写真:カノオミツヒサ
地図を見る「いそね」の最寄り駅はJR内房線の大貫駅で、東京駅から1時間50分ほど。駅からお店までは、海に向かって徒歩10分です。お車の場合は東京湾アクアラインから館山自動車道の君津ICを利用し、20分ほどで到着します。
「いそね」が創業したのは45年ほど前。当時は大貫駅近くにありましたが、25年ほど前に、海岸に面した現在の場所に移転されました。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る店内はとても明るく、カウンターと小上がりのスペースがあります。「祖父は水産の仲買人。父親が始めたお店を今は自分が切り盛りしています」と語るのは、2代目のご主人。味はもちろんのこと、お客様一人一人に気を配る丁寧な対応を心掛けられており、それが店内の良い雰囲気につながっています。おひとりさまから家族連れまで入りやすく、地元のみならず観光客にもリピーターが多いことから、人気の高さがうかがえます。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る「いそね」でおすすめの「はかりめ二色丼」です。定番のはかりめ丼は、甘辛のタレが食欲をそそるしっかりとした味わい。一方、珍しいのは白煮で爽やかに仕上げたレモン風味のはかりめ丼。酢飯の上に、大葉、海苔、ショウガが敷かれ、はかりめと共にサッパリと頂くことができます。
写真:カノオミツヒサ
地図を見るまた、「はかりめひつまぶし」も人気メニューです。食べ方として、まずは甘辛のタレがしみ込んだはかりめ丼を頂きましょう。さらにネギやワサビをトッピングすると、スッキリとした味わいに。
写真:カノオミツヒサ
地図を見るシメは特製だしをかけたお茶漬け。奥深いながらもサッパリとした食感で、最後まで箸が止まらなくなること必至です。柔らかくてフワフワのはかりめを、お好みの味で召し上がってみてください。
写真:カノオミツヒサ
地図を見るこちらはデザート付きの「レディースセット」です。メインは海鮮丼・天丼・はかりめ丼から選ぶことができます。ご要望があれば、はかりめ天丼(写真)も注文可能です。
はかりめの脂肪分はウナギの半分で、免疫力を高めるビタミンA、脂質の酸化防止に役立つビタミンEが豊富。健康に気を配りながら、美味しいものが食べたい女性には特におすすめです。
季節のデザート(週替わり)は、2代目の奥様が担当。ご夫婦の愛情がこめられているメニューは、地元の奥様たちから人気を集めています。栄養たっぷりで幸せな気分になれるお料理を、ぜひご堪能ください。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る「いそね」を訪問する際、あわせて見て頂きたいのがお店の正面に立つ「弟橘媛(オトタチバナヒメ)」の像。弟橘媛は日本武尊(ヤマトタケル)の妃で、『日本書紀』や『古事記』に登場します。
伝説によるとその昔、日本武尊が率いる一行は東国遠征の途中、三浦半島で大嵐にあいました。房総半島へ進むことができないなか、弟橘媛は海の神の怒りを鎮めるために自ら身を捧げました。すると嵐はおさまり、一行は無事に海(東京湾)を渡ることができました。
写真:カノオミツヒサ
地図を見るたどり着いた海岸には、弟橘媛の衣が流れ着いていました。このことから、布が流れ着いた津「布流津(ふるつ)」と呼ばれるようになり、「富津(ふっつ)」の名の由来となっています。
夫婦の愛情や富津の歴史にふれつつ、当地が誇る極上のはかりめが頂ける「いそね」。はかりめの旬は6〜8月ですので、時期を合わせてお出かけしてみてはいかがでしょうか?
みなさまもぜひ、新鮮な海の幸に舌鼓を打ってみてください。
住所:千葉県富津市岩瀬993-4
電話番号:0439-65-3535
アクセス:JR内房線・大貫駅から徒歩10分
2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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