古墳を登って絶景スポットへ!茨城「三昧塚古墳」で遺跡散歩

古墳を登って絶景スポットへ!茨城「三昧塚古墳」で遺跡散歩

更新日:2020/07/15 10:34

服部 旅城のプロフィール写真 服部 旅城 歴史スポットライター
茨城県行方市にある「三昧塚古墳(さんまいづかこふん)」は、およそ5世紀後半につくられた前方後円墳です。古墳を登って上を歩くこともでき、霞ヶ浦の景色を眺めることができる絶景スポット。公園としても整備されており、遺跡散歩が楽しめる「三昧塚古墳」をご紹介します。

昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

「三昧塚古墳」について

「三昧塚古墳」について

写真:服部 旅城

地図を見る

「三昧塚古墳」は、霞ヶ浦沿岸の沖積地につくられた全長85mの前方後円墳です。沖積地とは、河川によって運搬された砂・礫・泥などが堆積してできた地形のこと。
後円部(円形の部分)は直径47m、高さ8m、前方部(四角形の部分)は幅36.5m、高さ6mあり、およそ5世紀後半につくられました。

「三昧塚古墳」について

写真:服部 旅城

地図を見る

「三昧塚古墳」は、昭和30年(1955年)の堤防工事で古墳の一部が壊されたことをきっかけとして発掘調査が3回行われ、平成17年(2005年)に復元整備されました。平成2年(1990年)に行方市指定史跡に指定されています。
模型が展示されているので、前方後円墳の形がよくわかります。

霞ヶ浦沿岸には古墳が多くあり、近くには権現山古墳や大日塚古墳などがあります。

古墳の上に登れる!

古墳の上に登れる!

写真:服部 旅城

地図を見る

復元にあたっては、古墳がつくられた当時の姿に復元し、墳丘表面を芝で保護・仕上げが行われました。後円部と前方部に、石段があるので古墳の上まで登ることができます。

※階段を利用し、斜面の登り下りはしないようにしましょう。

古墳の上に登れる!

写真:服部 旅城

地図を見る

古墳の上は、歩いて移動することがきます。普段は歩くことのない古墳の上は見晴らしがよく、貴重な体験ができます。後円墳頂部には、発掘調査で発見された埋葬主体部の状況図が描かれた説明版が設置されています。

古墳の上に登れる!

写真:服部 旅城

地図を見る

墳丘には円筒埴輪(はにわ)が3重にめぐらされており、後円墳頂部から約2.7m掘り下げた場所から石棺と副葬品が出土しました。

石棺には、馬形飾りのついた冠や玉類を身につけた成年男性が埋葬されており、太刀・剣・鏡・鎧なども石棺の中に置かれていました。出土した馬形飾りの金銅製馬形飾付冠(こんどうせいうまがたかざりつきかんむり)は、国指定重要文化財に指定されています。

説明版には石棺の中の様子や副葬品について描かれているので、古墳の上にいながら詳しく知ることができますよ。

古墳の上は絶景スポット!

古墳の上は絶景スポット!

写真:服部 旅城

地図を見る

「三昧塚古墳」は高さが6〜8mあり、高い建物などの遮蔽物もないので古墳の上に登ると周囲を一望できます。霞ヶ浦がよく見え、美しい景色を眺めることができる絶景スポットです!
天候が良ければ、筑波山の景色も楽しめます。

古墳の上は絶景スポット!

写真:服部 旅城

地図を見る

公園としても整備されており、芝生が一面に広がっています。休憩所もあるので古墳を見ながらゆったりと過ごすことができます。

「三昧塚古墳」は、霞ヶ浦沿岸の古墳の中でも大型の古墳であり、豪華な副葬品からも周辺の地域を支配していた人物が埋葬されていたと考えられています。また、当時の古墳文化を研究するうえでも重要な古墳です。その古墳に登って歩くことができ、絶景スポットでもある「三昧塚古墳」で遺跡散歩をぜひ楽しんでください!

三昧塚古墳(三昧塚古墳農村公園)の基本情報

住所:茨城県行方市沖洲467-1-外
駐車場:あり(無料)
アクセス:常磐自動車道「石岡小美玉スマートIC」より車で約22分

2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/07/05 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- PR -