茨城・袋田の滝で登山!大瀑布の隣にそびえる眺望の月居山へ

茨城・袋田の滝で登山!大瀑布の隣にそびえる眺望の月居山へ

更新日:2020/06/20 10:46

大木 幹郎のプロフィール写真 大木 幹郎 巨樹巨木巡礼者、低山登山者
茨城県を代表する観光名所の一つ、袋田の滝は県北西部に位置する大子町にあります。豊かな自然に包まれた大子町では、県内最高峰の八溝山をはじめ、登山を楽しめるところがたくさん。袋田の滝にも素晴らしい登山コース、月居山へ続く袋田自然研究路があります。大瀑布のある渓谷を眼下に、周囲の山岳風景を見渡せる眺望の尾根歩き。袋田の滝を起点とした月居山の登山をご案内します。

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袋田の滝トンネルから月居山への登山

袋田の滝トンネルから月居山への登山

写真:大木 幹郎

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久慈川の支流である滝川が磨き上げた美しい大渓谷。その核心部の険しい谷底にあるのが袋田の滝です。規模は高さ120メートル、幅73メートルもあり、4段の巨大な岩棚から流下。国指定名勝に相応しい、美しく壮大な景観の大瀑布です。

この景観は袋田の滝から下流、滝川に架かる吊橋からの眺め。観瀑台のある袋田の滝トンネルと登山コースを繋ぐ吊橋です。左側に見えるのが滝の真正面にある第1観瀑台。エレベーターで登る第2観瀑台では、高い位置から大瀑布の全貌を俯瞰できます。

<袋田の滝トンネルの基本情報>
所在地:茨城県久慈郡大子町大字袋田3-19
連絡先:0295-72-4036(袋田観瀑施設管理事務所)
入場料:¥300(子供¥150)
アクセス:
JR水郡線・袋田駅から徒歩で約40分
東北道・矢板ICから車で約70分
常磐道・那珂ICから車で約60分

袋田の滝トンネルから月居山への登山

写真:大木 幹郎

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町営無料第1駐車場から望む月居山の姿。袋田の滝から南側にそびえる双峰の山で、北峰(左)が前山、山頂の南峰(右)が後ろ山と呼ばれる標高404メートルの山です。尾根と山麓には袋田自然研究路が整備。眺望の尾根歩きを楽しめる山で、生瀬滝の観瀑台や月居観音堂などの見所もあります。

ご案内する登山コースは、袋田の滝トンネルから吊橋を渡り袋田自然研究路へ。前山を経て山頂まで登り、西山麓にある七曲りまで下山します。トンネルから先、山中の移動は約2時間。袋田の滝の観賞と併せた日帰り登山を楽しめるコースです。

袋田の滝トンネルから月居山への登山

写真:大木 幹郎

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袋田の滝トンネルまでは、袋田駅から徒歩約40分、町営無料第1駐車場からは約15分。2つの観瀑台からの絶景に満足できたら、月居山の登山へ向かいましょう。

この鉄階段は月居山の登山コース、袋田自然研究路の入口。はじめから急登です。第1観瀑台の約40メートル手前にある分岐から約5分。吊橋を渡って道なりに進んだ先にあります。

登山コース案内〜生瀬滝の観瀑台

登山コース案内〜生瀬滝の観瀑台

写真:大木 幹郎

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鉄階段から先の袋田自然研究路は、月居山の前山に向かって尾根上を登っていきます。左手に天狗岩と呼ばれる大岩がある地点で鉄階段は終わり。その少し先では、袋田の滝の最上部を見下ろすことができます。

登山コース案内〜生瀬滝の観瀑台

写真:大木 幹郎

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鉄階段の入口から約20分。石の階段が続く尾根道の途中に、生瀬滝の観瀑台があります。標識のある尾根上の分岐点から、この観瀑台まで往復5分ほど。袋田の滝の上流に位置する生瀬滝を遠望できます。

登山コース案内〜生瀬滝の観瀑台

写真:大木 幹郎

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観瀑台から望む生瀬滝。渓谷の奥地に幽玄と佇む滝で、袋田の滝と同じく国指定名勝の優れた景観。周囲は豊かな広葉樹林に包まれているため、新緑と紅葉の時期は特に渓谷美が極まることでしょう。

登山コース案内〜月居山の前山

登山コース案内〜月居山の前山

写真:大木 幹郎

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月居山は短時間で登れる山でも、一部に険しい区間があります。鉄階段と前山の区間に長く続く、この急な石段の尾根道。他には山頂(後ろ山)直下にあるロープの張られた急坂など。観光地の延長線上と油断せず、安全のため軽装でも登山の装いで入山しましょう。

