています。
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地図を見る開放感のある高い天井には、施設の名前にもなっている立派な梁があります。ベッドは日本の旅館で初の導入の高級家具ブランド「Bleu nature」。白い壁は繭を連想させる美しい細工もされ、心地よく休む事ができます。
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地図を見るテラスに設えられた露天風呂は大きなサイズで、二人でも余裕の広さとなっています。源泉かけ流しの温泉はカルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉で、pH8.8の弱アルカリ性。世界遺産に認定された「ユネスコ世界ジオパーク」の景色と共に堪能して下さい。
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地図を見る夕食はフランス料理のフルコースに和のテイストを加味した「フレンチ懐石」を2時間掛けてゆっくりと頂きます。最初に紹介する一品はフレンチではなく、和の代表で金目鯛やホウボウなどの高級魚のお造りです。味はもちろんですが、よく見るとお皿が重ねられて、下のお皿に富士山が描かれています。これは料理人が塩を使って細工した物で、富士山の他に堂ヶ島なども登場します。
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地図を見る「繭二梁」のメインディッシュは海と大地の2種類が味わえます。1品目は、海のメインディッシュで「駿河湾産伊勢海老のヴァプール」です。エビの殻を炒めて甲殻類独特の甘味とコクが堪能できるソースも絶品で、季節の野菜も加わります。
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地図を見るもう一つのメイディッシュの大地は「静岡県産ふじやま和牛フィレステーキ」をトリュフソースで頂きます。ふじやま和牛は静岡県の長泉産のブランド牛で、希少価値のあるたいへん上質なお肉です。
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地図を見る朝食は和食の料理長が腕を振るう豪華な和食が用意されます。新鮮な生野菜の後には、三段重ねにした四つのお重が運ばれてきます。写真はお重を並べた物で下の二つが上段でお漬物や豆腐、お浸しが並べられています。右側の中段は金目鯛と鮪とろろ掛けや静岡県産もち豚の角煮など地元の食材が盛り込まれます。見た目も豪華な贅沢な朝食です。
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地図を見るご飯は釜炊きで、新潟産のコシヒカリが使われています。伊勢海老のお味噌汁も並び、幸せな1日が始まります。朝食も景色の良い「セカンドルーム」なので、時間を気にせずにゆっくり楽しんで下さい。
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地図を見るチェックアウトの時間は12時なので、ゆっくりと朝風呂を楽しむ事もできますし、海により近い「セカンドルーム」で堂ヶ島の景色をゆっくりと堪能するのも悪くありません。前日とは違った堂ヶ島の風景を楽しんで下さい。
「繭二梁」は伊豆半島が世界ジオパークに認定された記念の年に生まれました。新しいタイプの高級湯宿を目指した素晴らしいコンセプトを持った施設です。海と島々が目の前の「セカンドルーム」での食事。広いリビングと源泉かけ流しの温泉露天風呂が魅力の「メインルーム」。極上の湯宿「繭二梁」は、これまでに経験のした事がない贅沢で優雅な時間を約束してくれます。忘れられない思い出を「繭二梁」で大切な人と作ってください。
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
Happy ブンブン
夫婦で中部地方の温泉宿を中心に年間40泊前後しています。団体客は取らず個人客を大切にしている落ち着ける旅館が得意です。旅館に求める物はお酒が美味しく飲める料理と客が気を使わないで済む自然な接客。あまり…
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