写真:牡丹餅 あんこ
地図を見るたくさんの木々に囲まれた敷地には、さまざまな古民家が建っており、中央に位置する母屋がお食事処になっています。
黒茶屋の「黒茶」とは、「お茶」のことではなく、店内の柱や鴨居、そして調度品が「黒茶色」になっていることからその名がつけられたと言います。「黒茶屋」という名前を聞くと峠茶屋的なお店なのかな?と、思いがちですが、趣のある素敵なお食事処なのです。
ゆったりと流れる秋川渓谷を眺めながらのお食事は、しっとりとした大人時間を堪能することができます。
竹で編まれたカゴを開けると、美味しそうなお料理が入っています。山菜を中心とした前菜盛りは一つ一つ丁寧に調理されており、目にも楽しい盛り付けになっているので、食欲が増進しちゃいます。そして肝心なお料理の美味しさは、箸を持つ手が止まらなくなるほど。
窓から見える秋川渓谷を眺めながら、自然豊かな山菜料理を食べていると、すっかりここが東京だということを忘れてしまいます。
また、この画像の右横にあるお料理は、黒茶屋名物の「勾玉(まがたま)豆腐」といい、カシューナッツでできた豆腐にお出汁のジュレがかかっています。こちらは料理長が一押しするだけある美味しさです!!
実はこのカシューナッツ豆腐を作るのはとても手間がかかって難しいんです。そのお豆腐をこんなに美味しく作れるのは、料理長の腕がいい証ですよ〜。まずはこのお豆腐の味をじっくり味わってみてくださいね☆
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る朴葉の上で焼けるお肉の香りが香ばしく、焼きあがるのが待ち遠しくなります。しかし、ここはしっかり火が通るまでガマンしましょう。
このお肉の下に敷いてある朴葉ですが、直火なのに燃えにくいのが不思議ですよね?
朴葉は香りを楽しむと言うより、昔から耐熱性のあるお皿的に使われていたと言う説もあります。使用する時にお水によく浸してから使うと燃えにくいんだそうです。普通に網で焼くと、単なる焼肉になってしまう所を、この朴葉の香りと肉汁、そして味噌と混ざり合うことで、お肉が美味しいお料理になって行くのです。
さて、お肉が焼けたら熱々を召し上がれ〜……お腹が鳴ってきちゃいましたか?(笑)
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る黒茶屋の敷地には、素敵な雑貨屋さんやお土産屋さんなどが点在しています。懐かしさあふれる素朴なお菓子や、手作りの和小物などが売っているお土産店の他に、ギャラリーが併設されている茶房や、川の流れる音を聞きながらお茶が飲めるテラスもあり、お食事じゃなくても、ふらっと寄ることができます。
その他に黒茶屋にある水車は、明治30年頃に五日市町で使われていたものを移築したもので、水受が32枚もあることから、関東一大きな水車と言われているそう。黒茶屋に行ったら大きな水車を探してみてくださいね☆
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る入り口の付近にあるお店では、黒茶屋の人気料理をお土産で持って帰ることができます。もちろん先ほどご紹介した「勾玉豆腐」や「川魚の塩焼き」そして、手作りの「おやき」もテイクアウトできます。勾玉豆腐を食べた客さんの大半がお土産に購入して帰っているだけあり、あっという間に売り切れてしまいます。特に休日は先に予約してからお食事に行くことをおススメしますが、味が分からないと購入しづらいですよね……?
ですが、心配ご無用!!実は勾玉豆腐の試食が店先に置いてあるんです♪
プルッ!!ツルッ!!っと口に入ってあっという間にいなくなってしまう勾玉豆腐ですが、口の中でまったりとしたコクが残って美味しい一品です☆ 買って帰って主人に食べさせたい〜!!とか、お子さんのおやつにいいかも!!と、思ったら、先にご予約しちゃいましょう♪
東京とは思えないほどの素晴らしい自然あふれるあきる野には、温泉や宿泊施設もあります。あるあきる野は、東京にご旅行の際、そして外国からのお客様をお迎えする時などにもおススメのスポット!!
都心のオシャレなお店を選ばれる方も多いとおもいますが、あきる野市には「黒茶屋」という素敵なお店と美しい秋川渓谷があることをお忘れなく〜☆
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この記事を書いたナビゲーター
牡丹餅 あんこ
いらっしゃいませ、牡丹餅 あんこです。フリーライター(たまにイラストレーター)として、雑誌やWebで執筆。現在はグルメ・旅の撮影や執筆、取材を中心にお仕事をしています。得意エリアは中央線沿線、中央高速…
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(2025/2/11更新)
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