写真:土庄 雄平
地図を見る「ぎゃらりぃかふぇ華野」が位置しているのは、愛知県の尾張旭市。基本的に住宅街が大部分を占めており、観光要素には乏しいエリアです。お店の近くまで来ても、一見、古民家などある雰囲気には思えないのですが、突如として築70年になる一軒の古民家が現れます。
写真:土庄 雄平
地図を見る家屋は木々で囲まれており、外からはその全容を掴めませんが、お店に近づいていくと、ひっそりとした趣のある日本家屋が。どこか隠れ家的な雰囲気にワクワクしますね!
写真:土庄 雄平
地図を見るお店の中に入れば、かつて土間だった空間が改装され、おしゃれな座敷席が用意されています。中でもお庭を見渡せる窓際がオススメ!
どこか懐かしさを感じさせる一方、しっかりと綺麗に改装されており、赤色の絨毯がフォーマルな印象。
写真:土庄 雄平
地図を見るその一方でカウンター側には、ヨーロピアンな椅子やレトロな鏡面台も!一見、日本家屋に相容れないようにも見えるのですが、不思議と馴染んでいるのが驚きです。
この辺りにオーナーさんのセンスの良さが表れています。日本の古民家らしい落ち着きと、ちょっと緊張する社交場ような、絶妙な和モダンの空間が演出されています。
写真:土庄 雄平
地図を見るそんな趣深い「ぎゃらりぃかふぇ華野」ですが、その魅力は雰囲気の素晴らしさだけではありません。実はランチで食べられる「華野御膳」がお洒落かつ絶品だと話題で、特に休日は予約をしないと食べられない人気ぶり!
デザートを付ければ「華野御膳」は三膳に分けて食事が運ばれ、その都度見た目と味覚を楽しめる内容になっているのがポイントです。
まず一膳目は、彩りを重視し、丁寧に作られた4種のお惣菜セット。窯業が盛んな愛知らしい華やかな瀬戸焼の器が目を引き、まさに芸術作品のよう。食べるのが勿体無い美しさですね!
写真:土庄 雄平
地図を見るそして二段目にはマグロのお刺身とご飯・味噌汁という、シンプルながらあまり見ない組み合わせになっています。実は、このマグロ、隣に添えられているのは、ワサビではなくアボガドディップ!
アボガドがマグロに絡むことで、旨味が絶妙に引き立ち、一切れで、ご飯一杯いけてしまうと話題の美味しさ。「華野御膳」の定番ながらメインとなっているメニューです。
写真:土庄 雄平
地図を見るそして最後のデザートは、手作り寒天!黒蜜か抹茶蜜から選ぶことが可能です。これが今まで食べてきた、あっさりとした和食の〆にもってこいな、サラリとした美味しさ。
口の中でホロホロと溶けていく食感が心地よく、心地よい甘さが舌の上に残っていきます。どこか懐かしいホッと一息つける美味しさです。
写真:土庄 雄平
地図を見る素晴らしい古民家の雰囲気と、美味しい食事にほっこりしたら、お店を後にする前に少し覗いて欲しいのが、カフェの離れに設けられたギャラリールームです。
こちらは先ほどとは対照的!完全にヨーロピアンテイストに纏められた部屋となっています。
写真:土庄 雄平
地図を見る白基調の部屋には、いくつも可愛らしい食器が置かれているため、思わず目を奪われてしまうでしょう!
「ぎゃらりぃかふぇ華野」は、まさに日本的な要素と、異国情緒の漂う要素、その二つの顔を持ち、ミュージアムのような側面も有しています。
やはり古民家カフェは、オーナーの個性や遊び心が見えるのが面白いですね。
写真:土庄 雄平
地図を見る都会ばかりで見所が少ないと思われがちな、愛知県の尾張地区。しかし、実は町中に面白い発見ができることも多く、こんなところにこんな歴史が!?と感じる場面にも出くわします。
今回紹介した「ぎゃらりぃかふぇ華野」をはじめとして、尾張近郊の古民家カフェがその代表格!まさに生きる愛知の歴史です。ぜひ一度、このお店をはじめとした愛知県の古民家カフェを巡ってみてはいかがでしょうか?
住所:愛知県尾張旭市渋川町3丁目6-15
営業時間:10時〜21時
定休日:火曜日
電話番号:0561-54-6607
アクセス:名鉄瀬戸線・印場駅から徒歩5分、名古屋ICから車で15分
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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