登山コース案内〜月居山の前山

写真:大木 幹郎

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生瀬滝の観瀑台から約20分。石段の尾根道の途中に素晴らしい展望地があります。北側の展望は、標高406メートルの生瀬富士の鋭い山体。麓には商店街や、断崖に面した袋田の滝の観瀑台(右下)も見えます。また、東側には太平洋側に向かって続く広大な山並みを見渡せます。

登山コース案内〜月居山の前山

写真:大木 幹郎

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先ほどの生瀬富士の展望地から約10分の登りで、月居山の前山に着きます。ここは広く気持ちの良い場所で、ベンチもあるため休憩に最適。木々の合間から袋田の町並みが見えます。

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登山コース案内〜月居山の山頂(後ろ山)

登山コース案内〜月居山の山頂(後ろ山)

写真:大木 幹郎

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月居山の前山から先は、山頂の後ろ山との鞍部に下っていきます。約5分ほどの下りで、鞍部の少し手前にある月居観音堂へ到着。このお堂は、廃寺となっていた月居山光明寺の観音堂を再建したもの。堂内には御本尊の聖観世音菩薩像が安置されています。

登山コース案内〜月居山の山頂(後ろ山)

写真:大木 幹郎

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月居観音堂にはぜひお参りを。お堂の正面は素晴らしい展望台にもなっています。中央に見える大きな建物は、袋田温泉の思い出浪漫館。日帰り入浴ができるので、下山後に汗を流していくのもお勧めです。

登山コース案内〜月居山の山頂(後ろ山)

写真:大木 幹郎

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観音堂から約5分、前山と山頂の鞍部にある分岐点に着きます。途中で石塔や鐘楼の建つ光明寺跡を通過。標識のある分岐点から山頂までの登りは約15分。山頂の手前には、ロープの張られた急坂があるので足元にご注意を。

石碑の建つ展望の山頂は月居城跡でもあります。佐竹氏の重臣である野内氏の居城でしたが、慶長7年(1602)に佐竹氏の秋田移封に野内氏も随行し廃城となりました。

登山コース案内〜山頂から七曲りへ下山

登山コース案内〜山頂から七曲りへ下山

写真:大木 幹郎

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月居山の山頂、後ろ山から下山の開始。まずはこの前山との鞍部にある分岐まで戻ってきます。約10分。分岐からは標識に「袋田駅・滝本」と指す西に伸びる道を下ります(右奥)。

登山コース案内〜山頂から七曲りへ下山

写真:大木 幹郎

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山頂鞍部の分岐から約5分で、袋田自然研究路の案内板がある分岐に出ます。案内板から見て右(南)へ進み、旧県道を経て七曲り登山道で下山します。

なお、案内板から見て左(北)は袋田自然研究路のコース。前山の西山麓を通り滝川の左岸へ出ます。約30分でお店の多い滝見橋のあたりへ戻れるので、食事と買い物をしたい人はこのコースでの下山がお勧め。滝味の宿豊年万作では日帰り入浴ができます。

登山コース案内〜山頂から七曲りへ下山

写真:大木 幹郎

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袋田自然研究路との分岐から約10分で旧県道と合流。旧県道を5分ほど進むと右手に七曲り登山道の入口があります。

七曲り登山道を10分ほど下れば、県道の見返橋に近い位置にある道路へ出て下山完了。そこから町営無料第1駐車場まで約5分。袋田駅まで約30分です。

袋田の滝は登山も楽しめる名勝

月居山は袋田の滝トンネルから約2時間ほどで登りきれる低山。袋田の町並みや周囲の山岳風景を見渡せる、眺望の尾根歩きを楽しめます。道中には生瀬滝の観瀑台や月居観音堂などの見所も。健脚の方には月居山から先、男体山への縦走などもお勧めです。袋田の滝では登山も楽しんでみませんか。

最後に以下、移動時間のまとめと補足情報です。

<移動時間まとめ>
袋田駅−(25)−町営第1駐車場−(15)−袋田の滝トンネル−(5)−袋田の滝観瀑台−(5)−鉄階段−(20)−生瀬滝観瀑台−(30)−前山−(5)−観音堂−(5)−分岐・鞍部−(15)−月居山−(10)−分岐・鞍部−(5)−分岐・自然研究路−(15)−七曲り−(15)−町営第1駐車場−(25)−袋田駅(合計3時間15分)

<補足・登山適期>
ベストシーズンは新緑の5月〜6月、紅葉の11月。登山道に降雪や凍結のある12月下旬〜3月上旬は避けたほうが安全です。

<補足・服装の注意>
月居山の袋田自然研究路は一部に険しい区間のある登山コースです。安全のため靴は登山靴など安定して歩けるもので入山してください。

2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2020/03/25 訪問

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